着物や和小物、年賀状のデザインなどにさりげなく入っている定番的な模様、いろいろありますよね?大雑把に「和柄」と言ったりしますが、実は一つ一つのデザインに固有の名称があるものが多いのです。

お正月は和柄に触れる機会が多くなりますが、たとえば和服姿の方が

「お正月ですから、おめでたい柄の帯を選びました」

とおっしゃった時、わかりやすい松竹梅などが描かれていない幾何学模様の帯で、おめでたいポイントがわからない…などという事になりますと、ちょっと残念ですよね?

昨今は、大正時代を舞台にした登場人物の和装率が高い漫画コンテンツ『鬼滅の刃』ブームの影響もあり、小さなお子さんやお若い方が、以外に和柄の名称をきちんと知っている…という事もあるかもしれません。大人の方がよく知らない、などということになると、恥をかいてしまいますね。

それぞれの文様(もんよう)の名前、わかりますか?
それぞれの文様(もんよう)の名前、わかりますか?

そこで今回は、着物コンサルタント・世古実緒さん監修のもと、伝統的な和文様(わもんよう)の基礎知識をおさらいする、10問10答の診断テストをご用意しました。2択テストに挑戦しながら、和文様の基礎知識を身に着けてしまいましょう!

これから年賀状を作られる方は、デザインにさりげなくおめでたい文様を入れてみたり、

お正月のテーブル・コーディネートにさりげなく伝統文様を使って寿ぎの演出をする…というのも素敵ですね!

世古実緒さん
きものカルチャー研究所調布校校長、着付講師、着物コンサルタント
(せこ みお)2004年より、東京都内にて生徒とのコミュニケーションを大切にした、少人数制の着付教室「たまがわきもの教室」を主宰。着付け技術だけでなく、生徒さんたちと一緒に着物を着て楽しむことがモットー。多くの人に着物のすばらしさを知ってもらいたい想いから、出張着付師、着物コンサルタントとして、コーディネート相談や着物整理の出張サービスも積極的に行っている。
ブログ『キモノ日和は旅気分』

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