クラシックにもカジュアルにも、蝶ネクタイはお洒落の万能アイテムだ

男たちが装いをキャンバスに、自らの信じる「美」を思うがままに描く―かつてそんな時代がパリにはあった。アルニスなき今、そんな古きよきパリのジェントルマンのDNAを感じさせるブランドといえば、1838年に創業したシャツ＆タイメーカー「シャルべ」しかない。だれにも媚びることなく、唯我独尊的ともいえる美意識を貫くそのパピヨンは、石畳の隙間で健気に咲き誇る野生の花にも見える。そっと摘んで、Vゾーンに飾ってみよう。

Vゾーンを飾る蝶ネクタイ

各￥21,000（日本橋三越本店〈シャルベ〉）

ヴァンドーム広場に構える「シャルベブティック」は、シャツのビスポークのみならず、芸術的なウインドーディスプレイが楽しめるスポットとして有名。パリの伝統的な装いセンスを学ぶならおすすめだ。 

関連記事

• マンネリ化したコーデに変化をつけるなら蝶ネクタイ！パリジャンが夢中になるネクタイブランド「シナーブル」の実力を探る
  
• 世界一有名でワガママな首相ウィンストン・チャーチルが貫いたダンディズムとは？
• サンローラン（Yves Saint Laurent）のネクタイはドレスにもカジュアルにも使える万能アイテムだった！
• ネクタイの結び方まとめ｜ファッションプロがおしゃれな結び方を指南！結び方の種類や流行も【動画付き】
• イタリア最高の洒落者・ルチアーノ・バルベラの金言「自己満足で終わらないために、上等なスーツが必要です」