真夏のお仕事シーンで重宝するのは、清涼感ある「ブルーカラー」のスタイル。なかでも、サラリと1枚で着られるワンピースは重宝します。ヒラリー・クリントンさんの後継者となった、ニューヨーク州のKirsten Gillibrand(カーステン・ギリブランド)上院議員も、ブルーワンピースの着こなしがお得意。

人前に出る機会の多い政治家ならではの、品格と好感を兼ね備えたコーディネートは、多くのシーンで役立ちます。さりげなく体型カバーもしてくれる、計算されたスタイリングテクニックをチェックしていきましょう。

真夏に選びたいのは「ブルーカラーのワンピース」! 米国を代表する女性リーダーの「信頼を得られる」お仕事スタイル4選

■1:「Vネックライン」でデコルテ周りをスッキリ見せ

ウォーターカラーのワンピース
凛々しさも加わるブルーのワントーンスタイル

涼しげなブルーは、Vネックのデザインを選ぶことで、シャープな印象が強まります。理知的なイメージも備わるので、お仕事スタイルにもふさわしい演出です。

演説に臨んだギリブランド議員は、ウォーターカラーのワンピースで登壇。爽やかなブルーカラーのおかげで、好感度までアップさせています。スッキリとしたタイトなシルエットは、全体のメリハリを強調しつつ自然な細感を引き出しています。

短いフレンチスリーブが二の腕を程よくカムフラージュ。若々しい雰囲気も寄り添わせました。

■2:「アシンメトリーデザイン」でレッグラインを美しく

アシンメリーのワンピース
クラシックな五分袖で上品な印象に

ワンピース姿に動きを加えてくれるのが、「アシンメリー」のシルエット。斜めに流れ落ちるようなカッティングが、さらに落ち感を強めて、足裁きも軽やかになります。

エレガントなムードを引き出してくれる、高貴な印象の「ブルーカラー」。無地のワンピースに取り入れた場合でも、印象がきつくなりすぎず、幅広いシーンで着こなせます。こちらのワンピースは、腰から裾に向かって斜めに施されたアシンメトリーの切り替えが、スリットのように見える仕掛けに。レッグラインをすっきり見せる効果が加わります。

■3:「ボックスプリーツ」でモダンにアップデート

深いブルーのワンピース
レインブーツと合わせて上品にドレスダウン

品位を保ちつつト旬の印象を与えてくれるディテールのひとつに、プリーツのデザインがあります。さまざまなプリーツデザインのなかでも、ボックスプリーツは、正統派イメージとモダンさを印象づけてくれます。

この日選んだのは、クールなムードとノーブルな気品を兼ね備えた、深いブルーのワンピース。立体感を生み出す幅の広いボックスプリーツは、気になる腰回りもカバーしてくれ、機能性も充実しています。アクティブなレインブーツと合わせてもカジュアルダウンしすぎず、大人のキャリア女性にも取り入れやすいスタイルといえます。

■4:「×ホワイトカラー」で引き締め効果を発揮

鮮やかなブルーのワンピース
爽やかで細感を引き出す、「ブルー×ホワイト」の絶妙コンビネーション

シンプルな仕立てのワンピースでも、配色次第でボディーラインを整えることができます。装いを単調に見せないためにも、効果的なテクニックです。

この日は、ブルーとのコントラストがほっそり感を引き出す白のカーディガンをピックアップ! 優しげムードを添えました。青の強さをトーンダウンさせ、クリーンな人柄をアピールする効果も発揮。胸やウエストに斜めのデザインタックがあしらわれており、さらにスッキリとスタイルアップしました。


今回は、タイトルのある女性たちに愛されるカラーのひとつでもある「ブルー」の着こなしに注目しました。見た目から涼感を届けてくれるブルーは、米国を代表する女性リーダーもお気に入り。Vネックやプリーツ、スリット、アシンメトリーなど、ディテールにデザインのあるものを選べば、ボディーラインをシャープに整える効果も発揮してくれます。

知的で安定感のあるギリブランド議員をお手本に、ブルーのワンピースで真夏の着こなしを盛り上げてみませんか?

関連記事

この記事の執筆者
多彩なメディアでランウェイリポートやトレンド情報、着こなし解説などを発信。バイヤー、プレスなど業界での豊富な経験を生かした解説が好評。自らのTV通版ブランドもプロデュース。TVやセミナー・イベント出演も多い。著書に『おしゃれの近道』『もっとおしゃれの近道』(学研パブリッシング)がある。
PHOTO :
AFLO
WRITING :
宮田理江
EDIT :
石原あや乃