今回は、2020年10月に「Precious.jp」でご紹介したヘアスタイルの中で、人気を集めた上位5つの髪型をご紹介いたします。

「くるりんぱ」を取り入れた、簡単ヘアアレンジに人気が集中!それぞれご提案いただいた、ヘアスタイリストの方たちのアドバイスとともにお届けしますので、ぜひご覧ください。それでは、5位からチェック!

2020年10月の髪型人気ランキング、ベスト5を発表!

【第5位】硬くて太い髪質でも軽さが出る「前下がりボブ」

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髪の表面にレイヤーを入れて、重さを残しつつ動きを出す。

硬くて太い髪質だと、軽やかさを出すのは難しい…と思っていませんか? DIFINO aoyama店長の山口祐亮さんは「髪が太くて硬いとトップにボリュームをつくりにくいもの。加えて同じ位置に分け目をつくっているとトップがペタッとなってしまいます。分け目をずらすだけでトップにボリュームが生まれて、軽さのあるスタイルになりますよ」とのこと。

また「スタイリングする前に分け目をニュートラルな状態にしておくことがポイントです。入浴後すぐに髪を乾かせないときは、いつもの分け目とは逆方向に分けておくといいですよ」(山口さん)

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【第4位】面長顔はレイヤー×パーマで小顔に!ふんわり菱形シルエットのボブ

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エアリー感たっぷり!ランダムな毛流れでラフにもカジュアルにも◎。

顎や肩のラインでカットするボブスタイルは、ショートやロングに比べると顔の長さが強調されやすく、面長顔をより強調してしまうことが多いと言われています。

では、ボブスタイルにチャレンジしたい場合、どのようなことに気をつけるといいのでしょうか?

今回お話を伺ったのはLANVERY代表の菅野太一朗さん。「ポイントはサイドのボリューム感。髪の表面に段差を入れることで、ふんわりと動く毛流れを作り、パーマでさらに動きをつけます。すると、全体が菱形シルエットになり、面長顔が目立ちにくくなります」(菅野さん)

デジタルパーマを髪全体にかけることで、面長顔もキュッと小顔に!ボブスタイルに飽きてきた、変化が欲しい、という方にもピッタリのスタイルです。

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【第3位】どこで髪を分けても白髪が目立たない「大人ボブ」

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トップにレイヤーを入れてウエイト高めのシルエットに。

ただでさえ頭頂部は髪のボリューム不足が気になるのに、根元の白髪をどう隠せばいいのか悩ましいもの。そんな髪悩みに応えてくれるのが、apish cherie店長の井原早紀さん。「分け目をつくらずに、ふんわり根元を立たせるように髪を分けるスタイルにすれば、頭頂部のボリュームをつくりつつ白髪カバーもできます」(井原さん)

また、白髪染めの回数が増えると髪のツヤが失われがち。「スタイリングの仕上げにオイルをなじませ、髪にテンションをかけるように引っ張りながらとかすと、ツヤが出やすくなります」(井原さん)

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【第2位】使うのはゴムだけ!「くるりんぱ」で作る、ボブスタイルのハーフアップ

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程よく毛束を引き出したふわゆる感が絶妙。インナーカラーで遊び心も!

くるりんぱで作るヘアアレンジの中でも特に人気の高い「ハーフアップ」。

ただ結ぶよりもこなれた印象になれるとあって、大人世代からも絶大な支持を集めています。

しかし、ロングのように長くもなく、ショートのように短かすぎるわけでもないボブの場合は「くるりんぱのアレンジが難しい」と感じている人も少なくありません。

「ボブの長さでくるりんぱする場合は、頭頂部と耳上のラインで毛束を分けるとうまく仕上がります」と話すのは、LANVERY代表の菅野太一朗さん。

「髪を分けないで一気にまとめてしまうと、ひっつめた印象になってしまったり、顔まわりの短い毛束が落ちて疲れた印象になってしまうことも。結ぶパーツを分けることで、短い髪もフォローできますし、結び目が重なることで頭頂部や後頭部に自然な丸みが生まれて、頭の形も綺麗なシルエットになります」(菅野さん)

その方法は、頭頂部と耳上ラインの毛束をくるりんぱするだけ!絶対に失敗しないハーフアップアレンジがこちら。

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【第1位】くるりんぱ2回で完成!後れ毛が色っぽい上品アップスタイル

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ゆるっと引き出せば360度どこから見ても美シルエットに!

ROIのデザイナー・亀井明日香さんが今回提案してくれるのは、連続くるりんぱで作る簡単アップスタイル。

どのレングスでもチャレンジできるとあって、大人世代にも人気のくるりんぱアレンジですが、ミディアムの場合はいくつか注意することがあると言います。

「ミディアムの場合、くるりんぱした時に短い髪が飛び出してしまったり、顔まわりや襟足の後れ毛が落ちてしまったりすることがあります。これが疲れた印象や老け見えの原因になることもあるので、スタイリングの際には注意が必要です。もうひとつ気をつけたいのが、毛束を崩し過ぎてしまうこと。崩しすぎると若作りに見えたり、ボサボサな印象になったりするので、『程よく、適度に崩す』ことも心がけてください」(亀井さん)

後れ毛の扱い方と毛束の崩し方に気をつけるだけで、『まとまっているけど、ニュアンスがある』大人のアップスタイルに。

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肌寒い日も増え、ニットやコートなどボリュームのあるファッションが多くなるこの季節。ヘアアレンジや新しい髪型にチャレンジするタイミングではないでしょうか。ヘアサロンに行く前にぜひ、参考にしてみてくださいね。

*2020年10月1日~31日現在の集計

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