秘書はビジネスにおける関係性を考慮して手土産を選ぶエキスパート。どのような手土産が喜ばれるのかを考えられるのは、優れた手土産の知識が豊富であることも理由のひとつです。

そこで今回は、秘書たちが本当に手土産に利用しているミルフィーユ菓子手土産を探ってみました。

ミルフィーユは手土産の定番

「ミルフィーユ」はフランス語で「1,000枚の葉」を意味する菓子のこと。パイ皮を重ね、その間にクリームなどを挟みます。

一般的に「ミルフィーユ」と聞くと、よくケーキショップでショーケーキなどと一緒に販売されているものをイメージされる方も多いのではないでしょうか。

一方で、ミルフィーユには焼き菓子タイプもあります。焼き菓子タイプは、サクサクのパイ生地がチョコレートでコーティングされているのが一般的。一口かじったときのサクッとした繊細な食感に、一度は感激したことがあるのでは?

秘書御用達! 本当に愛用しているミルフィーユ3選

そんな上質な菓子、ミルフィーユのうち、焼き菓子タイプはよくビジネスの手土産としても利用されています。

そこで、4名の現役秘書の女性たちに、普段からよく使う、御用達のミルフィーユを教えていただきました。すると、次の3つのミルフィーユが挙がってきました。それぞれ、秘書たちのコメントとともにチェックしていきましょう。

■1:ミルフィユメゾン フランセ 松屋銀座のミルフィユ各種

ミルフィユメゾン フランセ 松屋銀座
レア感満載のミルフィユ

「ミルフィユメゾン フランセ 松屋銀座をよく購入します。箱が洋書のようにかわいく、軽いので手土産向けです。松屋銀座でしか購入できないことも、特別感があり重宝しています」(秘書・Tomomiさん)

「会社が銀座にあるので、銀座ならではの手土産として銀座にしかないお店のものをチョイスすることが多いです」(株式会社あしたのチームの秘書 Aさん)

「『ミルフィユ スペシャリテ』をよく利用します。ミントグリーンのパッケージが可愛いので、女性が多い場合に選びます。松屋銀座のみで購入可能であるため、特別感があります」 (株式会社バルクオムの秘書 斉藤茜音さん)

銀座というお店の立地に松屋銀座でしか買えないというレア感、そして洗練されたパッケージと中身。どれをとっても大切な相手への手土産にふさわしいのがわかります。

「ミルフィユ スペシャリテ」
「ミルフィユ スペシャリテ」4個入¥ 1,080(税込)、8個入¥2,160(税込)、12個入 ¥3,240(税込)

ミルフィユ スペシャリテは定番商品。フランス産小麦パイ生地使用したこだわりのフィユタージュ(折り込みパイ)にショコラとヴァニラそれぞれのクリームをサンドしています。

このほかにも、「ミルフィユ セゾン」という宇治抹茶を練り込んだほんのり渋みのある「抹茶」と、甘酸っぱい苺パウダーを練り込んだ「いちご」それぞれのクリームをサンドした季節限定のミルフィユや、「ミルフィユ ラ ギンザ」というフランスで限られた地域と伝統的な製法で作られたもののみが認められている”AOP”という呼称に認定された、パンプリーバターを使用し作り上げたフィユタージュに、ヘーゼルナッツとアーモンドの香ばしいプラリネクリームをサンドしたオリジナルミルフィユがあります。

■2:ベルンの「ベルンのミルフィユ」

「ベルンのミルフィユ」
「ベルンのミルフィユ」10個入¥ 1,080(税込)(画像:大丸東京店提供)

「ミルフィーユはベルンとフランセをときどき利用しています」(株式会社ヴィエリスの秘書 Bさん)

ベルンはオリジナル性を大切に、手作り菓子を作っているブランドで、1965年に日本で初めてチョコレートをかけて日持ちするようにしたミルフィユを創った会社です。

「ベルンのミルフィユ」は、香ばしく焼き上げた3層のパイに、3種の異なるクリームをサンドし、スイートチョコレート、へーゼルナッツチョコレート、ミルクチョコレートの3種のオリジナルチョコレートで包まれているミルフィユ。手土産としてもよく利用されています。

■3:フランセの「果実をたのしむミルフィユ」

「果実をたのしむミルフィユ 果実をたのしむ詰合せ」
「果実をたのしむミルフィユ 果実をたのしむ詰合せ」12個入¥1,620(税込)、16個入¥2,160(税込)、24個入¥3,240(税込)、32個入¥5,400(税込)※32個入は木箱入り

「味のバリエーションが4種類あり、召し上がる方の好みに合わせることができます。個包装されており、また、常温で長期間保存可能なため、お渡ししやすいです」 (株式会社バルクオムの秘書 斉藤茜音さん)

夏らしい色合いのミルフィユ
夏らしい色合いのミルフィユ

モンドセレクションを連続受賞している洋菓子のフランセの代表的なミルフィユです。

「いちご」「れもん」「ピスタチオ」「ジャンドゥーヤ」4つのミルフィユは、それぞれパッケージも味わいもにぎやか。まさに手土産に最適の商品といえます。


秘書に選ばれるミルフィーユは、どれも格が高く、手土産にもふさわしいものばかり。気になるものがあれば、ぜひ一度ご自分でも試してみてくださいね。

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この記事の執筆者
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WRITING :
石原亜香利
EDIT :
安念美和子、原田恵子(イクシアネクスト)