「カジュアルで着映えるために必要なのは、上品で華があること。さらに、アップデートされた『今』の気分があること。この冬、それを印象づけるのが、『動きのあるシルエット』と『ハッとさせるような色使い』だと思います」と、スタイリストの大西真理子さん。

この「シルエット」と「色使い」こそが、遠めからも目を引く「おしゃれな雰囲気」をつくってくれるもの。本記事では、「色使い」にポイントを置いて、2つのコーディネートをご紹介します。

色使いで「遠めに映える」をかなえるコーデ２選

寒い時季の着こなしを「引きの目線」で見たとき、大切にしたいのがコーディネートの色使いです。最愛グレーを着映えさせる、ふたつの配色術をマスターしましょう。

■１：グレー×キャメルはシックで着映える、冬のベストカラー

冬コーデ_1,大人コーデ_1
カシミヤコート￥400,000・ニット￥24,000（Theory luxe）、パンツ￥56,000（東レ・ディプロモード〈セブンティ〉）、時計￥1,100,000（ソーウインド ジャパン〈ユリス・ナルダン〉）、バッグ￥63,000（ebure〈ebure〉）、ブーツ￥48,000（コール ハーン ジャパン）

シックカラーでまとめた着こなしも、メリハリのきいた配色なら、遠めにも映えます。

「明るめのキャメルをコートやニットだけでなく、バッグやブーツにも繰り返して多めに用いることで、着こなしが軽快に」（大西さん）

■２：アクセントカラーはスモーキーピンクを選択。辛口要素を取り入れると粋

冬コーデ_2,大人コーデ_2
コート￥153,000・パンツ￥47,000（東レ・ディプロモード〈セブンティ〉）、ニット￥42,000（Theory luxe）、サングラス￥38,000（ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉）、ネックレス内側から／￥19,000・￥20,000（showroomSESSION〈マリア ブラック〉）、スカーフ￥28,000（ラ・フォンタナ・マジョーレ 丸の内店）、バッグ￥283,000（JIMMY CHOO）、スニーカー￥79,000（セルジオ ロッシ）

冬に映えるスモーキーピンクをチョイス。グレーの濃淡を重ねることで、ニュアンスもアップします。

「白スニーカーで抜け感を加えると、あか抜けます」（大西さん）

※掲載した商品は、すべて税抜です。

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PHOTO ：
佐藤 彩
STYLIST ：
大西真理子
EDIT&WRITING ：
川村有布子、古里典子（Precious）
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