Instagramで人気のフードクリエイター・RYO UNOさんから毎回、シャンパンに合わせるとおいしくいただけるレシピを教わる連載「シャンパンごはん」。今回は、『魚介のフィデウア』です。

魚介のフィデウア
魚介のフィデウア

赤や黄色など色鮮やかなパエリアはホームパーティーや夏のバーベキューでもテーブル映えする一品ですが、いざ自分でつくるとなると家にパエリア鍋がなかったり、米の炊き具合が難しかったりで敬遠しがち、なんてことも。今回は、そんなパエリアを自宅で簡単に楽しめるレシピです。

『桃と生ハムの冷製パスタ』でも使用したカペッリーニ(パスタ)を使って、フライパンでつくるパスタのパエリア、「フィデウア」をご紹介します。カペッリーニは米よりも扱いやすく、調理時間もかからないため、失敗せずに手軽につくることができますよ。

赤海老はぜひ殻つきのものを使って出汁をしっかりとって、カペッリーニはしっかり焦げ目をつけて香ばしくするのがポイントです。

【材料】(3〜4人分)

カペッリーニ 150g
赤海老(殻つき) 5尾
いか 1杯
あさり 120g
ニンニク 1かけ
玉ねぎ 1/2個
赤パプリカ 1/3個
黄パプリカ 1/3個
ミニトマト 10個
黒オリーブ 12個
オリーブオイル 大さじ3
塩 適宜
白ワイン 1/2カップ
バター 10g
コンソメ 5g
ぬるま湯 250ml
サフラン 微量
レモン 1/2個
イタリアンパセリ 3枝

【つくり方】

(1)〔下準備〕ニンニクと玉ねぎはみじん切りにする。パプリカは厚さ5mm程度食べやすい大きさに切る。ミニトマトは半分に切る。黒オリーブは種を取り除き、半分にする。カペッリーニは3cm程度に折り、分量外のオリーブオイル適量で軽く炒める。赤海老は背わたを取り除く。いかは、内臓、くちばし、吸盤、足の先、軟骨を取り除き、食べやすい大きさに切る。あさりは砂抜きをする。

(2)ぬるま湯にコンソメを溶かし、サフランを加えて戻す(A)。

(3)フライパンにオリーブオイルをひいて中火にかけ、ニンニクと玉ねぎを色が透き通るまで炒めたら、パプリカとミニトマト、黒オリーブを加えてさらに炒める。

つくり方(3)
つくり方(3)

(4)フライパンに赤海老といか、あさり、バターを加えて軽く火を通したら、白ワインを加えて強火にして蒸し焼きにする。あさりが開いたら赤海老といか、あさりを取り出す。

(5)フライパンにAを加えて沸騰させ、少し煮詰めたら、炒めたカペッリーニを加えて少し混ぜ合わせてからならす(この時ちょうどカッペリーニが浸る程度に煮詰まっているとよい)。

(6)水分が飛んできたのが分かったら蓋をして2分程度弱火にかける(オーブンにフライパンが入る場合は、さらに200℃に予熱したオーブンで5分程度焼くと食感が良くなる)。

(6)〔盛り付け〕取り出しておいた赤海老といか、あさりを戻して、くし切りにしたレモンを添えて、イタリアンパセリの葉をちぎる。

パセリ、レモンを添えて完成!
パセリ、レモンを添えて完成!

シャンパンと合わせることで、サフランの効いた魚介の旨味、香りが口いっぱいに広がります。ホームパーティーやバーベキューでぜひお試しください!

この記事の執筆者
名店と言われる都内のピッツエリアでのアルバイトをきっかけに、料理にのめり込む。Instagram(@r.uno)へのレシピ投稿でワールドワイドに支持を集め、2016年より料理家として本格始動。趣味はサーフィン。
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EDIT :
渋谷香菜子