ミディアムヘアの簡単アップアレンジ集。不器用さんでも簡単にできる時短アレンジ方法と、仕事中に合うシンプルなアレンジや、結婚式にお呼ばれした時に使える華やかなアレンジをまとめました。
【目次】
不器用さんもできる簡単すぎるアップアレンジ
【1】ゴム1つでできる簡単シニヨン
1分以内にできるアレンジなので、ブローする時間がないときにもササっとできて便利。お団子を作った後の毛束のニュアンスづけが、簡単なのにおしゃれと評判です。
■:簡単シニヨンの作り方
- 髪全体を後ろで低い位置にまとめる。
- 集めた髪をクルクルとひねりながら、根元に巻き付けてお団子を作る。
- 巻き付けた毛先を根元に当て、ゴムで結ぶ。
- 結んだ後は、後頭部、両サイドの髪を少量ずつ引き出し、立体感とニュアンスをプラス。
\ゴム1つでできる!簡単「シニヨン」の作り方を動画でチェック/
美容室に行けなくてもOK! ゴム1つでできる「簡単シニヨン」の作り方
仕事におすすめのアップアレンジ【5選】
【1】後れ毛が艶っぽいポニーテール
■:アレンジ方法
「後れ毛が一番のポイントですが、髪全体の髪をしっかりと引き出すことも重要です。きっちりとまとまった髪に後れ毛を出しても、魅力的にはなりません。髪全体の髪を引き出し、ラフに仕上げることで、より後れ毛の効果が発揮されます」(高橋さん)
STEP1: 逆毛を立てて根元から髪を立たせる
STEP2: 逆立てた髪の根元にスプレーをする
STEP3: 髪の毛を上下に分ける
STEP4:こめかみともみあげの後れ毛を引き出す
STEP5:上の髪の毛をゴムで結ぶ
STEP6:結んだ上の髪の毛と下の髪の毛をまとめて、ひとつ結びにする
STEP7:ゴム周りの毛束を引き出す
STEP8:さらに頭頂部とサイドの髪を引き出す
STEP9: ゴムに髪を巻きつけてピンで留める
艶っぽく見える!40代の「後れ毛アレンジ」のやり方9ステップ
【2】ニュアンスの効いたツイストポニーテール
■:アレンジ方法
「毛束を中央で分けるとツイストした時に後頭部がくぼんでしまいますが、斜めに分けてツイストさせることで、後頭部の毛束が盛り上がり、自然と高さが生まれます。結ぶ位置は盆の窪のちょっと下を意識すると頭の型が綺麗に見えます」(宮川さん)
STEP1: 耳上の毛束を斜めに分ける
STEP2: 左右に分けた毛束をツイストさせる
STEP3: ツイストさせた毛束をひとつにまとめる
STEP4: 襟足の毛束をねじってゴム付近にピンで留める
ツイストしてピンで留めるだけ!老け見えしない「ポニーテール」の作り方
【3】ざっくりまとめても決まる大人のハーフアップ
■:アレンジ方法
「ハーフアップにしてから、くるりんぱをするとボリュームがほどよく抑えられます。うるおいが足りないので、毛先にツヤが出るようなスタイリング剤をなじませておくと、束感を出しつつ、パサつきも抑えらて一石二鳥ですね」(根本さん)
STEP1:毛先を揉み込むようにドライヤーをあてる
STEP2:ドライヤーを当てた部分にツヤを出すスタイリング剤をなじませる
STEP3:耳の先端より上にある髪を手ぐしでまとめて束ねる
STEP4:結び目の上に、くるりんぱ用の穴を開けて毛束を通す
STEP5:くるりんぱが終わったら、必ず毛束を左右に引っ張る
STEP6:結び目を抑えながら、数カ所から2~3㎜の毛束を引き出す
STEP7:結び目の上、頭頂部からも2~3㎜の毛束を引き出す
髪が硬くて多い剛毛でもキレイに決まる、大人の「くるりんぱ」はこれ!
【4】アメピンだけつくるお団子ハーフアップ
■:アレンジ方法
「頭頂部を膨らませるように束ねて、毛先を外はねにすると縦のラインが強調されるので、広がりが押さえられると同時に、顔の輪郭がシャープに見えます」(二階堂さん)
STEP1:アレンジ前に髪全体にワックスをなじませる
STEP2:眉尻から上の髪を束ねる
STEP3:毛束を手で押さえながら、ひとつまみずつ毛束を引き出す
STEP4:毛束の根元をねじり、アメピンで固定
STEP5:毛束を2つに分け、その1つを自然に丸まるまでねじり、アメピンで留める
STEP6:もう一方の毛束も同様にねじって、アメピンで固定
STEP7:残った髪の毛先が外はねになるように手ぐしで整える
ゴムは不要!うねりを押さえて小顔効果も狙える「簡単ハーフアップ」
【5】ラフな毛束で抜け感を出した上品シニヨン
■:アレンジ方法
「シニヨンは、一度ヘアゴムで毛束を輪っか状にしてから、さらに上下に分けてピンで留めていくと作りやすいと思います。簡単にザクザクとした毛束感が生まれるので、カジュアルでラフな印象に仕上がりますよ」(河野さん)
STEP1:髪全体にバームをもみこむ
STEP2:耳の高さで結ぶ
STEP3:毛束を輪っか状に結び、上下に分ける
STEP4:ピンで留めてシニヨンをつくる
STEP5:後頭部の毛束を引き出す
結婚式におすすめのアップアレンジ【5選】
【1】マジェスタ使いで華やぐ立体シニヨン
■:アレンジ方法
「ただ束ねるだけだと、ボリュームのなさを強調してしまうので、くるりんぱをして結び目に表情を作ったり、トップの髪を引き出してボリューム感をつくると、印象が華やかになります」(小室さん)
STEP1:耳の先端より上の髪を束ねてゴムを結ぶ
STEP2:結び目の上に穴をつくる
STEP3:穴に毛束を通して、くるりんぱをする
STEP4:襟足の髪と一緒に束ねる
STEP5:ひとつ結びにした結び目にマジェスタを付ける
「ハーフアップ+ひとつ結び」ならボリューム不足の髪も華やかに決まる!
