【目次】

おでこにくっきりとシワができてしまう原因はまぶたの筋肉ではなく額の「前頭筋(ぜんとうきん)」を使うのがクセになっているから。目元の筋肉を正しく使うことで、シワの解消だけでなく、目力アップや頭のコリ解消にも繋がります。

【1】「眼瞼挙筋(がんけんきょきん)」を鍛えておでこのシワを解消


村木宏衣さん
アンチエイジングデザイナー
(むらき ひろい)大手ステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。最新刊は『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)。

まぶたをあげる筋肉=「眼瞼挙筋(がんけんきょきん)」が弱っているため、前頭筋でサポートしている状態で、まぶたの開閉のたびにシワを育ててしまうという悪しき習慣につながります。まぶたの開閉トレーニングは眼瞼鋸筋(がんけんきょきん)を効果的に鍛えます。

STEP1:手のひら全体で額を押さえる

トレーニングの際は、「前頭筋(ぜんとうきん)」が1ミリたりとも動かないようにするために、手のひら全体で、前頭筋がある額をピタッと押さえる。

とにかく額の筋肉を使うことがシワの原因なので、額を動かさないというのを意識して。

STEP2:額を動かさず、上まぶたを引き上げて目を開ける

STEP1の状態で、上まぶたの力だけで目を開け閉めしましょう。これを10回行って。この時、前頭筋は絶対に動かさないように意識しましょう。初めは動いてしまっても、継続することで動かなくりますよ。

アゴが上がらないように、まっすぐ正面を見たまま行いましょう。

【まとめ|「眼瞼挙筋」を鍛えておでこのシワを解消する、まぶた開閉トレーニング4か条】
1.まぶたを大きく開けるとおでこにシワができるのは、額の筋肉でまぶたを引き上げているから。
2.まぶたの筋肉、眼瞼挙筋が衰えているため、前頭筋がサポートしている状態に。
3.このクセを放っておくとシワが定着してしまうので対策が必須。
4.眼瞼挙筋を鍛えるトレーニングを行えば、おでこのくっきりジワは防げる。

初出:10秒で完了!老け見えするおでこの深いシワ対策には「まぶた開閉トレーニング」が効く

【2】「前頭筋」をほぐしてシワになるクセを脱却


硬くなった「前頭筋(ぜんとうきん)」をほぐすことで、額の横シワの定着を防ぎます。

STEP1:前頭筋のマッサージは拳を使う

手をグーにして、親指以外の四本の指はぴったりとくっつける。第一関節と第二関節の間にできる平らな面を使ってマッサージします。

額は皮膚に厚みがないので、関節部分を使うと刺激が強すぎるので広い面を使うのがベスト。筋肉を痛めることなく深く圧をかけることができます。

STEP2:頭の重みを利用して圧をかける

デスクに肘をつき、頭の重みを使って圧をかけます。おでこにSTEP1でつくった拳を当てて、よりかかるように頭を拳にゆだねてみましょう。このとき拳と額の間にティッシュを挟んでおくとメイクがくずれにくくなります。

肩が上がりすぎると肩こりの原因になるので、楽な姿勢でできるように、椅子と机の高さを調整しましょう。

STEP3:両手の拳を使って額をクルクルとほぐす

スタート位置は、左右の眉頭の上あたり。STEP1でつくった拳の平らな面を当てて、クルクルと5回、小さい円を描くようにもみほぐす。そして位置を少し外側にずらしながら、こめかみまでの4カ所を行います。次に、額の真ん中、生え際も、中心から外に向かってマッサージしていきましょう。これをSTEP2の体制で行います。

表面だけをさするのではなく、骨に届くようにしっかりと圧をかけながら行うのがコツ。

【まとめ|前頭筋ほぐしメソッド4か条】
1.額のシワは筋肉の硬直が関与しているので、スキンケアだけでは消えにくい。
2.前頭筋が硬く縮むことで、皮膚が引っ張られ、表情ジワとして定着してしまう。
3.額の深いシワを解消するには、前頭筋をほぐすマッサージを行うのが効果的。
4.頭の重みを利用しながら、小さな円を描くようにマッサージ。こうすると余計な力を使わずに、簡単に圧をかけることができる。

初出:額のシワを消す簡単マッサージ|仕事の合間にできる、前頭筋をほぐす方法

【3】「側頭部」をほぐして眉間のシワを解消


耳周りを緩めることで、側頭部や目周りの筋肉がしなやかになるので、クセになってしまった眉間のシワにも効き、顔全体のリンパの流れも改善します。

STEP1:人差し指を使い、耳の上を横方向にさすりながらほぐす

気持ちいいくらいの優しい圧で行いましょう。耳の上には「耳介筋(じかいきん)」という筋肉があり、これは縦方向に走っているので、優しく横にさすりながらほぐして。これを約10秒くらい。

