1962年、ロンドンで誕生したMarshallは、ギターアンプの王道ブランドとして名を馳せ、半世紀以上経った今も世界中の一流ミュージシャンたちに愛用されている。2010年には、マーシャルブランドの名を冠した重厚感のある上質なスピーカーが登場。現在は、ワイヤレスに対応した、持ち運びに便利な「ポータブル」とコンパクトな「Home Bluetooth」のふたつのシリーズを展開し、音楽ファンに絶賛されている。

ヴィンテージ感に溢れるブラウンカラーを初採用!ダイナミックなステレオサウンドを再現

今回、この「Home Bluetooth」シリーズから、ホームスピーカー「ActonⅡ」と「StanmoreⅡ」の新色としてヴィンテージ感のあふれるブラウンカラーが発売された。「ActonⅡ」と「StanmoreⅡ」は、ギターアンプでお馴染みの、ウッドフレームにはビニール・レザーによるカバリングが施され、キャビネットに用いられるソルト&フレットのクロスをはじめ、マイクにインスパイアされた金属グリル、アイコニックな“Marshall”のスクリプトロゴを採用したクラシックディテールを継承した人気モデル。ブラウンカラーをあしらうことで、さらにヴィンテージ感あふれる仕上がりとなっている。

コンパクトな「ActonⅡ」とよりパワフルな「StanmoreⅡ」

Marshall「ActonⅡ」(ACTON BTⅡBrown)

SPEC●パワー・アンプ: ウーファー用30W D級アンプ×1、ツィーター用8W D級アンプ×2●ユニット:19mmツィーター×2、102mmウーファー×1●サイズ:W260×H160×D150mm●重量:約2.85kg オープン価格(参考価格¥35,200)
SPEC●パワー・アンプ:ウーファー用30W D級アンプ×1、ツィーター用8W D級アンプ×2●ユニット:19mmツィーター×2、102mmウーファー×1●サイズ:W260×H160×D150mm●重量:約2.85kg オープン価格(参考価格¥35,200)
クラシックな風合いをまとう操作性に優れたアナログのコントロールノブ。
クラシックな風合いをまとう操作性に優れたアナログのコントロールノブ。
2モデルともに、フロントには創立年を刻んだ金属プレートが搭載される。
2モデルともに、フロントには創立年を刻んだ金属プレートが搭載される。

「StanmoreⅡ」は、Marshallのラインナップの中で最も用途の広いスピーカーで、部屋の大きさを問わずあらゆる場所でのリスニングに最適な仕様。パワー・アンプ、ユニットともに、「ActonⅡ」よりパワフルな構成であり、ワイヤード接続にも対応している。

Marshall「StanmoreⅡ」(Stanmore BT II Brown)

SPEC●パワー・アンプ:ウーファー用50W D級アンプ×1、ツィーター用15W D級アンプ×2●ユニット:19mmツィーター×2、133mmウーファー×1●サイズ:W350×H195×D185mm●重量:約4.65kg オープン価格(参考価格¥¥50,600)
「StanmoreⅡ」はBluetoothによる接続だけではなく有線接続にも対応する。
「StanmoreⅡ」はBluetoothによる接続だけではなく有線接続にも対応する。

「ActonⅡ」、「StanmoreⅡ」ともに、デュアルトゥイーターとサブウーファーを駆動する3つの専用アンプを内蔵。パワフルな低音、クリアな中・高音がバランスよくチューニングされ、ダイナミックなステレオサウンドを実現する。2台のBluetoothデバイスに接続できるマルチホスト機能を装備。「Marshall Bluetooth」アプリを使えば、自分好みのサウンドに調整が可能だ。さらに、トップパネルにはボリューム、低音(BASS)、高音(TREBLE)を直感的に調整できるアナログのコントロールノブもまた、ギターアンプを彷彿とさせる。安定したリスニングを実現するBluetooth5.0に対応。ワイヤレスレンジは10mと余裕がある。

「ActonⅡ」はMarshallのホームスピーカーの中で最もコンパクトなタイプ。サイズからは想像できないパワーと、高音量で聴いても安定感のあるサウンドが好評。1回の充電で20時間以上のワイヤレス再生が可能。空間のちょっとしたスペースに設置ができる。

問い合わせ先

完実電気

TEL:050-3388-6838

この記事の執筆者
主にモノ雑誌を中心に’80年代から活動するライター。トレンド製品や斬新な着想から生まれたガジェット全般の執筆に取り組む一方で、腕時計やバッグ、シューズといった、男の逸品をテーマにした記事も手がけている。