保存が効くドライビーンズがポイント!「レンティルとスプラウトのサラダ」と絶品「ハニーレモンサーモン」

新型コロナウィルスの感染拡大により外出を自粛し、おうちでゆっくり過ごしている人も多いかもしれません。そんなおうち時間を充実させ、食卓に新しい美味しさと楽しさを演出する、いつもと違うレシピにトライしてみませんか?

本記事では、外出規制が行われているニューヨークに住む人気料理家、ひでこコルトンさん流、ロックダウン料理レシピをご紹介します。

教えていただいたのは、長期保存が効くドライビーンズ(乾燥豆)を使った「レンティルとスプラウトのサラダ」と、サラダにパーフェクトな相性の絶品「ハニーレモンサーモン」。サイコロ状にカットしたポテトと青リンゴで、見た目もおしゃれなニューヨーク風レシピ、ぜひご覧ください。

ひでこ コルトンさん
NY*おもてなし料理家、Life Style Brand アドバイザー
(ひでこ こるとん)CIA (Culinary Institute of America)にて料理の基礎を学ぶ。米国株式セールスとして、外資系金融に10年勤務した後、「COLTONS NEWYORK」を立ち上げる。2010年より会員制「NY*おもてなし料理教室」を開催。米国進出企業向けレシピ開発やアドバイス、コンサルティング業務も多数こなしている。米国フジテレビ(FCI)料理コーナーは5年間レギュラー出演。2020年4月1日よりバーチャルサロンスタート。
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■1:栄養価満点!タンパク質豊富な「レンティルとスプラウトのサラダ」

保存が長く効く、乾燥のレンティル豆は、毎日買い物に行きづらい、ロックダウン中にパントリーにストックしておきたい食材です。「基本ドライビーンズや、缶詰の豆類は、タンパク質が豊富で、栄養価も高く、食物繊維も摂れるので重宝します」とひでこさん。

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レンティルとスプラウトのサラダ

レンティルとスプラウトのサラダ(Lentil & Sprout Salad)

【材料/4人分】

レンティル(レンズ豆)・・1カップ
水・・1.5カップ 
塩・・小さじ1/4
サツマイモ・・1個(小)
紫いも・・1個(小)
青リンゴ・・1個 
クミン・・小さじ1
タイム・・6本 
ガーリック・・2個(みじん切り) 
塩胡椒・・少々
オリーブオイル・・大さじ2
ピーシューツ(カイワレ大根などシャキシャキした食感の野菜)・・適宜
レモン・・1/2個
オリーブオイル・・大さじ1

【作り方】

1. レンティルは軽くすすいでから鍋に入れ、水を注いで蓋を閉め沸騰したら、塩を入れて混ぜ、弱火にして やわらかくなるまで15~20分間調理する。ザルにあげておく。

2. オーブンを375°F(摂氏190°)に熱し、ベイキングシートの上に、皮を剥いてサイコロ状に小さく切ったポテトと、皮ごとサイコロ状に小さく切ったリンゴをのせ、クミン、タイム、ガーリック、塩胡椒を振り、オリーブオイルをかけて手でよく混ぜ合わせる。オーブンで約25分調理する。

3. 大皿にピーシューツをのせ、レモン汁とオリーブオイルを振りかけてさっと混ぜたら、1.のレンティルと2.を混ぜ、トップにのせて出来上がり。

■2:美容効果にも注目!絶品「ハニーレモンサーモン」

「『レンティルとスプラウトのサラダ』の付け合わせとして、パーフェクトなコンビは、実はサーモンなんです」(ひでこさん)。

アンチエイジングに効果的な、抗酸化力に注目が集まり「スーパーフード」と呼ぶ人もいるサーモンの、絶品レシピを教わりました。

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ハニーレモンサーモン

ハニーレモンサーモン(Honey Lemon Salmon)

【材料/2人分】

サーモン・・2切れ(1切れは約8oz、227グラム)
塩胡椒・・少々
レモン・・半個(皮と汁を使う) 
蜂蜜・・大さじ3 
生姜・・小さじ2(すり下ろし) 
オリーブオイル・・大さじ1

【作り方】

1. オーブンを Broil(直火焼き)に設定。

2. レモン、蜂蜜、生姜、オリーブオイルを小さいボールに入れて、よく混ぜておく。

3. サーモンの切り身に塩胡椒を少々振り、Broilで3分焼く。 

4. サーモンを取り出し、2.のグレーズを全体に満遍なくぬり、再びBroilで5分間焼いたら、出来上がり。


サラダのピーシューツは、日本ならカイワレ大根で代用可能。また、免疫力をアップするのに有効な、ターメリックをサラダに加えるのもおすすめだそうです。レンティルのみならず、ジャガイモやサツマイモなど、長期保存が効く野菜も活用できるので、この時期にぴったりですね!

ニューヨークらしい材料の組み合わせで、 外出自粛中も、食卓を美味しくスタイリッシュに演出してくれるレシピ、いかがでしたでしょうか? ニューヨークの人気料理家、ひでこコルトンさんの味が自宅で楽しめるロックダウン料理、ぜひお試しください。

この記事の執筆者
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WRITING :
神田朝子
レシピ作成・撮影: :
ひでこコルトン