スマホやパソコンを見ている時は、集中しすぎて瞬きの回数は激減。実はこれがシワやたるみなどの目元老化に直結しています。その理由は目の周りをぐるりと囲んでいる眼輪筋が緊張しっぱなしで硬くなってしまうから。

眼輪筋の役目は、まぶたの開閉。なので瞬きしないと眼輪筋が劣化して硬くなる。すると、眼輪筋にのっかっていたまぶたの皮膚が緩む→シワやたるみが起こり老け目元になってしまうのです。

しかも、瞬きをしていたとしても、動かすのは上まぶたばかりで、実は下まぶたがあまり使えていない人がほとんど。特に下まぶたの眼輪筋が衰えることで、シワやたるみが目立つということに…。そこで村木さんがおすすめするのが「下まぶたの筋トレ」。いつでもどこでも眼輪筋をケアすることができて、眼精疲労にも効果あり。ハリのある若々しい目元に変わっていくので、ぜひ習慣化しましょう。

■Step1:両手の人差し指で 目頭と目尻を押さえる

片目ずつ行いましょう。両手の人差し指で 目頭と目尻を押さえます。下まぶたの筋肉を意識してみてください。

この時ギュッと押すと刺激になってしまうので、優しく押さえましょう。
この時ギュッと押すと刺激になってしまうので、優しく押さえましょう。

■Step2:上まぶたは動かさず、下まぶただけを閉じる

Step1のまま、視線を上げて、下まぶたを閉じる。眩しい光を見た時のような目にするのがコツです。これを10回。反対側も同様に行いましょう。

上まぶたは動かさず、下まぶただけを閉じる
下まぶたが動いているかどうかを鏡を見て確認するといいでしょう。

【まとめ|目の下の凸凹たるみを消す!下まぶた筋トレメソッド4か条】
1.目元のハリを支えている筋肉=眼輪筋が衰えは、シワやたるみに大きく関与。
2.スマホやパソコンの見過ぎは眼輪筋の劣化を加速させるので、キャリア女性は眼輪筋のケアが必須。
3.下まぶたの緩みによるシワやたるみは、下まぶたの筋トレで解決可能。
4.動きが鈍った下まぶたを集中的に鍛えると、ふっくら、ピンとしたハリが復活する。

以上、目の下の凸凹たるみを消す!下まぶた筋トレメソッドを教えていただきました。

セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は2月20日の更新です。お楽しみに!

村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき ひろい)大手ステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。最新刊は『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)。 そしてご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。Instagram
体験者:長尾優子さん
(45歳・サービス業)
「最初は下まぶたを動かす、というのが意外に難しかったですが、慣れると眼輪筋をしっかりとケアをしている実感があります。このメソッドはシワ、たるみケアだけでなく、疲れ目にも良さそうですし、ちょっとした隙間時間でできるのがいいですね」
PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子