ウィリス＆ガイガーの『ホワイトハンタージャケット』が、本当にかっこいい！

1902年に設立されたアメリカ東海岸のアウトドアブランド、ウィリス＆ガイガーの中で。マスターピースと名高い一着が1980年代に販売されていた『ホワイトハンタージャケット』。

もはやアメリカではつくれない？オーバースペックの極み

●モデル名：『ホワイトハンタージャケット』　●生産国：アメリカ　●生産年：1980年代　●価格：￥49,800（クローチア）　●サイズ：42（Lサイズ程度）　●東京・渋谷にある古着店「クローチア」は、ウィリス＆ガイガーを得意とするショップのひとつ。まめにチェックしたい。　●備考：写真はN.Y.のセレクトショップ「バーグドルフ・グッドマン」の別注によるもので、同店のタグもついている貴重な品である。 

蚊の針も通さないと謳（うた）われるほど高密度に織られたブッシュポプリン生地や、驚くほど多数のポケットを備えた圧巻のつくり込みで、のちに数多のブランドのサンプリングの対象になっている。現在はそれほど高値はついていないが、今後入手困難になることは必定。手に入れるなら今だ！（文・山下英介）

これぞヴィンテージ！

『ホワイトハンタージャケット』のポケット

ポケットの中がさらに細かく仕分けられている、複雑怪奇な仕立て。現在のアメリカではこれほど凝ったものづくりはできないと言われる。

このヴィンテージにも注目！『G-8』ジャケット

『G-8』ジャケット／このブランドが誇るもうひとつの名品が、米軍にも納品していたレザージャケット『G-8』。1970年代後半～’80年代前半のN.Y.トラッド全盛期は、マストアイテムだった。

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