[8/5のコーデ]大人の女性を美しく見せる「ステックパンツ×トングサンダル」の永遠の黄金バランス

モード感やトラッド感を絶妙にかけ合わせる、リタさん流「きれいベーシック」は、マンネリになりがちな夏の装いの救世主! おしゃれの腕が上がる、とっておきのルールをレクチャーします。

スティックパンツ¥38,000(トレメッツォ〈ピーティートリノウーマン〉) サンダル¥33,000(アマン〈イル サンダロ オブ カプリ〉) カーディガン¥63,000・ニット¥38,000(ストラスブルゴ〈クルチアーニ〉) サングラス¥36,000(アイヴァン PR) バングル¥36,000(エストネーション〈アンコモン マターズ〉) バッグ¥359,000(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)
スティックパンツ¥38,000(トレメッツォ〈ピーティートリノウーマン〉)、サンダル¥33,000(アマン〈イル サンダロ オブ カプリ〉)、カーディガン¥63,000・ニット¥38,000(ストラスブルゴ〈クルチアーニ〉)、サングラス¥36,000(アイヴァン PR)、バングル¥36,000(エストネーション〈アンコモン マターズ〉)、バッグ¥359,000(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)

全体をアクアブルーのワントーンで統一した、バカンス地でのジャッキーを彷彿とさせる爽やかなスタイリング

ジャッキーのバカンススタイルを都会的に解釈し、「スティックパンツ」とかごバッグ、「トングサンダル」で描く黄金トライアングルで、"クリーン・知的・品格"の私のスタイリング3原則を表した三位一体コーディネート。アクアグリーンの「スティックパンツ」は、くすみニュアンスを含んだトーンが絶妙な一着。

首の詰まったハイネックニットもブルー系でなじませて清涼感を重ねました。Iラインシルエットが、涼やかに"細見え"をかなえます。(髙橋リタさん)

かっちりフォルムのかごバッグでクラシカルを後押し

バッグ¥359,000(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)

私の夏スタイルに欠かせない小物がかごバッグ。ナチュラル素材がリラックス感を表現しつつも、端正なフォルムが上品な印象。偏愛ブランドは写真の"マーク クロス"や"ロエベ""カパフ"。

ジャッキーもかつてのバカンスで愛用した名品トングを

サンダル¥33,000(アマン〈イル サンダロ オブ カプリ〉)

これがないと私の「スティックパンツ」スタイルは完成しないとまでいえる、"イル サンダロ オブ カプリ"のサンダル。さりげないアクセサリー使いで、トングでも都会仕様として活躍!

「ジャッキーのカプリ島でのバカンスコーデが私のパンツスタイルの原点。夏は品よくトングサンダルで品よく楽しみます」(髙橋リタさん)

ジャッキーのバカンスコーデ

「スティックパンツ」も、夏のきれいベーシックを支える最愛アイテムとして外せません。大人の女性が選ぶべきは、細身ながらもボディラインを拾いづらい落ち感のある素材や、少し厚地の生地で仕立てられた端正な美脚シルエット。そして、足首見せで下半身をシャープに見せてくれるクロップド丈です。

これらの条件に合致した「スティックパンツ」なら、夏らしい鮮やかなキレイ色を選んでも、自分らしさがキープでき、着こなしが小粋にまとまります。

最近はワイドパンツとスニーカーの着こなしに比重をおいていた人も、くるぶしがのぞく8~9分丈の「スティックパンツ」とトングサンダルの肌見せがヘルシーな好印象へと導くコンビネーションは、今また新鮮に映るのではないでしょうか。

夏の定番「スティックパンツ」のスタイリングのルーツは、私の憧れのファッションアイコンであるジャッキーが、かつてカプリ島で過ごすために着こなした伝説的なバカンススタイル。

シンプルなのに知的でリッチな表情と、大好きな60年代風のチャーミングなムードを備えていて、それは私にとって、永遠に憧れ続けられる非の打ち所のないスタイルなのです。

理想ともいえるジャッキー流のアプローチを現代的に再解釈して、「スティックパンツ」の着こなしをブラッシュアップしています。

着こなしルールは、ふたつ。ひとつ目は、必ずトングサンダルを合わせること。ジャッキーも愛用した"イル サンダロ オブ カプリ"をはじめ、アクセサリー効果の高いデザインで足元が寂しくならないように盛り上げます。

ふたつ目は、トップスは首の詰まったデザインを。控えめなネックラインがクラシカルな上品さと"ジャッキー感"を高めます。

Precious 2020年 5 月号 撮影/長山一樹(S-14)
Precious 2020年 5 月号 撮影/長山一樹(S-14)
Precious 2018年 8 月号 撮影/生田昌士(hannah)
Precious 2018年 8 月号 撮影/生田昌士(hannah)
Precious 2018年 6 月号 撮影/生田昌士(hannah)
Precious 2018年 6 月号 撮影/生田昌士(hannah)

※掲載した商品は、すべて税抜です。

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この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
BY :
『Precious7月号』小学館、2020年
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
佐藤 彩
STYLIST :
高橋リタ
EDIT&WRITING :
下村葉月、小林 綾、喜多容子(Precious)