今やベースメイクは「頑張った厚塗り肌」は古く、「薄塗りであることが正解」の時代。そこで『Precious』3月号では、「こすれても、くずれてもキレイ!掟破りの『薄塗り美肌』始めます」企画を展開中です。

働き方が大きく変わったこと、マスク必須の生活になったことで、ファンデーションを塗らない派も増えつつあります。けれども大人の場合、ただ塗らない「手抜き」メイクではシミもシワも隠れないため、マスクをとったときに老け顔を晒してしまうことに…。

そこで活用してほしいのがひそかに大きく進化しながらも、今までは脇役だった「コントロールカラー」「コンシーラー」「フェースパウダー」「ハイライター」の4つのベースメイクコスメ。

これらを使い「ファンデーション抜き」で薄くて軽いカラーレス印象、なのにシミ、シワ、たるみの加齢トラブルは上手に消し去るニューノーマルの肌づくりを提案します。

今回は、薄塗り美肌づくりのSTEP1「コントロールカラー」3選と活用法をご紹介します。

【前回の記事はこちら】マスク擦れ防止を兼ねて、いつものスキンケアにプラス!目的別「濃密潤い仕込み」テクニック

カラーレスなのに均一美肌に!ファンデいらずの肌色補正力あり。高機能「コントロールカラー」を活用

化粧下地_1,ファンデーション_1
左から/ヘルシーオレンジ:光の3原色に着想を得て、肌を明るく健康的に補正。カネボウインターナショナルDiv.カネボウ ザ プライマー SPF10・PA+27ml ¥12,000、中/血色ピンク:血色感と透明感をもたらす赤色パール入り。コスメデコルテ AQ ミリオリティ デイトリートメント プライマー SPF12・PA+ 30ml ¥10,000、右/ナチュラルベージュ:毛穴の凸凹、小ジワ、濁りをまとめて消す効果が秀逸。クレ・ド・ポー ボーテ ヴォワールコレクチュールn SPF25・PA++ 40g ¥6,500

ニューノーマルの薄塗り美肌の最大の特徴は、ファンデーションの代役として「コントロールカラー」を使用すること。

そもそも「コントロールカラー」とはファンデーションを塗る前に肌の濁りを消すのが役目ですが、世の中に出回っているのは、色もテクスチャーも多種多様で、補正力が弱いものから高いものまで実にさまざま。

大人の場合、そのなかでもファンデなしでも十分なほど肌色補正力が高く、加えて肌色美容液と見間違えるほど潤い続けて艶が消えないタイプを。

なかでも秀逸なのがグレー濁りのある血行不良肌を赤色パールで解消する「コスメデコルテ」、黄ばみが強いオークルを自然に明るくする「クレ・ド・ポー ボーテ」、茶ぐすみを消してトーンアップさせる「カネボウ」の3品です。

※掲載した商品は、すべて税抜です。

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PHOTO :
戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー/静物)
EDIT&WRITING :
荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)