2020年春のトレンドカラーのひとつ「ベージュ」を、5つの観点でわかりやすく紐解きます

新時代の幕開けにふさわしく、ポジティブなムードに満ちた2020年春夏コレクション。自然やサステナブルといった総括キーワードが示すように、ナチュラルなムードを提案する多くのブランドで使われたのが、透明感のあるベージュでした。今年の「春ベージュ」をひもとく、注目トピックを総まとめ!

■1:白に限りなく近い新ベージュ「エッグシェル」に注目!

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1.「エッグシェル」の艶素材をリッチに重ねてスポーティなフェミニンスタイルを提案したアクリス。2.ボッテガ・ヴェネタでは「スノー」と呼ぶライトベージュを、シルエットで遊んだシャツドレスに。3.上質な天然素材を用いて、ナチュラルなムード満点のミラノマダムスタイルを表現したアニオナ。4.色の美しさが際立つ、流れるように美しいシルエットのジル サンダーのプリーツドレス。

ベージュ、ホワイト、パステルなど優しげな色味のカラーパレットが席巻した今季。なかでも注目なのは、白に寄せた、ごく淡いトーンのベージュ「エッグシェル」。明度の高い白よりも肌なじみがよく、肌のくすみや着こなしの印象をトーンアップさせる効果は絶大です。

■2:ベージュに立体感を授ける多彩なテクスチャー

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左から/ジバンシィ、マックス マーラ
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左から/ドルチェ&ガッバーナ、ジャンバティスタ ヴァリ

着こなしに澄んだ透明感をもたらす「春ベージュ」には、色味の洗練度はもとより、素材によるエフェクトも不可欠です。サテンの艶、オーガンジーの透け感、レザーの光沢、エアリーなレースなど、特に自然由来の軽やかなテクスチャーがつくり出す美しさに注目。

■3:「春ベージュ」の鮮度をさらに高める、注目の新鮮配色は「×アイスブルーとのなじませ配色」と「×ブラックとのメリハリ配色」

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1.サステナブル宣言したディオールからは、ベージュ×ブラックのラスティックなガーデンスタイルが登場。2.クロシェニットのスカートスタイルをシック配色で魅せたロエベ。3.ペールカラーに着目したエンポリオ アルマーニでも注目配色として登場。4.ステラ マッカートニーが提案するシャツ×スカートの着こなしは、オフィススタイルに応用したい。

今季のベージュは、トレンドというよりも、透明感やナチュラルなムードを生み出すベースカラーという位置づけ。ランウェイで目を引いたカラーリングは、アイスブルーとのなじませ配色と、ブラックとのメリハリ配色。いち早く取り入れて「春ベージュ」の達人に!

■4:デニムスタイルが「春ベージュ」で最旬にアップデート

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ウォッシュドデニムに、ロマンティックなレースを合わせたセリーヌ。ベージュとの色合わせが新鮮。

’70年代のサントロペにインスパイアされたセリーヌを筆頭に、ボヘミアンやグランジ、きれいめテイストなど、豊富なバリエーションで提案されたデニムルックが最旬のトレンドに。春夏は白を合わせがちですが、「春ベージュ」にすると鮮度がぐんとアップして、今年らしい着こなしがかないます。

■5:最愛カラーで楽しむ最新スタイル「ブルジョワシック」

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1.ベージュの色味を絶妙にずらした、ヴィクトリア ベッカムのブルジョワジースタイル。2.ベージュのシルクワンピースに、ロックなチェーンジュエリーを合わせてエッジを効かせたセリーヌ。

富裕階級のレディ風やグッドガール風など、今季も70’sムードのブルジョワジースタイルは人気継続。デイドレスやジャケットスタイルなど、きちんと感のあるエレガントな着こなしと相性抜群の「春ベージュ」で上品にまとめると、日常シーンでも着こなしやすいです。

※掲載した商品は、すべて税抜です。

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AFLO
EDIT&WRITING :
下村葉月、濱谷梢子(Precious)