アナ・ウィンターも選ぶ定番デザインのカーディガンこそが、大人のマストアイテム。これからの季節、アナも愛用のベージュが華やかかつフレッシュな印象。

今回は、「ベージュカーディガン」のコーディネートを4つ、女優・モデルとして活躍している中村アンさんの着こなしでご紹介します。

繊細な色味がエレガンスを授ける「ベージュカーディガン」コーデ4選

ワードローブを支える定番色のベージュですが、春に向かうこの時期には、軽やかな素材が生む繊細で明るいベージュトーンがおすすめです。ピンクみや光沢・透け感のある上品ベージュのカーディガンで、装いをみずみずしくエレガントに更新して。

■1:繊細なカーディガンで、ワントーンスタイルがいっそうリュクスに輝く

アウター_11,大人コーデ_10
カーディガン¥170,000・ワンピース¥350,000・バッグ¥390,000・靴¥115,000(クリスチャン ディオール〈ディオール〉

短めの袖とすっきりしたフォルムが、軽やかでバランスのいいスタイルに導いて。エアリーなカシミヤ素材は、春に向かう今の時期に格別の心地よさです。メゾンのアイコン、BEEの刺しゅうが右裾にさりげなく。

気品漂うアイボリーのワンピースとともに、洗練のワントーンに。遠目でも美しいフィット&フレアのシルエットにだれもが魅了されます。

■2:肩がけスタイルで際立つ、ベージュカーディガンの理知的なたたずまい

アウター_12,大人コーデ_11
カーディガン¥31,000(スローン)、ワンピース¥53,000(三喜商事〈マレーラ〉)、ネックレス¥505,000・ピアス¥598,000(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ¥170,000(ピエール アルディ 東京)

艶を抑えた風合いとやや余裕のあるシルエットが、今のムードを香らせる人気定番です。18ゲージのシルクを使った、トップ染めのニュアンスベージュが春気分を誘います。

アナのお気に入り、カーディガン×ワンピースの組み合わせを、ベーシックな色使いで優雅かつノーブルに。肩がけスタイルの着こなしが、ベージュの聡明な印象をより高めて。

■3:永遠の美人配色「ベージュ×白」で颯爽と

アウター_13,大人コーデ_12
カーディガン¥38,000・プルオーバー¥33,000(コロネット〈アバティ〉)、パンツ¥29,000(Theory luxe)、ネックレス¥890,000・ピアス¥643,000・リング¥268,000/参考価格(TASAKI)、バッグ¥194,000(JIMMY CHOO)、靴¥168,000/オーダー価格(J.M.WESTON 青山店)

透けるようなニットとシルクシフォンの素材コンビが、春を待つ高揚感を高めるフェミニンな一枚。ニット部分はしなやかなタッチが心地いいウール素材です。

すっきりとしたパンツとの組み合わせは、清々しさと聡明なかっこよさを演出します。ワイドめの白パンツを合わせ、人気配色を今の気分に。アナに倣って首元にはボリュームパールを。

後ろ身ごろはシルクシフォン仕立て。たっぷりとったギャザーがふんわりとして優美。
後ろ身ごろはシルクシフォン仕立て。たっぷりとったギャザーがふんわりとして優美。

■4:ウエストマークの着こなしで、はつらつとした美バランスに

アウター_14,大人コーデ_13
カーディガン¥35,000(三喜商事〈マレーラ〉)、ブラウス¥89,000(アクリスジャパン〈アクリス〉)、パンツ¥34,000(レキップ)、ネックレス¥575,000・ピアス¥320,000(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ¥358,000(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴¥76,000(JIMMY CHOO)

優雅なゆとりのあるシルエットを、裾や袖口のリブがすっきり引き締める着映えデザインです。ドライな風合いの少し厚みのあるコットンは、冬の終わりから確実に出番に。

カーディガンのボタンを留めて女らしいくびれを演出。縦ラインを強調するセンターシームパンツが全身のバランスアップを完成させます。

キラキラとちりばめられた透明スパンコールが、しぐさに煌(きらめ)きの余韻を授ける。
キラキラとちりばめられた透明スパンコールが、しぐさに煌(きらめ)きの余韻を授ける。

※掲載した商品は、すべて税抜です。

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PHOTO :
生田昌士(hannah)
STYLIST :
青木貴子(Whitebox)
HAIR MAKE :
GO UTSUGI(PARKS/ヘア)、島田真理子(UM/メイク)
MODEL :
中村アン
EDIT&WRITING :
長瀬裕起子、中村絵里子(Precious)