きものを着て出かけたい―――。そんな気分が高まるこの時季に選んで正解な着こなしは、正装ではなくとびきり上質な遊び着。贅沢な「織りのきもの」をさらりと楽しむのが大人のきもの道です。

本記事では、染色工芸家・山崎青樹が茜の根で染めた草木染のきものと、藤山千春作の九寸名古屋帯を合わせた着こなし、きものとともに、新年らしい華やかなひとときを演出してくれるサンルイのカッティンググラスのふたつをご紹介します。

年初めの静謐なひとときを、光を取り込みきらめくカットグラスとともに

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きもの¥680,000・帯帯¥1,280,000・帯揚¥14,300・帯締¥14,300/すべて税込(銀座もとじ 和織)、グラス『トミー/フレアタンブラー2個セット』¥39,000(エルメスジャポン〈サンルイ〉)

新しい年を迎える設えは、気持ちが引き締まるような清浄さと、シンプルに徹したモダン感覚で整えて。

カッティングが美しいグラスに日本酒を注げば、新年らしい華やかさが醸し出される。

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グラス『トミー/フレアタンブラー2個セット』¥39,000(エルメスジャポン〈サンルイ〉)、その他/私物

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きものは…艶やかな極上テクスチャーの茜色の草木染のきものにモダンテイストの織帯で

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きもの¥680,000・帯帯¥1,280,000・帯揚¥14,300・帯締¥14,300/すべて税込(銀座もとじ 和織)

「草木染」の命名者を父にもつ、染色工芸家・山崎青樹が茜の根で染めた経緯2種類の糸による紬のきものは、しっとりと肌に寄り添う極上の着心地。

江戸時代に誕生し、茶人にも好まれた名物裂「吉野間道(よしのかんとう)」を現代のセンスで紡ぐ藤山千春作の九寸名古屋帯を合わせれば、気分もいっそう華やかに。

 詳細記事:大政 絢さんが着こなす、艶やかな茜色の草木染のきもの

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PHOTO :
熊澤 透
STYLIST :
犬走比佐乃(きもの)、Chizu(プロップ)
HAIR MAKE :
hiro TSUKUI(Perle/ヘア)、川原文洋(UM/メイク)
MODEL :
大政 絢(Precious専属)
EDIT :
小竹智子、中村絵里子(Precious)
着付け :
石山美津江