【2】品よくクラシカルなギブソンタック
■:アレンジ方法
「全体的にきっちりとした印象に仕上げること。後れ毛を出しすぎたり、トップの髪をたくさん引き出してしまうと、一気に若作りなアレンジになってしまいます。きちんとまとめることが、大人の余裕、清潔感、上品さ、優雅さを表現する鍵です」(泰斗さん)
STEP1: 髪全体を低い位置でひとつ結びにする
STEP2: ひとつ結びをくるりんぱする
STEP3:くるりんぱした毛先を、2と同じ穴にもう一度通してピンで留める
STEP4: まとめた髪から毛束を引き出す
STEP5:こめかみに後れ毛を作る
上品ヘアの定番!若作りに見えない「ギブソンタック」の簡単やり方5ステップ
【3】上品と色気を併せ持つメッシーバン
■:アレンジ方法
「このアレンジで一番大切なのは、後頭部の丸みです。お団子をつくったら後頭部の毛束をしっかりと引き出して、ゴムまわりをふわっと仕上げてください。後頭部に膨らみがないと、ルーズなお団子が貧相でだらしなく見えてしまうことも。後頭部にボリュームがあると、横から見たときに、頭の型がきれいに見えます」(小山さん)
STEP1:耳半分から上の髪の毛を結ぶ
STEP2:襟足を左右に分けて1の上で結ぶ
STEP3:STEP1とSTEP2のゴム回りの毛を引き出す
STEP4:頭頂部の髪を引き出す
STEP5:STEP2で結んだ毛束をねじりながら、お団子にしてピンで留める
STEP6: 1で結んだ毛束もねじってお団子にする
STEP7:前髪をアイロンで細かく巻く
40代でも似合うお団子ヘアって?「メッシーバン」のやり方7ステップ
【4】きちんと感を演出する大人の三つ編み
■:アレンジ方法
「今回は毛束をねじりながら編んでいますが、髪にハリがあってボリュームもある方は、毛束をねじらずに編み込むと膨らみすぎない、適度なボリューム感のある三つ編みアレンジに仕上がります」(高橋さん)
STEP1:両耳の上端で髪を上下に分けて、ピンで仮止めする
STEP2:下段の髪をきつめにゴムで束ねる
STEP3:上段のピンを外し、トップの髪を2つに分ける
STEP4:それぞれの毛束を時計方向にねじり、毛束の根元の髪をすくって持っている毛束に加える
STEP5:左右の毛束を交差させる
STEP6:下段の髪を束ねたあたりまで編み込み、ピンで仮止めする
STEP7:最初に編み込み始めた部分の両サイド2㎝ほど毛束を取り、時計回りにねじる
STEP8:残ったサイドの髪を、左右それぞれ時計回りにねじる
STEP9:STEP7の毛束とSTEP8の毛束を1つのピンで仮止めする
STEP10:ゴムとピンを外し、三つ編みにする
三つ編みにするだけで目元も頬も引き締まる!?大人の「リフトアップまとめ髪」
【5】上級者見えする、ゆるふわハーフアップアレンジ
■:アレンジ方法
「全体的に毛束を引き出してしまうと、ボワッとした印象になってしまうので、毛束を引き出すのは頭頂部だけ。ねじったサイドの毛束や、2つ目のくるりんぱはそのままでキープしてください。全体のバランスを見てもう少したるみが欲しいと思ったら、くるりんぱのゴムを根元に向かってキュッと縛ると、毛束に自然なたるみができますよ」(西川さん)
STEP1: サイドの髪を「上」「中」「下」にブロッキングして、「下」→「中」→「上」の順にすべて外巻きにする
STEP2:後頭部と襟足も「上」「中」「下」にブロッキング。「下」→「中」→「上」の順にすべて外巻きにする
STEP3: 前髪の毛先も外巻きにする
STEP4:頭頂部の髪をジグザグにブロッキングしてゴムで結ぶ
STEP5:結んだ髪をくるりんぱする
STEP6:頭頂部を引き出してボリュームを出す
STEP7:サイドの髪をねじりながら後ろに持っていく
STEP8:ねじった毛束をピンで止める
STEP9:耳裏の毛束を後ろでまとめる
STEP10:耳裏の毛束をゴムで縛ってくるりんぱする
若作りに見えない!こなれて上品な「40代のくるりんぱ」ヘアアレンジ
- TEXT :
- Precious.jp編集部