「マスク着用」がニューノーマルになって初めて迎える秋。これから迎えるアウターとマスクをダブル着用する際、髪はどうするのが正解なのか悩ましいところです。

そこで、おしゃれセレブたちが、アウターとマスクを着用した際に髪をどうしているのかチェックしたところ、ダウンヘアよりまとめ髪派のほうが断然多い模様。

まとめ髪が多い理由は、口元が隠れて、さらにトップスに重量感が出てしまう場合、髪をまとめた方がすっきり軽やかでバランスよく見えるからだと推測します。

今回は、オリビア・パレルモ、カーリー・クロス、ケイティ・ホームズ、カミ・モローネ4名のアウター+マスク着用時のヘアアレンジをご紹介します。

まとめ髪で顔まわりをすっきり見せてバランスアップを狙って!

■1:オリビア・パレルモは…高め位置のお団子アレンジですっきりした印象に

ボリューム感のあるミリタリージャケットを、頭をコンパクトにまとめることでバランスよく。
ボリューム感のあるミリタリージャケットを、頭をコンパクトにまとめることでバランスよく。

ミドル丈のミリタリージャケットを肩掛けしたオリビア・パレルモ。ベースの髪は、肩下20㎝のワンレングスロングです。

髪全体をこめかみの高さでひとつにまとめ、クルクルとねじり、お団子にしたすっきりヘア。トップにやや高さを出すことで、こなれた感がアップします。

ポニーテールできる長さがあれば、オリビアのお団子アレンジは再現可能。

ファイバーワックスをなじませた髪を、手ぐしでこめかみ位置に集めポニーテールに。その後、根元からタイトにねじり、アメピンで固定します。仕上げに、トップの髪を部分的に引き出してほんのり高さを出せば完成です。

■2:カーリー・クロスは…ひとまとめにした毛束をふたつ折りにして無造作に

定番トレンチコートコーデにラフなまとめ髪を合わせて抜け感アップ。
定番トレンチコートコーデにラフなまとめ髪を合わせて抜け感アップ。

トレンチコート+デニムのシンプルなコーディネートをサラリと着こなす人気モデルのカーリー・クロス。アレンジ当時のベースの髪は、肩にかかるミディアムレイヤー。

襟足部分の3㎝上でひとまとめにした髪をふたつ折りにした、とてもシンプルなアレンジです。前髪をサイド深めの位置で分けることで、エレガントさを出すことができます。

カーリーのアレンジは、襟足でひとつ結びにしたとき、毛束の長さが6㎝以上あれば挑戦できます。

髪が柔らかい人やクセ毛はヘアミルク、髪が多い人や硬い人はヘアオイルを全体になじませます。前髪をサイド深めの位置で分けた状態で髪全体を襟足の3㎝上に手ぐしで集め、ひとつ結びするようにゴムを通します。最後のひと通しのときに、毛束を半分に折れば完成です。

■3:ケイティ・ホームズは…ボリューミーなおだんごでカジュアルさをプラス

マニッシュなジャケットにボリュームのあるお団子を合わせてこなれた印象に。
マニッシュなジャケットにボリュームのあるお団子を合わせてこなれた印象に。

千鳥格子のジャケットにデニムを合わせたケイティ・ホームズ。正面から見える特大のお団子アレンジがキュートです。ベースの髪は、肩下25㎝のロングウエーブ。

ここ最近、このボリュームのあるお団子アレンジでスナップされている確率が高いケイティ。

ボリュームのあるお団子は、若見え効果が抜群で、カジュアル感を出すのに最適です。若見えアレンジは、新たにできた年下のボーイフレンドのためでしょうか?

このアレンジは、頭頂部でポニーテールにした際に、毛束の長さが15㎝以上あれば再現可能です。

全体にヘアミルクをなじませ、髪全体を手ぐしで頭頂部に集めます。その後、襟足部分だけブラシでとかし上げてタイトに整え、ゴムで結んでポニーテールに。

ポニーテールした毛束に軽く逆毛を立ててゆるめにねじり、アメピンで固定します。さらにお団子をほぐして、大きさと高さを出せば完成です。

■4:カミ・モローネは…タイトにまとめたバレリーナアレンジでシックな印象に

ブラックコーデもノーブルな印象の低め位置のお団子を合わせると品よく見える。

ワンピースにライダースを羽織ったオールブラックコーデのモデルのカミ・モローネ。ベースの髪は肩下15㎝のロングレイヤーです。

そんな彼女のまとめ髪は低い位置でタイトにまとめた、バレリーナのようなクラシカルなお団子ヘア。ハードなライダースを上品に着こなすポイントに。

このアレンジは、襟足でひとつ結びにしたとき毛束が15㎝以上あれば、挑戦することができます。

全体にヘアオイルかヘアジェルをなじませてウエットにした髪をセンターで分け、ブラシを使って襟足から3㎝の位置で束ねます。

根元からタイトにねじり、お団子状に丸め、アメピンで固定すれば完成です。


重くなりがちなアウター+マスク着用時に、おしゃれセレブたちのアレンジを参考にして、すっきりとまとめてみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者
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EDIT&WRITING :
新田晃与