かつて、生クリームをふんだんに扱うのが難しかった時代に誕生した「バタークリームケーキ」。生クリームのケーキが一般的になって、一時あまり姿を見かけなくなりましたが、最近、バターへの関心の高まりや、テレビドラマで取り上げられたことなどもあって、再び人気が出ています。

どこか懐かしく、けれど新しさを感じる味のバタークリームケーキ。

今回は、手土産やお取り寄せにぴったりな、ティータイムにおすすめの極上バタークリームケーキをご紹介します。

なめらかでコクがある!おすすめの「バタークリームケーキ」5選

■1:老舗の定番「バタークリームケーキ」(銀座ウエスト)

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「バタークリームケーキ」1カット¥420(税抜)

1947年から続く老舗・銀座ウエスト。元は1ホールオーダー用のバタークリームケーキですが、要望が多くカット販売するようにもなったという人気商品です。バタークリームに含まれる有塩バターのほのかな塩気が特徴です。

1ホールでオーダーする際は、華やかなデコレーションと文字入れができますよ(5号 ¥2,800~)。

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銀座ウエスト

■2:酪農の本場・北海道の「酪農みるくバターケーキ」(柳月)

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「酪農みるくバターケーキ」¥1,400(税込)

酪農の本場・北海道の香り豊かな発酵バターを使用した「酪農みるくバターケーキ」。2019年のNHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』で、バタークリームのロールケーキが登場したことをきっかけに、こちらのケーキに注文が殺到したそう。

隠し味に練乳をブレンドしていることで、より芳醇な味わいになっています。

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バターをイメージしたデザインがかわいいパッケージ

さらに、バターの風味を残しながらも、なめらかでさらりとしたくちどけに仕上げています。底に敷き詰められたクルミの食感がアクセントに。

北海道の店舗以外に、オンラインでのお取り寄せ(冷凍での発送)も受け付けています。バターをイメージしたデザインの箱もかわいらしい、手土産にも最適な逸品ですよ。

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柳月

■3:広島産バターを楽しめる「ケーク・オ・ブール HIROSHIMA」(バッケンモーツアルト)

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「ケーク・オ・ブール HIROSHIMA」¥1,500(税抜)

地元広島のバターをふんだんに使った「ケーク・オ・ブール HIROSHIMA」。軽めのバタークリームに仕上げていますが、上品なコクを楽しむことができます。サンドされている杏ジャムが、ほのかな酸味でいいアクセントになっています。

形もバターらしさにこだわって、1ポンド(450g)のフォルムそのままにしてあるそう。

広島の店舗での販売だけでなく、全国から冷凍便でのお取り寄せが可能なのもうれしいですね。

問い合わせ先

バッケンモーツアルト

■4:2種類のバターを使い分けた「ガトー クレーム オ ブール」(資生堂パーラー 銀座本店ショップ)

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「ガトー クレーム オ ブール」¥2,160(税込)

資生堂パーラー銀座本店ショップで2020年2月より数量限定販売している「ガトー クレーム オ ブール(GÂTEAU CRÈME AU BEURRE)」は、2種類の厳選した北海道産バターをそれぞれの特徴ごとに使い分けた、なめらかな口どけのバターケーキです。デザインのテーマは「銀座八丁目物語」なのだとか。

バタークリームはほんのりとアールグレイ紅茶の香りをつけ、しっかりしたミルクの風味が特長の無塩バターを使用。中の生地には、有塩バターで深みを出したキャラメルショコラと、青森県産ドライ林檎のシロップ煮を丁寧に重ね、包み込んでいます。

保存は冷蔵庫ですが、いただく30分ほど前に取り出して室温に戻しておくと、より一層おいしくいただけるそうですよ。

問い合わせ先

資生堂パーラー 銀座本店 ショップ

 ■5:クリームの半量がエシレバター!「ガトー・エシレ ナチュール」(エシレ・メゾン デュ ブール )

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「ガトー・エシレ ナチュール」¥5,400(税込)

AOP認定フランス産発酵バター「エシレ」を贅沢に使った「ガトー・エシレ ナチュール(Gâteau Échiré Nature)」。クリームの半量がエシレという驚きのケーキです。

バタークリームを5層のビスキュイで挟み、さらにその周りをたっぷりのバタークリームでコーティング。どこを食べてもそのおいしさを味わえるよう、バタークリームを惜しげもなく贅沢に使っており、見た目もとろけるような味わいも「エシレそのもの」なのだとか。

フランス菓子の伝統が育んだバタークリームは本格派。ミルキーでコクのあるエシレを使ったクリームを堪能することができます。 

問い合わせ先

エシレ・メゾン デュ ブール

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懐かしくて新しい、バタークリームケーキ。バターをイメージした長方形の形が多いのもかわいらしく、ティータイムの話題にもなりそう。意外にさっぱりとした口どけに仕上げているお店が多く、幅広い年代の方に喜ばれそうです。ぜひ、お試しくださいね。

この記事の執筆者
東京都在住。東京農業大学卒業後、自然体験活動に従事。2016年よりフリーランスライターに。ライフスタイル、エンタメ、レシピ作成記事などを執筆。自然環境、農林業、環境問題に明るい。好きなもの:散歩、コーヒー、アイス、チョコ。
WRITING :
田中いつき
EDIT :
小林麻美