世界で最も影響力の強いジャーナリストのひとりであるクリスティアン・アマンプール(Christiane Amanpour)さん。CNNの「顔」がともいえるアマンプールさんは、進んで現場取材に出ることで有名です。

そんな彼女の勝負服は、きちんと感もありつつ動きやすいパンツスタイル。落ち着きや品格を印象づけながらも、フェミニンや個性を織り込むスタイリングテクニックは、働く女性のお手本にぴったりです!

今回は、ビジネスシーンでもプライベートでも参考にしやすい「アマンプール流」のパンツコーディネートのポイントをご紹介します。

CNNのトップキャスターがお手本!好感度アップを狙えるパンツスタイル5選

■1:靴をアクセントにした「正統派パンツスーツ」

クラシックなパンツスーツにレオパード柄のシューズ
大ぶりのイヤリングで華やかさをプラス

襟がしっかりしていて、3つのボタンのクラシックなパンツスーツは上品でシックな印象。でも、堅苦しく見せないのがアマンプール流のアレンジテクニックです。

ボルドー系のブラウスをちらりとのぞかせて、フェミニンなムードを添えました。一番の決め手はレオパード柄のシューズ! 型にはまらない強さを示すスパイスの役目を果たしています。視線を足元に引き込んで、縦長イメージを引き出す効果も見逃せません。

■2:表情を豊かに見せる「Vネックライン」

ダークカラーのジャケットに、Vカットの白ブラウス
ブラウスの内側にネックレスを添えてVラインをさらに強調

お仕事ルックで重宝する「黒パンツ」。無難で便利な反面、地味で無個性に映りやすい欠点もありますが、アマンプールさんはすっきりテイストに着こなしてみせました。

スタイリングの決め手は、深めに切れ込んだVネックライン。ダークカラーのジャケットの内側に、Vカットの白ブラウスをのぞかせています。白いスカーフのような見え具合で、清潔感や誠実さを印象づけています。

■3:カラーシャツのスパイスを効かせた「白パンツスーツ」

白のパンツスーツとブルーのシャツ
大きなフープピアスが小顔効果を発揮

凜とした印象の白のパンツスーツはそれだけで存在感が高まる装いです。気張って見えすぎる懸念もありますが、アマンプールさんは内側にブルーのシャツを着て、涼やかに見せています。

ジャケットの上から白ベルトを巻いて、メリハリを強めているのも巧みなアレンジ。座った状態でも、お腹に食い込むことなく、きれいにベルトがおさまるよう、少し高い位置に締めているのもさすがの工夫です。

■4:色を巧みに操って個性を放つ「カラーブロック」

赤のジャケットにオレンジ系のパンツ
さりげなく縦長効果を引き出すロングネックレスの存在感

オレンジ系のパンツは活動的な雰囲気と華やかさを兼ね備えています。単独で着ると、目立ちすぎてしまいそうですが、赤のジャケット類と組み合わせれば、セットアップ風にまとまって、艶やかな装いに仕上がります。

アマンプールさんが選んだのは、刺繍入りのブルゾン。ブラウスだけを対照的な寒色のブルーにずらして、主張されたカラーブロックを際立たせました。

■5:ドレスライクに装う「ネイチャー色のレオパード柄」

レオパード柄とグリーンのセットアップ
ネックレスとパンプスも自然界を思わせるブラウン系で整えて

パンチの効いたレオパード柄も、地色を変えると、印象が様変わりします。サステナブル志向を受けて、今年のトレンドカラーに浮上したのはネイチャー気分のグリーン。

レオパード柄もグリーンと組み合わせれば、今年らしいムードに。上下のセットアップで着て、ドレスのような装いに整えました。派手めの柄でも、グリーンをセレクトすれば、トレンドのナチュラル感覚を取り入れやすくなります。


アマンプールさんのように忙しい女性にとって、動きやすいパンツルックは便利なスタイルです。きちんと感もありつつ機能的な装いなので、忙しく働くキャリア女性たちの強い味方といえます。

アマンプールさんは程よい華やかさをパンツルックに取り入れるのがお好きなよう。ビジネスシーンでも雰囲気や目的の異なるシーンがあるので、「アマンプール流着こなしテクニック」を参考に、自分好みのレパートリーを増やしてみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者
多彩なメディアでランウェイリポートやトレンド情報、着こなし解説などを発信。バイヤー、プレスなど業界での豊富な経験を生かした解説が好評。自らのTV通版ブランドもプロデュース。TVやセミナー・イベント出演も多い。著書に『おしゃれの近道』『もっとおしゃれの近道』(学研パブリッシング)がある。
PHOTO :
AFLO
WRITING :
宮田理江
EDIT :
石原あや乃