日本テレビ系水曜ドラマ『ハケンの品格』は、篠原涼子さん主演の痛快お仕事ドラマ。
簡単な事務仕事をしていると思われがちな派遣社員ですが、主人公の大前春子（篠原涼子さん）は、スキルの高さから「特Sランク」という最高ランクを持つスーパーハケン。「お時給分はきっちり働かせていただきます」がモットーの彼女が、派遣先である食品総合商社S&F社に起こる問題を、持っているスーパースキルで解決していきます。
前作から出演している小泉孝太郎さんや勝地涼さんはもちろん、新入社員役として杉野遥亮さん、中村海人さん（Travis Japan・ジャニーズJr.）も出演し、話題のドラマです。
大前春子のスーパーハケンぶりを描きながらも、社員とハケンの間にある働き方、意識、扱われ方の差についても描いていくドラマ。社員とハケンの間の違いも大きいですが、どうやら新入社員とそれ以外のメンバーの意識、行動にも大きな差がありそうです。
今回も視聴率12.7％と初回からすべて2桁をキープして好調の本作。第4話の内容を振り返ってみましょう。
大泉洋さん演じる東海林が東京へ転勤！そして、またもや新入社員の行動でてんてこ舞いな第４話
自宅のゴミを会社でこっそり捨てようとする井手裕太郎（杉野遥亮さん）の世間知らずぶりに、困惑する社内一同。
春子（篠原涼子さん）は注意しますが、部長の宇野一平（塚地武雅さん／ドランクドラゴン）から「新入社員の教育は社員の役目」だと釘を刺されます。「承知しました。新入社員には今後一切、関わりません」と春子は言いますが、春子は新入社員のフォローをしており、困るのは社員なのでした。
実は井手は、S&F社との最重要取引先「テイスト・オブ・ライフ」創業者、社長の美香（キムラ緑子）の三男で、コネ入社の上、特に贔屓にされていたのでした。そのため宇野は、春子が基本的な書類の取り扱いについて注意しただけで、気が気ではありません。
里中賢介（小泉孝太郎さん）は旭川支社へ出張中。旭川支社・支社長補佐の東海林武（大泉洋さん）は、「黒豆ビスコッティ」でひと旗揚げようと息巻いています。
そんな中、井手と三田貴士（中村海人さん／Travis Japan・ジャニーズJr.）の新入社員コンビは初めての営業へ向かいます。三田は順調に営業をこなしますが、井手はサンプル品を配ることもままならず。そして連日、宇野に飲みに誘われ、うんざりするのでした。
初めてのお給料の少なさにがっかりする、新卒派遣社員の千葉小夏（山本舞香さん）。4月から「同一労働同一賃金」制度が始まったものの、正社員級のお給料がもらえるわけもなく、お弁当の内容を減らしてやりくりするレベルです。
そして、新入社員コンビが営業で配っていたのは回収しているサンプルだったことがわかります。それはハケンの福岡亜紀（吉谷彩子さん）と、千葉小夏（山本舞香さん）に、適当に準備を頼んだために起こった過ちでした。
回収作業を行う社員たち。井手は自分が行うはずだった冷蔵倉庫の整理を行わなかったことが原因と考え、冷蔵倉庫へ向かいますが、誰にも告げずに行動したため、失踪騒ぎになってしまいます。
そんな最悪のタイミングで、井手の母・美香が息子の働く様子を見学に来ます。宇野と浅野務（勝地涼さん）たちは必死に探しますが、見つかりません。出迎える里中と東海林（大泉洋さん）は、井手が見つかるまでの時間伸ばしに必死に。
ついに春子が、冷蔵倉庫で井手を見つけます。そんな最中に停電が起き、極寒の冷蔵倉庫の中に、ふたりで閉じ込められてしまいます。停電によりパスワードがロックされ、ドアが開かなくなってしまったのです。監視モニターも制御できなくなっており、警備室もこの事態を察知できない絶体絶命の状況になります。
寒い冷蔵倉庫の中で、井手に防寒のため段ボールをまとわせたり、効率的に気づいてもらうためのシグナルの出し方を教えたりする春子。「それも資格ですか」と問う井手に、「生き延びるのに資格も何もないでしょう」と春子はバッサリ。
ようやく、見回りの警備員に気づいてもらえ、脱出できたふたり。営業事業部に戻ると、ちょうど社長の宮部蓮三（伊東四朗さん）と共に井手の母・美香がやってきて、その様子を見学しています。
