軍用時計のアーカイブをモチーフとした『ブラックベイ P01』は剛健な力強さとクラシックな品格を兼備している。それゆえ、コーディネートの幅が極めて広いのも魅力だ。

男のスタイルを彩る、強くて美しい手元

TUDOR BLACK BAY P01

¥388,000(日本ロレックス〈チューダー〉)
『ブラックベイ』¥388,000(日本ロレックス〈チューダー〉)撮影/唐澤光也(RED POINT)

ブランドの代表的シリーズのひとつ『ブラックベイ』。1960年代に米国海軍への供給を目的として開発されつつも定番化に至らなかった、幻のプロトタイプを基につくられたものだ。ヘリテージデザインを受け継ぎつつ、精度や堅牢性をアップデートしている。

しなやかなムートンコートをたくましい手元が引き締める

時計¥388,000(日本ロレックス〈チューダー〉) コート¥298,000(インテレプレ〈エンメティ〉) ニット¥64,000(トレメッツォ〈フェデッリ〉) パンツ¥29,000(アマン〈ベルウィッチ〉) スカーフ¥12,000(ビームス 六本木ヒルズ〈フマガッリ〉)
時計¥388,000(日本ロレックス〈チューダー〉) コート¥298,000(インテレプレ〈エンメティ〉) ニット¥64,000(トレメッツォ〈フェデッリ〉) パンツ¥29,000(アマン〈ベルウィッチ〉) スカーフ¥12,000(ビームス 六本木ヒルズ〈フマガッリ〉)撮影/熊澤 透

上質なニットにムートンコートをさらりとはおった、ラグジュアリーながらもシンプルなカジュアルスタイル。その手元に光る『ブラックベイ P01』のタフな存在感が、装いにピリリとアクセントを生んでいる。ステンレススティールケースに黒文字盤という精悍なフェイスが、やわらかなムートンやコーデュロイの質感と好対照だ。軍用時計由来ゆえの堅牢さも休日使いに頼もしい。

由緒正しいヘリテージ顔でクラシックスーツにもマッチ

時計¥388,000(日本ロレックス〈チューダー〉) スーツ¥164,000〈タリアトーレ〉・ニット¥22,000〈グランサッソ〉・チーフ¥6,800〈パオロ アルビザッティ〉/以上ビームス 六本木ヒルズ
時計¥388,000(日本ロレックス〈チューダー〉) スーツ¥164,000〈タリアトーレ〉・ニット¥22,000〈グランサッソ〉・チーフ¥6,800〈パオロ アルビザッティ〉/以上ビームス 六本木ヒルズ 撮影/熊澤 透

オーセンティックなグレンチェックのスリーピーススーツに、あえてタートルネックニットを合わせて小粋に。こんなツイストの効いたドレスアップにも『ブラックベイ P01』は相性抜群だ。本来スポーティなダイバーズウォッチだが、同作は’60年代のアーカイブをもとにしたクラシックなデザインゆえ、スーツにも意外なほどマッチする。レザーとラバーを使用したストラップもドレス感を高めるポイントに。

※2020年冬号掲載時の情報です。

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MEN'S Precious編集部 
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MEN'S Precious2020年冬号より
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