定番といえるベーシックカラーの着こなしも、小物だけ春色にスイッチすれば一気に冬から春の装いにアップデートできます。
アクセサリー感覚で持てる、面積が小さなバッグなら悪目立ちせず、愛らしいアクセントに。
どんな色のコーデに合わせて効果的な差し色にしているか見ていきましょう。

■1:ガブリエラ・ベルダゴは…一気に春の表情に格上げするペパーミントで爽やかさを印象付けて

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バイカラーになったロングブーツがスタイリッシュ。パンツのブーツインがアクティブさの決め手に。

デジタルインフルエンサー兼スタイリストのガブリエラ・ベルダゴが、2021年1月、パリでキャッチされたときの着こなしです。
グレーのシャツとパンツの上から、ややシャギーがかったジレを羽織って、ワントーンでまとめていました。
アクセントは斜めがけにしたバッグ。
きれいなペパーミントカラーが、グレーの着こなしに新鮮味をつけて、春らしさを演出しています。
斜めがけにしているところも、軽快さをアップさせるポイントです。
グレーを女性らしくかつクールに仕上げたいときには、ペパーミントの小物を投入してみてください。

■2:レオニー・ハンネは…カーキ×ピンクのハイセンスな魅力が光り、愛らしいムードに

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ヘアピンのアクセントでもチャーミングさが高まって。チークの色とリンクさせていてさすが。

レザートレンチを颯爽と羽織って、カーキのパンツスタイルでSNAPされた人気インフルエンサーのレオニー・ハンネ。
コート、ニット、パンツともアースカラーでまとめていましたが、バッグとミュールにピンクを投入。
シックにまとめたニュアンスカラーのコーディネートにピンクの彩りをプラスすることで、大人のスイートさを表現しています。
カーキのパンツとの印象的なコントラストが美しく、ドラマティックな雰囲気に。
春らしいカラー小物の力を借りて、落ち着いた色味のコーデの鮮度を高めましょう。

■3:リンダ・トールは…モードさがあるラベンダーで艶のあるレザーパンツにフェミニンさを加味

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ニットの上から袖口にバングルをプラス。黒ニットがフラットに見えず、ゴールドの華やぎが引き立ちます。

スタイリスト兼ブロガーとして活躍するリンダ・トールは、黒のゆるりと着られるニットとダークネイビーのレザーパンツを合わせた辛口スタイルがお似合いでした。
黒×ネイビーは、かっこよさ抜群ですが、春らしさとフェミニンさにはやや欠けてしまう配色です。
彼女のように小物で色を差せば、ハッとするアクセントに。
特にアクティブさも十分なウエストポーチなら、その効果は倍増。
さらにモードさが感じられるラベンダーに切れのよさも加わります。
ウエストより下にゆるっと落としてつけているところも、リラックスさにつながり、今どきのムードをアピールできます。


パステルカラーのバッグを取り入れた3人の着こなしをご紹介しました。
春らしい明るい彩りで、女性らしさをもたらすのにマストな存在といえそうです。
小さくても、斜めがけやウエストポーチの投入によって、こなれたムードのある華やぎも十分。
ぜひパステルカラーの小物を取り入れて、軽やかなおしゃれを楽しみましょう。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
佐野有紀