パティスリー「アン グラン(UN GRAIN)」がインスタグラムで公開するスイーツレシピが話題!

「外出自粛期間中によくやっていたこと」といってまず思い浮かぶのは「掃除」や「料理」。その次くらいに「お菓子づくり」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

つくるのはなんだか難しそうと思っていたお菓子も、実はシンプルな材料で意外と簡単にできるものも。何より「つくりたてのおいしさ」と「完成した時の達成感」が味わえるのもよいところですよね。

そんな、お菓子づくりにハマった方はもちろん、これからやってみたいと思っている方にもおすすめしたいのが、パティスリー「アン グラン(UN GRAIN )」が公開しているレシピ。

現在、シェフ パティシエの昆布 智成(こんぶ・ともなり)さんがインスタグラムに毎週あげている「自宅でできる簡単スイーツレシピ」が話題になっているんです!

華麗なる経歴を持つ「アン グラン」の昆布シェフ

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「アン グラン(UN GRAIN )」シェフ パティシエの昆布 智成さん

「アン グラン」は、東京・青山にあるキッチン併設型のパティスリーで、フランス語で「上品さ、可憐さ」という意味を持つミニャルディーズ(ひとつまみサイズ)のお菓子専門店。

そこでシェフ パティシエをつとめる昆布 智成さんは、南仏エクサン・プロヴァンスにあるMOF(国家最優秀職人章)パティスリー「リエデレ」や二ツ星レストラン「ラトリエ・ド・ジョエル・ロブション」にてデセールを担当していたという、華麗なる経歴の持ち主です。

お店が休業中の間、「お家で健やかに楽しい時間を」という願いを込めて、様々なレシピを公開。そのなかには、販売している商品の簡易版レシピもあります。

本記事では、特に反響が大きいものや、暑くなるこれからの季節にぴったりの全5品をご紹介します。

「アン グラン」昆布シェフ直伝!簡単絶品スイーツレシピ5品

■1:反響No.1!アン グラン販売商品の簡易レシピ「ヴィエノア ショコラ」

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絞りだしたものをオーブンで焼き、粉糖をまぶして完成! Photography by Jun Honda

「実際につくってみた」という投稿が最も多いのが、販売されているクッキーの簡易レシピ「ヴィエノア ショコラ」です。簡易版とはいえ、お店のスイーツがお家で再現できるなんて嬉しいですね。

【材料】 (85個分) 

バター 180g
砂糖  75g
卵白 30g
薄力粉 140g
ココアパウダー 35g
あら塩 適量
粉糖 適量

【つくり方】

1. バターをボウルに入れ、泡立て器で軟らかいクリーム状になるまで練る。

2. 1に砂糖を入れて、すり混ぜる。(さっくり混ぜ、混ぜすぎないこと)

3. 卵白を少しずつ入れて、その都度混ぜ、乳化させる。

4. 薄力粉とココアパウダーを加え、ゆっくり混ぜ、絞り袋に入れる。

5. 鉄板にクッキングシートを敷き、4を絞る。

6. あら塩を少し振り、160℃に予熱したオーブンで16分焼く。

7. 焼きあがったら、冷めたところに粉糖をまぶして完成。

■2:暑い日にぴったりのスイーツ「レモンとミントのグラニテ」

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レモンの皮も使用するため、あれば無添加の国産レモンがおすすめ

フランス料理のコース途中で、お口直しを目的に出される氷菓「グラニテ」。ひんやりシャキシャキした食感は、これからの季節にぴったりのスイーツ! 中身をくり抜いたレモンカップがとっても爽やかです。

【材料】

レモン 1個
ミネラルウォーター 160cc
グラニュー糖 25g
ミント 1パック(約12g)

【作り方】

1. ミネラルウォーターとグラニュー糖を火にかけて沸かす。

2.  1をボウルに移し、ミント・レモンの皮を入れラップして15分置き、シロップにレモンとミントの香りを移す。

3.  2をこし、熱がとれたらレモン汁(1個分)を合わせる。 (熱いうちにレモンを入れるとフレッシュな香りが弱くなるので注意)

4. 保存容器にうつし冷凍庫へ入れる。(浅い容器に入れた方が早くでき上がる)

5.  1時間後、4を冷凍庫から出しフォークで崩したら、再び冷凍庫に入れる。

6. さらに1時間後、5を冷凍庫から出してフォークで細かく崩せば完成。

※5~6を繰り返すと、きめ細かいグラニテになる。

■3:赤と白のコントラストが美しい!「苺のパンナコッタ」

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白いパンナコッタと赤いいちごの色味を楽しむには、ガラスの器が最適