回収品の件を自分のミスだと謝る井手。さらには「『スーパーハケン』になります」と宣言し、社員を呆然とさせます。案の定、春子に「無理です」と断言されますが、「多少は見どころのあるヘタレ」と言われて、うれしそうな井手。それを見て美香は、「これからも息子を鍛えてやってください」と宮部社長に告げるのでした。
すべてが終わった社内で「ハケンにあこがれる新入社員とは……」とあきれる東海林と、「大前さんみたいになりたいっていうのは、ちょっとわかる」と、話す里中なのでした。
SNSではシュレッダーのかけ方を教わりたい方が多数出現！
井手が書類の扱いについて注意されたときに「シュレッダーが怖い」と発言し、同期の三田貴士（中村海人さん／Travis Japan・ジャニーズJr.）が、優しく安全なシュレッダーの使い方を教えてくれるというシーンがありました。そのためSNS上では「私にも教えて！」「三田くんに教わりたい人生だった」という投稿が多数発生！
また、やはりファンは東海林の登場に沸き立っていた様子。「やっぱり東海林がいなくては！」「待ってました！」という声がたくさん。そして、「春子と東海林のまどろっこしい恋模様がどうなるのか、楽しみ！」という投稿も見られましたよ。
新入社員コンビをもっと見られる！Huluオリジナルストーリー『ハケンの珍客』
新入社員コンビの井手裕太郎＆三田貴士をメインに描いていくHuluオリジナルストーリー『ハケンの珍客』。動画配信サイトHuluにて、『ハケンの品格』本放送後に配信されています。本編では他の社員に隠れがちなふたりをたっぷり堪能できると話題です。
現在配信中の最新第4話もこのふたりがドタバタ騒ぎ。先輩社員の浅野務（勝地涼さん）からの指令に慌てふためく新入社員コンビ。ふたりでは荷が重いため、派遣会社ワークゼアにハケンを依頼し、そのスキルにすがります。彼らの前に現れたのは、大前春子ほどではないけれど「スーパーなハケン」二重橋直子（久本雅美さん）でしたが……。
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それでは、気になる第5話のあらすじをご紹介します！
大泉洋さん演じる東海林の肝煎り企画が波乱を起こす！第５話あらすじチェック
旭川支社にいた東海林武（大泉洋さん）は本社の営業一課へ転属になりました。営業事業部の面々と仕事をする日々が始まります。相変わらず、春子（篠原涼子）さんが気になる東海林ですが、春子は彼をハエ呼ばわりします。
北海道に赴任していた東海林は、向こうでおいしく痩せると評判が高かったお菓子「黒豆ビスコッティ」を全国展開しようと、ダイエット効果を証明するデータと、100人の女性達のアンケートを持って帰ってきていました。
しかし、雑誌の取材をきっかけに、ダイエット効果のデータ改ざんが疑われ、栄養学の教授のお墨付きも怪しくなっていってしまいます。そして、検査分析士の資格を持つ春子が検査することになります。
東海林は謝罪会見を開くまで追い込まれてしまいます。アンケートは実際に行われ、偽りのないものでしたが、部長の宇野一平（塚地武雅さん／ドランクドラゴン）は証拠隠滅のため処分を命じます。東海林のアンケートへの思いを知る里中は、それらがシュレッダーにかけられたと知って愕然とします。
そんな中、北海道から「黒豆ビスコッティ」をつくる小さな工場の社長が上京します。春子は「このままだと工場がつぶれそうだからと飛んできた」と聞かされますが……。
大泉洋さん演じる東海林が戻ってきて、東海林と春子の丁々発止のやりとりがまたみられるのが楽しみな『ハケンの品格』。なんだかんだ言いながらも、弱い立場の人を応援しようと動く春子はどんな活躍を見せるのでしょうか。気になる物語の詳細は、本放送でチェックしてくださいね。
番組詳細
- ハケンの品格
- 7月15日（水）22時スタート予定 日本テレビ系
- TEXT ：
- Precious.jp編集部
