「湯の山 素粋居(そすいきょ)」|三重県 菰野町

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スギ材をふんだんに使ったヴィラ「颯木(そうもく)」
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「颯木」の内観

「湯の山 素粋居(そすいきょ)」全12棟の建築・デザイン監修とアートキュレーションを担当するのは、世界中を旅し、骨董・工芸・現代美術の目利きである陶芸家・造形作家の内田鋼一氏です。

8つの素材をテーマにした個性的な12棟のヴィラで「ギャラリーステイ」を堪能

土、石、漆喰、木、漆、和紙、ガラス、鉄。8つの素材で構成された12棟のヴィラが立ち並ぶ、ギャラリーのような宿。「素」のままでも美しいほんものの素材を厳選したユニークな建築と、1棟ごとに各素材に合わせた現代美術や工芸、古美術、アンティークなどのしつらえを楽しめます。

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ヴィラ「石砬(せきろう)」。地元で産出する菰野石の巨石が室内に。
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ヴィラ「土逢(どおう)」のエントランス
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ヴィラ「土逢(どおう)」には、茶人・千 宗屋氏がプロデュースする茶座敷「抱土(ほうど)」、ヴィラ「玄漆(げんしつ)」には輪島塗りの塗師・赤木明登氏による黒漆の浴槽、ヴィラ「硝白(しょうはく)」にはガラス作家・イイノナホ氏のガラスのシャンデリアなど、人気作家が手がける建築やアートにも注目が。
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ヴィラ「紙季(しき)」。障子を通したやわらかな光に包まれる棟。

各棟、源泉かけ流しの露天風呂付きで、部屋にはテーマに合わせた本、オリジナルコーヒーと人気パティシエのスイーツまで。川のせせらぎを聞きながら時間を忘れて温泉に読書…。

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各棟のテーマに沿った選書はブックディレクター幅允孝氏によるもの。「猿田彦珈琲」のオリジナルブレンドコーヒーと、辻口博啓氏の極上スイーツで部屋時間を満喫。
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各棟すべて違う間取り、違う素材と古美術・工芸品、アンティークなどのアートとともに過ごせる。

敷地内には、肉、うなぎ、そばと老舗・名店出身のシェフが腕をふるう食処も完備。まさに「おこもり」のための場所。どの素材とアートに触れよう? まずはヴィラ選びから悩みそうです。

おすすめの過ごし方は、川のせせらぎを聞きながら、猿田彦珈琲のオリジナルコーヒーを片手に読書三昧。飽きたら露天風呂で空を見上げて。

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三重県・鈴鹿山脈の名峰、御在所岳と三滝川が目印。

問い合わせ先

  • 「湯の山 素粋居」
  • 料金/¥57,000〜(1泊2食付き、2名1室利用時1名料金/税・サービス料込)
  • TEL:059-390-0068
  • 住所/三重県三重郡菰野町菰野4842-1

 

EDIT&WRITING :
田中美保、古里典子(Precious)