「毛穴の黒ずみ」というと、黒い角栓を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかしこれはあっても小鼻部分くらいで、40代〜50代女性の肌では、メラニン色素が過剰に増えた「メラニン毛穴」が圧倒的に多数を占めます。つまり、汚れが詰まっているわけではないのに、毛穴が目立つ原因となってしまっているのです。特に、紫外線が増え、メラニンが生成される夏場は多く、目立つ傾向にあります。そこで必要なのは、「メラニン毛穴」対策のための美白ケア。今回は、そんな「メラニン毛穴」対策のための美白ケアと、「たるみ毛穴」対策のためのリフトアップが同時に攻略できる、美白クリーム使いの秘訣をご紹介します。

■1:これまでの「5点おき」に左右の輪郭をプラスして

左右の輪郭にもクリームを
左右の輪郭にもクリームを

大人のたるみ対策は、隣接する首や耳の後ろまでしっかりケアするのが基本です。そのため、これまでのスキンケアの基本であった「5点おき」に加え、左右の輪郭にもクリームをおいていきましょう。量が足りないとせっかくのケアが水の泡となってしまうので、少し多めの「10mmパール粒大」ほどがおすすめです!

■2:手のひら全体を使って、しっかりと引き上げる

手のひらを使い引き上げる
手のひらを使い引き上げる

内側から外側へクルクルとクリームを塗り広げる方が多いかもしれませんが、実はそれはNGなんです。リフトアップのための正しいクリームの使い方は、顔の肌は頭頂部へ向けて、首は上から下へ向けて一方通行に塗っていくこと。その際、手のひら全体を使ってしっかりと引き上げていきましょう。

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以上、「メラニン毛穴」と「たるみ毛穴」対策が同時にできる、美白クリーム使いの秘訣2ステップをご紹介しました。美白ケアをしながらリフトアップ効果を生む、一石二鳥な美白クリームの使い方、ぜひマスターしてみてくださいね。

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Precious.jp編集部 
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『Precious7月号』小学館、2015年
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柳田美由紀、下河辺さやこ(Precious)
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