優しいタッチでも十分効果はあるので、力を入れすぎないように注意しましょう。

STEP2:耳の前側を縦方向にさすりながらほぐす

STEP1と同様に、人差し指でさすります。これを10秒行って。耳の前にある「前耳介筋(ぜんじかいきん)」は横方向も走っているので、縦に上下しながらほぐすのが効果的。

耳の手前はリンパ節があるので、ここを刺激することで顔全体のリンパの流れが良くなります。

STEP3:耳の後ろを縦方向にさすりながらほぐす

ここもSTEP1、STEP2と同様に、人差し指でさすります。これを10秒。耳の後ろにある後耳介筋も横方向に走っているので、縦に上下しながらほぐしましょう。そして、STEP1、STEP2、STEP3の行程を反対側の耳でも行いましょう。

耳の後ろにもリンパ節があります。耳の手前、後ろの両方を刺激すると巡りが良くなり、むくみ解消にもつながりますよ。

【まとめ|眉間のシワも顔のくすみも解消する、耳周りマッサージ4か条】
1.食いしばりや目を酷使することで、側頭筋が硬化し、リンパの流れが滞ることで眉間のシワやくすみが起こる。
2.放っておくとシワが深くなり、顔の疲労感も増すので老け顔に…。
3.耳周りには、側頭筋につながる筋肉やリンパ節があるので、ここをほぐすのが効果的。
4.人差し指1本で簡単にできるこのマッサージで、眉間のシワも顔のくすみをまとめて解消できる。

初出:眉間のシワも顔のくすみも解消!耳周りマッサージで若返る

【4】「眼輪筋(がんりんきん)」トレーニングで目尻の大ジワを解消


たるみ・くぼみ・大ジワといった目元の悩みは、目の周りにある「眼輪筋(がんりんきん)」の劣化によって引き起こされています。

STEP1:ウォーミングアップ・・・こり固まった額の「前頭筋(ぜんとうきん)」をほぐす

眼輪筋トレーニングの前に、額の前頭筋のマッサージを行いましょう。手で軽く握りこぶしをつくり、額におきます。両手を離しすぎず、眉頭の上に小指が来る位置からスタート。ひじをテーブルにつき、寄りかかる。頭の重みを利用して、額の骨に圧をかけるようにし、こぶしを1か所につき5回、クルクルと回してみてください。

前頭筋をほぐすウォーミングアップ
手で軽くこぶしをつくり、親指は外側に。第二関節の平らな面を使います。
ほぐすのは前頭筋のある額全体。眉間からこめかみ、眉上から生え際まで、まんべんなく行って。

STEP2:下まぶたのたるみ&くぼみ・・・下まぶただけで閉じる訓練

下まぶたのたるみ&くぼみには、指先を使ったトレーニングを。まずは人さし指で、上まぶたの「眼輪筋(がんりんきん)」をとらえます。そのまま軽く押さえて固定したら、下まぶただけで閉じるように動かしましょう。これを10回行います。反対側も同様に行ってください。すぐにできない場合は、下記のマッサージをトライしてみましょう。

下まぶただけで閉じる訓練でたるみ&くぼみ対策
すぐにできない場合は、反対の手で下まぶたに軽く触れ、そこを引き上げるようにして下まぶただけを閉じるように動かします。あくまでも手は添えるだけで、ここの筋肉を使うという意識をもたせるためです。

STEP3:上まぶたのたるみ&くぼみ・・・眼輪筋(がんりんきん)の弾力をふっくらさせる

上まぶたのたるみ&くぼみには、指の関節をトレーニングを。机などにひじをついて、人さし指の第二関節の面を眉毛に当てます。頭の重みを利用して圧をかけましょう。まずは指を眉間に近い部分に当て、「ウンウン」と小さくうなずきます。目の周りの骨に沿うようにして、位置を変えながら押さえてください。

眼輪筋(がんりんきん)の弾力をふっくらさせる訓練で下まぶたのたるみ&くぼみ対策
人さし指をカギ形に曲げ、第二関節の平面部分を使います。
圧をかける場所は、眉頭の下、眉毛の真ん中、眉尻側の計4か所。眉尻側は、つり目になるように。

STEP4:目尻の大ジワ・・・眼輪筋(がんりんきん)の緊張をとってシワを解消!

目尻の大ジワは、2本の指を使ったトレーニングを。まずは目尻を人さし指と中指で固定します。押さえる場所は、こめかみよりも目に近い部分を。目尻の筋肉だけでなく、その奥にある骨もしっかりと指で感じて押さえましょう。指で垂直に圧をかけ、まぶたを10回開閉します。目はできるだけ大きく開いてください。反対も同様に行います。

眼輪筋(がんりんきん)の緊張をとる訓練で目尻の大シワ対策

初出:もう不幸そうに見られない!顔の印象が若々しく復活する「眼輪筋トレーニング」

この記事の執筆者
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