濃厚でリッチな味わいのパンナコッタに、甘酸っぱいいちごのソースがよく合います。いちごの季節が終わってしまったら、さくらんぼなどでつくってみてもおいしいかもしれません。

【材料】(約3個分)

(パンナコッタ)
牛乳 80cc
生クリーム(35%) 140cc
きび砂糖 22g
板ゼラチン 4g
(いちごのピュレ)
いちご 8~10粒
グラニュー糖 10g(お好みの量)
レモン汁 10cc(お好みの量)
(いちごのマリネ)
いちご 10粒
グラニュー糖 ひとつまみ
レモン汁 2cc(お好みの量)
ミント お好みの量

【つくり方】

1. パンナコッタをつくる。鍋に牛乳、生クリーム、きび砂糖を入れ、加熱し、沸騰直前で火を止めてゼラチンを入れ、ゼラチンが溶けたら氷水に当てる。よく冷えたら器に流し、冷蔵庫で1時間程度固める。

2. 固めている間にピュレをつくる。いちご、グラニュー糖、レモン汁をジューサーにかける。ジューサーがない場合は、包丁で細かく刻む。ピュレ状になったら冷蔵庫で冷やす。

3. マリネをつくる。いちごを好きな形に切り、ひとつまみの砂糖、レモン汁、ミントと軽くあえたものにラップをして、冷蔵庫でマリネする。

4.1を冷蔵庫から出し、2と3を盛り付けて完成。

■4:しっとり感がやみつき!フランス伝統菓子「レモンのキャトルキャール」

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糖衣がけしたケーキは、手が止まらなくなるおいしさ

フランス語で「4分の4」を意味するキャトルキャールは、小麦粉、卵、バター、砂糖を4分の1ずつ配合したフランスの伝統菓子。覚えやすい分量なので、手順を把握すればすぐにつくれそうです。

【材料】(11cm×7cmのパウンド型2台分)

バター 160g
粉糖 160g
レモンの皮 1個分
塩 ひとつまみ
全卵 3個
薄力粉 160g
ベーキングパウダー 2g
レモン汁 1/2個分

【つくり方】

1. レモンの皮はゼスターグレーターorおろし金ですりおろす。

2. 柔らかくしたバターに粉糖、レモンの皮、塩を入れて白っぽくなるまで泡立て器で泡立てる。

3. 室温に戻した卵を、3回くらいに分けて2に入れ、都度混ぜる。※分離しないようしっかり乳化させる。分離した場合は薄力粉の一部を入れて繋げる。

4. 薄力粉・ベーキングパウダーを合わせ、2回に分けて3に混ぜる。

5. しっかり混ぜて粉気がなくなりツヤが出たら、レモン汁を入れて軽く合わせる。

6. パウンド型に流し入れる。(型の8分目くらいが目安)

7. 170~180℃に予熱したオーブンで40~50分焼く。

8. 焼きあがったら熱いうちにラップで包み、冷蔵庫で1日寝かせると熱がこもってしっとり仕上がる。

※8のままでもよいが、焼いた翌日に粉糖160g+レモン汁1個分を混ぜ合わせて、糖衣がけするとさらにおいしい。糖衣がけは刷毛orスプーンで行い、乾いたら完成。(高温のオーブンに30秒くらい入れてもOK)

■5:超簡単!イタリア風フルーツポンチ「マチェドニア」

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マチェドニアは「たくさんの種類を混ぜたもの」という意味の言葉

切って混ぜるだけという簡単レシピながら、華やかなイタリア風フルーツポンチの「マチェドニア」。そのまま食べてもOKですが、ヨーグルトやアイスの上にかけるのもおすすめだそうです!

【材料】(4人分)

お好みのフルーツ 適量
レモン 1個
はちみつ 大さじ2
白ワイン 大さじ2
※今回使ったフルーツは、いちご8粒、日向夏1個、ブルーベリー適量、オレンジ1個、キウイ1個

【つくり方】

1. フルーツを好みの大きさに切る。

2. 白ワイン(お子様が食べる時は火にかけてアルコールを飛ばす)、はちみつ、レモン1個分の絞り汁、オレンジを切った時の汁を混ぜ、1を入れて合わせる。

3. 2を冷蔵庫に30分以上入れて完成。


今回ご紹介したレシピ以外に、定番の「クレームブリュレ」や、少し難易度が高い「チョコレートスフレ」も公開されています。インスタグラムには詳しくつくり方が説明されているので、心配はありません。

今後も新しいレシピが公開されるようですので、ぜひチェックしてみてください。

問い合わせ先

アン グラン(UN GRAIN )インスタグラム

 ※ストーリーズハイライト「おうちレシピ」をご参照ください。
この記事の執筆者
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