シックカラーをぴりりと効かせて、クリーンな女らしさを加速!ベージュ×ホワイト×シックカラー 

ベージュと白に並んで大人のワードローブに欠かせないブラック、グレー、ブラウン、ネイビー。デイリーな着こなしのステディカラーとして着慣れたはずのシックカラーパレットも、ベージュ×白を基本にした「トリコロール配色」に取り入れれば、たちまち春モードに鮮度アップ!

ただし、もともとベーシックな色同士の組み合わせなので、地味になったり無難な印象になったりしないことを心がけましょう。

ベージュを引き締めるようにシックカラーを効かせつつ白を意識的に効かせる…計算された配色バランスが、透明感のある品格スタイルをかなえます。

■1:効かせ色は…ブラック|柄アイテムでつないで上品スタイリッシュな印象に

春コーデ_1,ベージュ_1,パンツ_1,バッグ_1,ホワイト_1
パンツ¥120,000(キートン)、カーディガン¥45,000(ドゥロワー 六本木店〈ドゥロワー〉)、カットソー¥11,000(サンスペル 表参道店)、サングラス¥39,000(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)、バッグ¥212,000・靴¥125,000(JIMMY CHOO)、バングル¥600,000(ヌキテパ 青山店〈ウパラ〉) [Precious2020年3月号90ページ]
春コーデ_2,ベージュ_2,ホワイト_2,パンツ_2
パンツは、ベージュ×白×ブラックのジグザグ柄。黒の小物が唐突にならず自然になじみます。

少量でも存在感を発揮するブラックは、バランスよくちりばめて軽やかな印象に

ピーチベージュのカーディガンと白Tシャツに、軽やかモードなベージュ×白×ブラックのプリントパンツを投入。コントラストの強い配色も小さめの幾何学柄なら上品な印象。サングラスとバッグ、靴…と黒を縦にちりばめれば、すっきりとした統一感が生まれます。

■2:効かせ色は…グレー|優しいグラデーションで透明感のあるシックスタイルに

春コーデ_3,ベージュ_3,ホワイト_3,ジャケット_1,ニット_1,スカート_1,バッグ_2,ネックレス_1,靴_1
「ドゥロワー」のジャケット¥89,000※3月上旬発売予定・ニット¥49,000・スカート¥59,000・「ワンドラー」のバッグ¥82,000※4月上旬発売予定(ドゥロワー 六本木店)、ネックレス¥86,000(チェルキ〈ミッレ〉)、靴¥79,000(セルジオ ロッシ) [Precious2020年3月号90ページ]

ホワイト~グレーのグラデーションで、澄んだ上品配色にやわらかな奥行きを

ゴールドベージュのテントラインジャケットから着想し、日差しに映える明るいカラートーンでまとめます。ライトグレーのニットから靴に向かって自然に濃くなるグレーグラデーションでⅠラインを構築。

さらにパールネックレスと白のバッグで全体の印象を品よくトーンアップ。やわらかな色調のなかにリッチな陰影が生まれて、印象的な品格スタイルに。

■3:効かせ色は…ブラウン|肌映えブラウンを上に集めて軽やかにスタイルアップ

春コーデ_4,ベージュ_4,ホワイト_4,ブラウス_1,ストール_1,コート_1,パンツ_3,スニーカー_1
ブラウス¥36,000(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、ストール¥48,000(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、コート¥170,000(トラデュイール)、パンツ¥31,000(Theory luxe)、ベルト¥22,000(レキップ)、バングル¥40,000(エストネーション六本木ヒルズ店〈ブランイリス〉)、バッグ¥141,000(リシュモンジャパン セラピアン)、スニーカー¥30,000※2月下旬発売予定(ドゥロワー 六本木店〈ノヴェスタ〉) [Precious2020年3月号91ページ]
春コーデ_5,ホワイト_5,バッグ_3
ブラウン×白の幾何学モチーフストラップがシックな「トリコロール配色」に軽妙さを演出。

顔周りはくっきり、ボトムはすっきり…メリハリのある配し方が好印象の決め手

肌が冴えるオレンジブラウンのストールを首元に。ベルトでウエストマークしたパンツとスニーカーは白で統一し、配色ストラップのバッグで統一感を演出すれば上品さもスタイルアップも実現。

■4:効かせ色は…ネイビー|リズミカルに配した白でネイビー×ベージュに抜け感を

春コーデ_6,ベージュ_5,ホワイト_6,ネイビー_1,ニット_2,シャツ_1,スカート_2,パンプス_1
ニット¥45,000(ブラミンク)、シャツ¥65,000(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、スカート¥43,000(コロネット〈ミラ・ショーン〉)、バッグ¥700,000(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴¥95,000(セルジオ ロッシ) [Precious2020年3月号91ページ]

襟元と袖口の白とミルキーベージュでネイビーを明るく彩る縦ラインを演出

ミルキーベージュ×白に、さわやかな知性を授けるのがネイビー。クリーンな配色が堅苦しい印象にならないように、ネイビーニットの襟元と袖口から白をのぞかせるのが、こなれ感のポイント。

ミルキーベージュのスカートと響き合い、軽やかなエレガンスが香り立って。きちんと感のあるハンドバッグとパンプスで仕上げれば、だれからも愛される進化系ノーブルスタイルの完成! 

※掲載した商品は、すべて税抜です。

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PHOTO :
佐藤 彩(静物)
STYLIST :
大西真理子
EDIT&WRITING :
岡本治子、遠藤智子(Precious)