今回は、2020年5月に「Precious.jp」でご紹介したヘアスタイルの中で、人気を集めた上位5つの髪型をご紹介いたします。

面長や丸顔、太くて多い剛毛など、お悩み解決スタイルが人気を集める結果に! それぞれご提案いただいた、ヘアスタイリストの方たちのアドバイスとともにお届けしますので、ぜひご覧ください。それでは、5位からチェック!

2020年5月の髪型人気ランキング、ベスト5を発表!

【第5位】のっぺりしがちな剛毛でも楽しめる、動きのあるミディアムヘア

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表面にレイヤーを入れて、毛流れで軽さと動きを出す。

毛量が多くて広がりやすい髪は、「膨らみを抑えたストレートスタイルしか楽しめない」と思い込んでいませんか?

sui店長の坂口勝俊さんは、「毛量が多くても表面にレイヤーを入れておけば、動きのあるスタイルが楽しめます。スタイリングするときも、カールで動きを出すのではなく、ストレートにすることで毛先に動きを出せば広がりが抑えられます」とアドバイス。

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【第4位】頭頂部の分け目が目立たない「ゆるふわミディアム」

ミディアムヘア_2
トップの表面にレイヤーを入れ動きが出やすいようにする。

頭頂部の髪が細くなると分け目が割れやすくなって、薄毛感がいっそう強くなるもの。

そんな髪悩みにDIFINO akasakaのスタイリスト、槌田美希さんは「分け目など割れやすい部分をカバーするには、前髪を前に倒すように流れをつくること。この毛流れの効果で分け目が割れにくくなり、小顔効果も生まれます」と。

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【第3位】丸顔でも頭が大きく見えない! 小顔になる「パーマ×ボブ」

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毛先のハネ感が今っぽい! 抜け感のあるリラックスパーマボブ。

ANTIの店長・CHIIさんによると、丸顔さんがボブスタイルにするときにNGなのが、パッツン前髪とあごジャストの長さ、丸みのあるフォルムなのだそう。

「どれも頭が大きく見える原因になりますし、とくに40代にとっては幼い印象にも。40代のボブスタイルなら、パーマを取り入れた抜け感のあるデザインがおすすめです」(CHIIさん)

おすすめの理由は、パーマを取り入れることでシルエットの調整がしやすく、あごの長さのボブスタイルでも、丸顔の輪郭を補整することができるから。

「大切なのは、肌の出し方。額は出しつつ、頬に毛束がかかるようにパーマをかけてあげると、輪郭をカバーしつつ抜け感のある印象に。全体のフォルムは、ハチ周りはタイトに、毛先にはハネ感が出るようにすると、卵型のシルエットになります」(CHIIさん)

また、パーマを取り入れるメリットは他にも。

「40代になると、髪の分け目がペタッとして目立つというお客様が多いです。これにもパーマは有効。パーマを全体にかけてあげることで、髪の根元に空気感が出せますよ」(CHIIさん)

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【第2位】太くて多い髪でも素敵に決まる「ショートボブ」

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フェイスラインと中間を剥いてボリュームダウン。

毛量が多い髪でボブスタイルにすると、はち周りが膨らんで頭でっかちなスタイルになってしまいそう。そんな不安を一掃してくれるのが、sui副店長の中西雄二さん。

「広がりやすい人は、根元をつぶしてへこませるスタイリングをすれば大丈夫。そうするといらないボリュームは抑えられて、ボリュームが欲しい部分は自然と膨らみます」(中西さん)

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【第1位】面長に似合うボブは、輪郭カバーの菱形シルエットが正解!

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横幅広めの菱形シルエットで、縦長感を軽減するボブスタイル。

ポイントは、前髪と全体のフォルムの作り方。

「前髪は、肌を見せる分量のコントロールという点でとても重要。肌が多く見えていれば、その分顔の面積も大きく見えます。だから、面長さんにとって、縦の面積を広げてしまう短い前髪はNGです。全体のフォルムも、縦長な印象を作らないことが大切なので、長い髪で輪郭を隠すのは逆効果。横に広がるような菱形フォルムを作ると、縦長の印象をやわらげることができます」(imaii scaena x coloreのディレクター・石原治和さん)

さらにこのボブスタイルは、40代になると気になる輪郭の下がりと、髪のボリュームダウンもカバーしてくれるんです!

「カットで前下がりのラインを作っているので、輪郭がリフトアップして見える効果があります。トップのボリュームが気になるという40代の方は多いですが、面長さんはトップに高さを出し過ぎるのもNG。ハチ周りはすっきりタイトにおさまるようにすると、キレイな菱形シルエットに。全体がふんわりボリュームアップして見えますよ」(石原さん)

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いかがでしたでしょうか? 外出自粛も徐々に緩和されていますが、まだまだヘアサロンに行けない人も多いかとは思います。次、髪型を変えるならどうしようかな?と想像するのにお役立ていただければ嬉しいです。ヘアサロンに行く前にぜひ、参考にしてみてくださいね。

*2020年5月1日~31日現在の集計

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この記事の執筆者
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