「神子」ってなんと読む?一度は会ったことがあるはずです!

明日、1月27日は、偉大な音楽家・ヴォルフガング・アマデウズ・モーツァルトのお誕生日です。

クラシック音楽の巨星の中でも、ひときわ大きく輝く天才として、現代でも熱烈なファンや研究者を獲得していますよね。

モーツァルトは、彼が生きた18世紀当時でも短命と言われる35歳の若さで亡くなっていますが、短い生涯の中で、名前のない曲も含めると1000曲以上を作曲したと言われています。5歳で作曲を始め、11歳当時にはオペラの作曲も手掛けていた、という、まさに「音楽の神童」でした。

…というところで、本日1問目のクイズです。

【問題1】「神子」ってなんと読む?

「神子」という日本語の読み方をお答えください。

ヒント:字の意味合いは「神童」と似ていますが、全く別の意味の言葉です。

「当日でもお祓いを受け付けてもらえるか、あの神子さんに聞いてみたら?」

「神の子」と書いて…なんと読むでしょう?
「神の子」と書いて…なんと読むでしょう?

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!

正解は… 「神子(みこ)」 です。

「巫女(みこ)」とも表記します。
「巫女(みこ)」とも表記します。

「神に仕える未婚の女性」という意味ですね。

古い読み方では「かみこ/かんこ/しんし」などの例もあるようですが、現代では「神子(みこ)」という読み方が自然でしょう。(※キリスト教においては「イエス・キリスト」を指す代名詞として使用される例もあります。)

さて、モーツァルトの話題に戻りましょう。

モーツァルトの実父・レオポルト・モーツァルトも音楽家でした。幼い息子の稀有な才能に気づいた父は、息子の才能を伸ばし、また、世に知らしめるべく、息子が幼いころからヨーロッパ各地を馬車で旅しては、演奏を披露させたと言います。

ドイツのフランクフルトで7歳当時のアマデウス・モーツァルトの演奏をたまたま耳にした作家・ゲーテは、「そのレベルは絵画でのラファエロ、文学のシェイクスピアに並ぶ」と感嘆した、と言われています。

現代でも、モーツァルトの音楽を「聴くとα派が出る」「胎教に良い」「免疫力が上がる」などなど、驚くようなプラスのエビデンスが確認され、その面でも注目されていますよね。まさに「音楽の神の寵児」です。

…というところで、2問目のクイズです。

【問題2】「神神しい」ってなんと読む?

「神神しい」という日本語の読み方をお答えください。

ヒント:「神秘的で気高い。尊くおごそかである。」などの意味を持つ言葉です。

<使用例>

「彼の演奏を聴くと、技術の確かさはもちろん、神神しささえ感じるの。」

「○○○○しい」と読み仮名4文字です。
「○○○○しい」と読み仮名4文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!

正解は… 「神神(こうごう)しい」 です。

地名「神戸(こうべ」にも使用される、訓読みです。

読み方をご存知の方にとっては「なぜわざわざクイズに?」と感じられる単語かもしれませんが、最近では、意外と「かみがみしい」と誤読する方が多いようなのです。

「複数の神」を表現する「神神(かみがみ)」という熟語があり、「神神」は「こうごう」とは読みませんので、混乱する方もいらっしゃるのでしょう。

「神神」「神々」は「かみがみ」

「神神しい」「神々しい」は「こうごうしい」

お間違えの無いように!

明日、1月27日は、幼いころから「神童」と賞された音楽家・モーツァルトのお誕生日ということで、「神」という漢字の入った難読熟語

・神子(みこ)

・神神(こうごう)しい

をおさらいいたしました。

 

この記事の執筆者
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ILLUSTRATION :
小出 真朱