蒸し暑いシーズンに重宝するのは、風が通りやすいロングスカートです。様々な柄をあしらったタイプは、あっさりしがちなサマールックに華やぎやフェミニン感をもたらしてくれます。パートナーに迎えたいのは、黒無地のトップス。色や柄を引き立ててるだけではなく、上半身をシャープに見せてくれます。「黒トップス×柄ロングスカート」を上手に仕上げるコツは、上半身はコンパクトにまとめ、スカートで主張する「強弱」のめりはりにありました。

引き締め効果抜群!海外セレブ流「黒トップス×柄ロングスカート」スタイル5選

■1:パイソン柄を大人シックに整える「黒小物」の好バランス

パイソン柄ロングスカートに黒トップスのソフィア・ヴェルガラ
バッグを斜め掛けにして自然な落ち感を演出

黒トップスがシックなムードなので、スカートに強めの柄を取り入れやすいのが、このコンビネーションのメリットです。マキシ丈で柄のインパクトを押し出すと、上半身がコンパクトに映ります。

女優のSofia Vergara(ソフィア・ヴェルガラ)は、シャープな印象のパイソン柄をロングスカートに迎えました。小ぶりの黒トップスが全体をクールに見せています。バッグや靴も黒で統一。ブラック効果で、全体をスリムに整えています。柔らかいシフォン素材がパイソン柄をやさしい印象に導きました。強めモチーフをグッドバランスに整える際の、お手本コーデといえます。

■2:軽やか素材の「黒×白」配色で、モダンスタイリッシュに

「黒×白」でスタイリッシュなカーリー・クロス
黒トップスに華奢ネックレスを乗せるのは、夏の定番テクニック

黒トップスを生かすうえで、最も効果的なコーデの1つが「黒×白」のモノトーン配色です。真っ白なロングスカートでスタイリッシュにまとめる方法と、控えめの柄入りで落ち着かせる方法があります。

モデルのKarlie Kloss(カーリー・クロス)は、上半身にピッタリと沿う黒トップスで、ボディーの細感を際立たせました。白ベースのスカートを引き立てる効果も発揮。白が主体のスカートは、夏にうれしい清潔感や涼やかさを演出。動きの出やすい、軽やかなセミフレアスカートに、レザーバッグで「きちんと感」を添えているのは、甘さを抑えるテクニックです。

■3:ボディーラインにメリハリを与える「リボン結び」テクニック

黒トップスの裾を結び、ウエスト周りを引き締めたリリー・コリンズ
結んだ裾の端は無造作に垂らして、リラクシングな雰囲気に

控えめな印象の黒トップスですが、小技を加えると、表情を変えられます。たとえば、裾をキュッと結ぶだけでも、ウエストが小粋に様変わり。タイト感も高まります。

女優のLily Collins(リリー・コリンズ)は、ノースリーブの黒トップスでランチへ。裾はリボン結びで、ウエスト周りを引き締めました。タイトな黒トップスを、一段とコンパクトに見せられるのは、裾結びならではの特徴。トップスの裾が上がった分、さらに縦長効果を発揮してくれます。リゾート風のスリット入りスカートを、黒トップスで都会的なムードに引き寄せました。

■4:スレンダー感を倍増させる「ノースリーブ×ストライプ柄」

細い縦縞模様のロングスカートに黒トップスのセレーナ・ゴメス
シルバーのミニバッグがまばゆいアクセントに

ほっそり感を高める組み合わせを狙うなら、やはりストライプ柄が一番。しかも、黒と白のツートーンなら、シャープ感が一段とアップ。サマールックがスレンダーに仕上がります。

細感の際立つ装いを披露したのは、歌手のSelena Gomez(セレーナ・ゴメス)。トップスが黒のノースリーブだから、スレンダーな印象が引き立ちました。さらに、細い縞模様が縦に走るロングスカートを引き合わせて、縦長イメージを増幅。トップスがハイネックだから、いっそう細長く映っています。

■5:定番のレオパード柄は「オーバーサイズ」で今年っぽく

レオパード柄のロングスカートにオーバーサイズの黒Tシャツのジェシカ・ビール
オーバーサイズの黒Tシャツが着痩せ効果を発揮

定番のレオパード柄も、シルエットを変えることで今年っぽいムードに整えることができます。着こなしのポイントは、首周りの詰まった、袖ありタイプの黒トップスを選ぶところです。

女優のJessica Biel(ジェシカ・ビール)は、レオパード柄のロングスカートをまといました。レオパード柄は時代遅れに見られてしまうこともありますが、オーバーサイズの黒Tシャツを合わせることで、今年らしいこなれ感をまとわせることができます。華奢なネックレスをTシャツにオン。艶やかな赤バッグがフェミニン感を添えています。


今回は、簡単にスタイルアップできる「黒トップス×柄ロングスカート」の着こなしに注目しました。シンプルな黒トップスは、全体を引き締めてトーンダウンさせる効果があるので、印象が強い柄スカートでも落ち着いた印象に整えてくれます。海外セレブの技を参考に、軽やかさとエレガンスが同居する重宝コーデを、この夏ぜひ試してみてください。

関連記事

この記事の執筆者
多彩なメディアでランウェイリポートやトレンド情報、着こなし解説などを発信。バイヤー、プレスなど業界での豊富な経験を生かした解説が好評。自らのTV通版ブランドもプロデュース。TVやセミナー・イベント出演も多い。著書に『おしゃれの近道』『もっとおしゃれの近道』(学研パブリッシング)がある。
PHOTO :
AFLO
WRITING :
宮田理江
EDIT :
石原あや乃