外食で味わう料理で季節を感じることも多いが、今はそれもなかなか難しい。東京ミッドタウン日比谷に揃う名店から、夏の旨いものを中心にテイクアウトできるメニューを紹介する。

【日本料理 龍吟】テイクアウト5時間以内に食べられる人限定！　鱧のしゃぶしゃぶ

ミシュランの三ツ星に何度も輝く山本征治氏の「龍吟」からは、同店の料理の魅力である「日本の豊かさ、そして本物の魅力」を感じられる鱧を使った「夏のしゃぶしゃぶ」が登場した。

「夏のしゃぶしゃぶ」（2人前）￥50,000 ※前々日までの予約 ※タクシーでの配送は可能
「夏のしゃぶしゃぶ」（2人前）￥50,000 ※前々日までの予約 ※タクシーでの配送は可能

この料理の命は死後硬直が始まる前、プリプリの状態の骨切りした鱧の切り身。脆く繊細な素材のため、「テイクアウト5時間以内に食べられる人限定」で提供している。予約の取れない人気店の化学調味料、保存料不使用のオリジナル鍋を自宅で堪能しよう。

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【南禅寺 瓢亭】の夏を感じさせる鱧すし＆老舗料亭の格が宿るローストビーフ

創業450年余りを誇る京都の老舗料亭「瓢亭」の東京初店舗。京都本店とは異なる初めての割烹スタイルで、京料理・日本料理の神髄を伝えている。

今の季節、京都の夏を彩る鱧を使った寿司は、見逃せない。

寿司_1
「鱧すし」（1本・12切）￥12,960、（1/2本・6 切）￥7,020 ※前々日までの予約

7〜8月にかけて脂がのり、旬を迎える鱧。鱧とタレ、米が絶妙なバランスで奥深い味わいを醸し出す。

「ローストビーフ弁当」￥3,780※前日までの予約 ※鱧すし・ローストビーフ弁当ともに持ち歩き30分以内の人に限る

香味野菜でローストし、山椒や花椒、生姜をきかせたタレを絡ませた土佐赤牛の赤身肉が主役。ローストビーフの下には、新玉ねぎごはん。玉ねぎの甘さと豆乳バターのコクが、ローストビーフをさらに引き立てる。

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【そばがみ】出汁が主役のうどんすき＆山海の幸がふんだんなばら寿司

「日本料理 神谷」による本格的なそば処。福島と山形産のそば粉で毎日手打ちするそばが人気だが、テイクアウトではうどんすきに注目だ。

「そばがみ特製うどんすき」（2人前）￥5,500 ※前日までの予約制
「そばがみ特製うどんすき」（2人前）￥5,500 ※前日までの予約制

「日本料理神谷」のおせちの時期だけ限定で販売され、リピーターの多いうどんすきが、東京ミッドタウン日比谷限定で登場。

軽く湯通しした季節の魚介類と鶏肉は、特製出汁につけて味わう。出汁は丁寧にとった北海道の厳選した昆布やかつおぶしで旨味をひきだし、数種の味噌、ペーストしたごまなど8種類の素材をブレンドした特製だ。〆には、もちもちのうどんを入れ、魚介類がしみ込んだ出汁と堪能を。

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「ばら寿司」（2人前）￥3,300 ※前日までの予約制

愛知県三河産うなぎの蒲焼きをどんこ椎茸、かんぴょう、ごぼうを丁寧に炊いて混ぜ合わせた酢飯にのせた「ばら寿司」。温めても美味しい。店舗では出していないテイクアウト特別メニューだ。

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津島千佳 ライター・エディター
フリーランスのライター・エディターとして10年以上に渡って女性誌を中心に活躍。MEN'S Preciousでは女性ならではの視点で現代紳士に必要なライフスタイルや、アイテムを提案する。
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