2020年はイエローカラーの大豊作!重たく感じるコーディネートに華を添える極上ニットをご覧あれ!で紹介したイエローニットだが、どのような着こなしをするのがいいのか、ここではベーシックな3着をピックアップしその着こなしポイントを紹介する。

イエローニットはこう着こなす!

シンプルにジャケットとデニムを合わせるだけ

ジャケット¥89,000(SANYO SHOKAIカスタマーサポート〈マッキントッシュ ロンドン〉)、ニット¥45,000(ストラスブルゴ〈クルチアーニ〉)、パンツ¥44,000(ピーティージャパン〈ピーティートリノ デニム〉)、靴¥00,000(トゥモローランド〈サンダース × トゥモローランド〉)、ポケットに入れたスカーフ¥9,000(インターブリッジ〈アーディ&シー 1956 ミラノ〉)、Tシャツはスタイリスト私物
ジャケット¥89,000(SANYO SHOKAIカスタマーサポート〈マッキントッシュ ロンドン〉)、ニット¥45,000(ストラスブルゴ〈クルチアーニ〉)、パンツ¥44,000(ピーティージャパン〈ピーティートリノ デニム〉)、靴¥52,000(トゥモローランド〈サンダース × トゥモローランド〉)、ポケットに入れたスカーフ¥9,000(インターブリッジ〈アーディ&シー 1956 ミラノ〉)、Tシャツはスタイリスト私物

普段穿き慣れているデニムも、イエローニットを取り入れるだけで今年らしく旬な着こなしに早変わりする。イエローニットとデニムの組み合わせ自体はやや明るく見えてしまうので、ジャケットはクラシックな柄やウールなどの素材を取り入れることでうまくまとまる。足元も同様に、ジャケットの色を拾ったブラウンのスエードで起毛感を持たせることで、季節感があるバランスの取れたコーディネートになる。

モノトーンコーディネートの挿し色として

ブルゾン¥135,000(八木通商〈ヴァルスター〉)、ニット¥33,000(エスディーアイ〈グランサッソ〉)、パンツ¥27,000(インターブリッジ〈アントレ アミ〉)、靴¥28,000(フェランテ ヴィアッジョ〈エスディーアイ〉)
ブルゾン¥135,000(八木通商〈ヴァルスター〉)、ニット¥33,000(エスディーアイ〈グランサッソ〉)、パンツ¥27,000(インターブリッジ〈アントレ アミ〉)、靴¥28,000(フェランテ ヴィアッジョ〈エスディーアイ〉)

昨年に続き人気のある黒を基調としたモノトーンコーディネートであるが、そこにイエローニットを合わせることで洒脱な着こなしになる。グレンチェックのショート丈ブルゾンに、グレーのドローコードパンツといったスポーティな印象のアイテムとの相性も良く、イエローカラーがより上品に引き立つ。

肉厚なニットはコートでボリューム感を!

コート¥80,000〈ギャリル ヴィー〉・パンツ¥46,000〈ベルナール ザンス〉/ともにトゥモローランド、ニット¥38,000(バインド ピーアール〈ドルモア〉)、靴¥66,000(パラブーツ青山店)

やや肉厚のニットであれば、コートと合わせるのが最適。着丈の長いコートとのボリューム感をニットであわせつつ、下半身が華奢にならないよう、ワイドシルエットのパンツとボリュームのある靴で全体的なバランスをとる。上は明るく、下は重めのトーンでメリハリを効かせることで、ボリューム感のある着こなしでもイエローの存在感が際立つコーディネートになる。

イエローニット単品では派手に見えるが、アイテムの合わせ方によってその印象は全く違うものになることはお判りいただけただろうか。今冬はいつものダークトーンのコーディネートに華やかさを与えてくれるイエローニットの着こなしを楽しんでいただきたい。

※価格は全て税抜きです。

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PHOTO :
島本一男(BAARL)
STYLIST :
河又雅俊
EDIT&WRITING :
河又雅俊