暑さが続く時期にも、人前に出る機会の絶えない、世界のロイヤルレディーたちは、ボディーラインを程よく隠せて着心地も楽チンなワンピースを愛用されているようです。

伝説のモナコ公妃だったGrace Kelly(グレース・ケリー)の孫娘にあたるPauline Ducruet(ポリーヌ・デュクリュエ)は、祖母譲りのおしゃれ上手で知られています。ロイヤルレディー御用達の「ワンピース」の着こなしも群を抜いておしゃれ! トレンチコート風やシャツタイプ、カシュクールなど、さまざまなシルエットのワンピースを、日常に取り入れていらっしゃいます。

今回は、今のシーズンに役立つ、手軽にスタイルアップできる「ワンピース」の着こなしテクニックをチェックしていきましょう。

体型カバーもできて、ノーブルな装いが叶う!グレース・ケリーの孫娘の優美な「ワンピーススタイル」

【トレンチコート風のワンピース編】縦長イメージを印象付けるロング丈

トレンチ風ワンピース編2
ベルト位置を高めにすることで、脚長効果を発揮

トレンチコート風のワンピースは、ロング丈を選ぶことでドレス感がアップします。艶やかさを引き出す鮮やかカラーは、ロイヤルレディーが特にひいきされるアイテムのひとつです。

この日、ポリーヌさんが選んだヴィヴィッドイエローは、ポジティブ感を引き立てています。トレンチコート風のシルエットですが、軽めの生地で仕立てられているので、ドレスのような装いに。光沢感のある生地が陰影をうみ、さらに表情を豊かに見せています。大ぶりなイヤリングとネックレスで顔周りを華やがせるロイヤルテクニックも、見逃せません。

【シャツタイプのワンピース編】体型カバーを叶えるカフタンデザイン

シャツワンピース
白ワンピースの清らかさを引き立てる「×赤」の配色テクニック

数あるワンピースのなかでも好感度アップを狙えるのが、クリーンなシャツタイプのワンピースです。ルーズな印象とは無縁なので、ロイヤルレディーのワードローブにも欠かせません。

純白のシャツワンピースは爽やかさの極み。カフタンのようなゆったりフォルムなら、楽ちんな着心地も叶えてくれます。ポリーヌさんは、ふわっと膨らんだ袖コンシャスなシルエットで、朗らかなムードをまといました。前身頃の胸の下辺りにあしらわれたプリーツデザインが、ウエスト位置を高く見せる効果も発揮。クラッチバッグとパンプスの赤でスパイスを添えるのが、華やかにムードチェンジさせるロイヤルテクニックです。

【カシュクールタイプのワンピース編】縦長効果を発揮するグラフィックデザイン

ラップドレス編
上下でモチーフをずらして、ドラマティックな印象に

着物のようにも見える「カシュクール」タイプは、ドラマティックに仕立ててくれるワンピースのひとつ。布をたっぷり使ったラップドレス風ワンピースにグラフィカルな柄をあしらえば、一段とグラマラスに仕上がります。

モード色の強いモノトーン配色なのに優雅に見えるのは、風を孕むデザインのなせる技。スカート部分には縦落ち感を引き出す細めのプリーツを配してあるので、スタイルアップ効果も抜群です。黒の布ベルトでウエストマークしてメリハリをつけることで、レディーライクなムードに仕上げています。


残暑が続く今の時期こそ、ワンピースの出番です! トレンチコート風やシャツタイプ、カシュクールなど、さまざまなシルエットのワンピースを巧みに着こなすポリーヌさんのように、いつものスタイリングにアレンジを加えて、手軽におしゃれをアップデートしてみませんか?

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この記事の執筆者
多彩なメディアでランウェイリポートやトレンド情報、着こなし解説などを発信。バイヤー、プレスなど業界での豊富な経験を生かした解説が好評。自らのTV通版ブランドもプロデュース。TVやセミナー・イベント出演も多い。著書に『おしゃれの近道』『もっとおしゃれの近道』(学研パブリッシング)がある。
PHOTO :
AFLO
WRITING :
宮田理江
EDIT :
石原あや乃