ビジネスシーンでは、つい、ベーシックで無難なスタイルにとどめていませんか? そんなときにお手本にしたいのが、色や柄を優美に取り入れている海外のキャリア女性たちの着こなしです。

デンマークの元首相で、世界有数のキャリア女性であるHelle Thorning-Schmidt(ヘレ・トーニング=シュミット)さんは、オフィシャルなシーンでも、花柄ブラウスを上手に取り入れています。一歩間違えると派手な印象に陥りやすいアイテムを上品に着こなすコツは、黒がベースのブラウスを選ぶこと。さらに、ボトムスやアウターとの馴染ませ方にも工夫を施しています。女性らしさを引き出すお仕事コーデのロールモデルから、そのヒントを探っていきましょう。

元首相の女性リーダーが愛用するのは「花柄ブラウス」!お仕事スタイルのお手本スタイル4選

■1:脱・白シャツ! 黒タイトスカートに麗しさをプラス

黒系のタイトスカート×花柄ブラウス
ネイルも黒でモダンな雰囲気を強調

黒系のタイトスカートは、ビジネスウーマンのアイコン的なボトムスです。無難にまとめやすいウエアですが、花柄ブラウスで合わせれば、見違えるほど艶やかに仕上がります。

膝上のタイトスカート姿で、国際会議に出席したシュミットさん。ジャケットも黒系でシックな装いに。ダークなトーンを華やがせたのは、マルチカラーの花柄ブラウスです。白シャツで合わせるのが一般的ですが、少し華やかさを加えたいならば、プルオーバーの花柄ブラウスをチョイスして。キリッとしたタイトスカート姿に麗しいムードが加わりました。

■2:ミニマルな白ジャケットをフェミニンに格上げ

白系ジャケット×花柄ブラウス
白系ジャケットと馴染む、白いフラワープリント

白やベージュを基調に据えたシンプルなコーデは、お仕事ルックでおなじみです。見慣れた印象を変えるには、花柄ブラウスが役立ちます。黒ベースを選んで、コントラストを際立たせるのがコツです。

黒と白を組み合わせるモノトーンのコーデは、すっきりして映る一方で、やや味気ない感じになりがち。でも、黒地に多色のフラワーモチーフを散らした花柄ブラウスを生かせば、フェミニンが加わります。ベースカラーの黒が花柄の甘さを抑えてくれるから、お仕事ルックにも使いやすいスタイリングといえるでしょう。

■3:スタンダードなパンツスーツをフェミニンにアップデート

パンツスーツ×花柄ブラウス
スーツの落ち着きと花柄の艶やかさが絶妙のコントラスト

パンツスーツはハンサムな印象が備わるので、オフィススタイルの「常連」的な存在です。ただ、いつも白シャツで合わせていると、ワンパターンの印象になりかねません。白シャツの代わりに花柄ブラウスを組み込めば、女性らしい華やかで優しい表情を引き出すこともできます。

メディアのインタビューに応じるシュミットさんは、ネイビーのパンツスーツで凜々しさを演出。花柄ブラウスを組み込むことで、レディーな雰囲気が寄り添います。スタンダードなパンツスーツに、華やぎとこなれ感をプラスできるお手軽アレンジです。

■4:オーバーサイズのジャケットでトレンド感を演出

オーバーサイズのアウター×花柄ブラウス
黒地のブラウスがボディーの引き締め効果も発揮

トレンドアイテムになっているオーバーサイズのアウターは、秋から本格的な出番を迎えます。ビジネスシーンで取り入れる際には、表情の変化を楽しめる花柄ブラウスが好相性。軽やかに見せるカラージャケット選びもチェックポイントです!

淡いピンクのジャケットは、オーバーサイズでも優しげな印象に。カラージャケットにプリントブラウスを合わせる際には、柄のなかにジャケットと同色を使っていることが鉄則! 大人っぽく仕上げる注意項目のひとつです。これからのシーズンに役立つテクニックを習得することで、着こなしのバリエーションを増やしていけそうですね。


今回は、Helle Thorning-Schmidt(ヘレ・トーニング=シュミット)さんがビジネスシーンで愛用されている「花柄ブラウス」の着こなしに注目しました。女性らしさを引き出すアイテムを上手に取り入れることで、いつもの装いをアップデートすることができます。ぜひ試してみてください。

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この記事の執筆者
多彩なメディアでランウェイリポートやトレンド情報、着こなし解説などを発信。バイヤー、プレスなど業界での豊富な経験を生かした解説が好評。自らのTV通版ブランドもプロデュース。TVやセミナー・イベント出演も多い。著書に『おしゃれの近道』『もっとおしゃれの近道』(学研パブリッシング)がある。
PHOTO :
AFLO
WRITING :
宮田理江
EDIT :
石原あや乃