ここ数シーズン、水着のバリエーションが増えているというHERMÈS（エルメス）。高級馬具工房からスタートしたエルメスのプレタポルテは、スポーツウエアが出発点。フランス人のライフスタイルに寄り添い、スポーツを楽しむためのウエアを提案するところから始まりました。
そう考えると、バカンスに欠かせないアイテムである水着のバリエーションが増えてきたという点にも納得ですよね。そんな「人生を楽しむため」の水着には、大人が求める要素が凝縮されています。
「カジュアルすぎるのも避けたいし、過剰にデコラティブなのもちょっと…」と、何かと難しい大人の水着選び。欲しいのは、上質で着心地がよく、さりげなくボディーラインを整えてくれるデザイン。それを叶えてくれるのがエルメスなのです。今回は、新作の水着を3点厳選してご紹介します。
ボディーラインが美しく見える水着を、エルメスの新作から厳選！
■１：モダンでグラフィカルな、主役級のプリントタイプ
肌の露出を控えたいという方におすすめなのが、ワンピースタイプの「リナ」。お腹をカバーしつつ、深めの胸元や足が長く見えるレッグラインで女性らしさを引き立ててくれるデザインです。
後ろはアクティブな印象のレーサーバック。開放感のあるビーチシーンにマッチします。
ブルーを基調にしたサイケデリックなプリント「カレ・タタン」は、グラフィカルな表現を得意とするジャンパオロ・パニによるもの。よく見るとHERMÈSの6文字が描かれた、大人の遊び心が感じられる柄です。普段は無地派という方も、ビーチやプールでは少し気分を変えてプリントを楽しんでみてはいかがでしょう。
■２：美しい発色を楽しむ、シンプルシックなデザイン
続いて、上の「リナ」と同じ少し厚手の生地を使用したセパレートタイプの「ロメオ」をご紹介します。
ホルターネックのトップとシンプルなボトムの、ヘルシーな魅力を放つセットアップ。鮮やかな発色と美しいカッティングが際立つ、ミニマルで飽きのこないデザインです。
シンプルななかにエルメスならではのディテールを潜ませているのもポイント。胸元のバックルはアイコニックな「シェーヌ・ダンクル」の留め具がモチーフ。また、後ろのホックには「クルー・ド・セル」が刻印されています。
■３：深いV開きとウエストの切り替えでスタイルアップを実現
最後にご紹介するのは、薄手で軽く、高い伸縮性をもつ生地で仕立てたホルターネックのワンピースタイプ。ストレッチがきいており、着脱しやすいスイムウエアです。
フロントとバックが深いV開きで、女性の身体を美しく見せるデザイン。ウエスト部分には切り替えがあり、スタイルアップ効果も期待できます。
ドローストリング風のディテールがあしらわれた胸元には、今季のエルメスのスイムウエアに特徴的なタッセルつき。タッセルのキャップにはロゴが刻印されています。
生地には、乗馬の世界から着想を得たバックルのモチーフがジャカード織りで入っているのも特徴。シルエットからディテールまで、こだわりが詰まったデザインです。
上質で着心地がよく、洗練されたシックなデザイン。美しいカッティングに、こだわりのディテール。エルメスの新作水着は、大人が求める要素を心地よく満たしてくれるアイテムばかり。なかなか理想の1着に出合えなかったという方にこそ、ぜひお試しいただきたいラインナップです。
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- PHOTO ：
- 木村 慎
- WRITING ：
- 門前直子
- EDIT ：
- 石原あや乃
