G-SHOCKのコラボレーションモデルは実に広角で、スポーツから音楽、ファッション、サブカル系まで、長い歴史の中で様々なバリエーションを生んできた。高機能な腕時計でありながら、情報発信やコミュケーションギアとしての役割を担うG-SHOCKにとって、コラボレーションモデルは特別な意味を持ち、「次なるコラボは何か?」という期待感はG-SHOCK好きを高揚させてきた。そんな中、今回登場した『DWE-5600KS』は、日本を代表するクリエイター、佐藤可士和氏と組んだ初のコラボレーションモデルだ。

時代の先駆者が手を組んだ大いなるG-SHOCKのコラボレートモデル

3タイプのベゼルとバンドでスタイリングをコントロール

G-SHOCK「DWE-5600KS-7JR」ケースサイズ :H48.9×W43.8×D13.7mm、20気圧防水 ¥27,500 ※3月5日発売
G-SHOCK「DWE-5600KS-7JR」ケースサイズ :H48.9×W43.8×D13.7mm、20気圧防水 ¥27,500 ※3月5日発売

佐藤氏は、博報堂を経て2000年に独立し「SAMURAI」を設立。クリエイティブディレクターとして、国立新美術館、東京都交響楽団のシンボルマークデザインや、ユニクロ、セブン-イレブンをはじめとする、様々な企業のブランド戦略を手がけてきた現代デザインの重要なキーマン。

約30年にわたる活動の軌跡を紹介する展覧会「佐藤可士和展」(国立新美術館・2021年2月3日~5月10日)の開催を記念し、これまで各業界で新たな価値を生み出してきた佐藤氏と、1983年の誕生以来、時計界の常識超えに挑みつづけるG-SHOCKのコラボレーションが実現した。

G-SHOCK「DWE-5600KS-7JR」

『DWE-5600KS』は、佐藤氏の代表的なアートワークシリーズであり、「美とは何か」という普遍的な問いをめぐり、直線を用いて佐藤氏が2017年から断続的に制作してきたシリーズ作品「LINES」をモチーフにしている。フェイスにはビビッドな赤地を使い、青と白の直線をデザイン。独特なロゴや配置も含め、かなり存在感のあるコラボレーションといえるだろう。ベースモデルには、バンドとベゼルの付け替えを可能にした最新モデル「DWE-5600」が採用されている。 

スケルトン素材のクリア・オレンジ・グリーンのバンドとベゼルをパッケージ。
スケルトン素材のクリア・オレンジ・グリーンのバンドとベゼルをパッケージ。  
バックライトが点灯すると佐藤氏のイニシャルが浮かび上がる。
バックライトが点灯すると佐藤氏のイニシャルが浮かび上がる。
佐藤氏のシリーズ作品「LINES」の直線を生かしたアートをあしらった専用パッケージを用意。佐藤氏の独創的な世界観を体現したオリジナリティ溢れるコラボレーションモデルとなった。
佐藤氏のシリーズ作品「LINES」の直線を生かしたアートをあしらった専用パッケージを用意。佐藤氏の独創的な世界観を体現したオリジナリティ溢れるコラボレーションモデルとなった。

パッケージには、スケルトン素材のクリア・オレンジ・グリーンのバンドとベゼルをそれぞれセットし、自由に組み合わせることで27通りのものデザインが楽しめるという仕掛け。さらに、G-SHOCKの魅力の一つであるバックライト点灯時には佐藤氏のイニシャルの「K」が浮かび上がる仕様になっている。

季節やウエアに合わせたコーディネートに加え、バンドのカスタマイズを使い、アートワークを腕に着けるという、新しい腕時計の楽しみ方も体験できる。また、「佐藤可士和展」会場限定の“G-SHOCK”の発売も予定している。

G-SHOCKのコラボレーションの中でも、貴重なマイルストーンといえるだろう。

佐藤可士和さん
クリエイター
(1965年東京生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。株式会社博報堂を経て2000年独立。同年「SAMURAI」設立。ブランド戦略のトータルプロデューサーとして、コンセプトの構築からコミュニケーション計画の設計、ビジュアル開発まで、強力なクリエィティビティによる一気通貫した仕事は、多方面より高い評価を得ている。グローバル社会に新しい視点を提示する、日本を代表するクリエイター。

問い合わせ先

カシオ計算機 お客様相談室

TEL:03-5334-4869(時計専用)

この記事の執筆者
主にモノ雑誌を中心に’80年代から活動するライター。トレンド製品や斬新な着想から生まれたガジェット全般の執筆に取り組む一方で、腕時計やバッグ、シューズといった、男の逸品をテーマにした記事も手がけている。
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