今回は、2020年8月に「Precious.jp」でご紹介したヘアスタイルの中で、人気を集めた上位5つの髪型をご紹介いたします。

マスクをつけても小顔に見えるショート、うねりやボリューム不足を解消するショートボブ、面長カバーのロングヘアなどが人気を集める結果に! それぞれご提案いただいた、ヘアスタイリストの方たちのアドバイスとともにお届けしますので、ぜひご覧ください。それでは、5位からチェック!

2020年8月の髪型人気ランキング、ベスト5を発表!

【第5位】面長顔をキュッと引き締める、長め前髪の「菱形ロングヘア」

ロングヘア_1
外ハネの華やかな動きとメリハリシルエットで優雅な大人の雰囲気に。

「面長顔のロングヘアに長めの前髪はハイリスク!」というイメージ、ありますよね?

縦長の顔をより縦長く見せる『長めの前髪』ですが、全体のシルエットに注意をすれば、全然縦長に見えないんです!

その方法を教えてくれたのは、Cocoon 銀座店スタイリストのSHUNさん。全体のシルエットを菱形にすることが何よりも大切だと言います。

「顔まわりの根本にボリュームを出しながら、前髪を耳くらいの位置に設定すると、全体のシルエットが菱形に。リフトアップ効果があるだけでなく、面長顔にありがちなのっぺりとした印象から、メリハリのある印象へと変えることができます」(SHUNさん)

40代からは、過度にレイヤーを入れず、毛束のまとまりとツヤ感を重視することも大切なのだそう。

「髪の傷みが目立つと、老け見え、疲れた印象になってしまうこともあります。毛先のパサつきやダメージを目立たせないためにも、まとまりとツヤ感が重要。毛量はしっかりと厚みを持たせながら、顔まわりに効果的にレイヤーを入れるスタイルにしました」(SHUNさん)

ヘアスタイルの詳細はこちら>>

【第4位】毛量が多くて頭でっかちに見えるのを解消する、ゆるふわミディアムヘア

ミディアムヘア_1
段を低めに入れて毛先に動きを出し、台形のシルエットをつくる。

髪が太くて毛量が多いと、ゆるくパーマをかけたような空気感のあるスタイルは無理…と最初から諦めがち。でも、しっかり毛量さえコントロールしておけば、思い通りのスタイルが目指せるようです。

MAGNOLiA Aoyamaのデザイナー、CHINATSUさんは「毛量が多いのは、はちの下の部分です。ここでしっかり毛量を調整して、耳の下あたりで毛先を遊ばせながら張り出させ、肩にかかる部分で引き締める台形のシルエットにすると、毛量が多くても頭でっかちになりません」とのこと。

ヘアスタイルの詳細はこちら>>

【第3位】結べる長さと軽やかさも両方手に入る、大人ミディアムヘア

ミディアムヘア_2
襟足を長く残し、表面にレイヤーを入れて毛先に動きを出す。

湿気が多いときなど、髪をスッキリ束ねたくなるもの。束ねることを優先した長さにすると、全体的に重たい印象になりがち。

「後れ毛を出さず、軽やかに束ねるには襟足の髪を10㎝くらいは残しておきたいですね。重たい印象にならないように、表面にレイヤーを入れ、トップを根元から立たせてふんわり感をつくり、毛先に動きを出すと軽やかさが出せます」(pinceau代表・山岸亜由美さん)

ヘアスタイルの詳細はこちら>>

【第2位】うねりとボリューム不足の髪におすすめしたい、ふんわりショートボブ

ボブ_1
髪の表面に段を入れて奥行き感をつくる。

髪が細くなると頭頂部のボリュームがダウンして、寂しい印象になりがち。「トップがペタンコになると髪は横に広がりやすくなるので、平面的でのっぺりした印象になるので、スタイルに奥行き感を出すと自然にトップにボリュームが出せます」(MAGNOLiA総店長・SHINさん)

髪が細くなるにつれ、クセやうねりが出てくるのも大人女性の大きな悩み。「そのクセを生かすように根元から立ち上げると、手間も時間もかけずに自然なボリュームがつくれます」(SHINさん)

ヘアスタイルの詳細はこちら>>

【第1位】マスクをつけても野暮ったくならない! スッキリ小顔に見える「大人のショートヘア」

40代 ショートヘア_1
ダブルバングで雰囲気が変わる!ショートにもボブにも見える万能スタイル。

顔のかたちがベース型でも小顔に見えるショートヘアが知りたい!そんな声に答えてくれたのがCoccon銀座店 店長の泰斗さん。

「フェイスラインを目立たせないために、髪全体のボリュームゾーンを少し高めに設定し、もみあげや前髪の長さを残す。これだけでキュッと引き締まった小顔になれます」(泰斗さん)

前髪は内側が短く、表面を長めにカットした「ダブルバング」。最近40代からリクエストが急増しているのだそう。

「前髪は切りたい、でも長さを残しておきたい、という要望が多くなっています。そんな時におすすめしているのが『ダブルバング』。前髪の内側は短く、表面を長めに残しているので、前髪をつくることもできるし、サイドに流すこともできる。雰囲気を変えたい時にとてもすごく便利です。

また、小顔効果に重要なもみあげですが、マスクを着用する時には耳にかけるのが正解。マスクを着けていても耳周りが野暮ったくならず、すっきりとした印象で過ごすことができます」(泰斗さん)

ヘアスタイルの詳細はこちら>>


いかがでしたでしょうか? 9月に突入し、そろそろ秋に向けて新しい髪型にチャレンジしようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ヘアサロンに行く前にぜひ、参考にしてみてくださいね。

*2020年8月1日~31日現在の集計

関連記事

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。