肉厚の正統的なツイードを使いながらも、時代を先取りするモードなスタイルに落とし込んだシングル2ボタンのデザイン。セリーヌのクリエイティブディレクターを務めるエディ・スリマン氏が、セリーヌで初めてのメンズコレクションを2019年に展開し、2シーズン目となる新作だ。

クラシックなツイードの生地でモードを超える!

セリーヌのツイードジャケット

●国:フランス ●メンズ誕生年:2019年 ●サイズ展開:44~50 ●素材:ウール ●価格:¥360,000(セリーヌジャパン) ●備考:細幅のラペルと低いゴージラインから、ロックなテイストがにじみ出る。しかし、しっかりとした生地感のガンクラブチェックによって、カントリージェントルマンのイメージで着こなせる。
●国:フランス ●メンズ誕生年:2019年 ●サイズ展開:44~50 ●素材:ウール ●価格:¥360,000(セリーヌ ジャパン) 税抜、参考価格 ●備考:細幅のラペルと低いゴージラインから、ロックなテイストがにじみ出る。しかし、しっかりとした生地感のガンクラブチェックによって、カントリージェントルマンのイメージで着こなせる。

直線的で絞りのないシルエットと、サイズ46で77㎝の長い着丈など、斬新なバランスを表現しつつ、フルキャンバス仕様で伝統的な仕立てをしっかりと残す。

構築的な肩のラインや小さなアームホールにこだわり、本来の大人の男のスタイルを見逃していないところが、未来のヴィンテージに成り得るジャケットだ。その時代に輝くモードに留まらず、将来のヴィンテージに育て上げていく面白さがある。 

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MEN'S Precious編集部 
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MEN'S Precious2020年冬号より
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武内雅英(code)