春を迎え、新しくなった靴とパンツ。着こなしに迷う新デザインも、相性のいいもの同士の「ペアリング」で装えば難しくありません。共に味わうことで魅力が際立つワインと料理のように、靴とパンツにも美しく調和するペアがあるもの。

最新『Precious』4月号では、「最新・靴✕パンツの『ペアリング』ルール」特集にて、この春活躍するコーディネートの最新ルールをご提案していました。

今回はその中から、ルール3「スクエアトウパンプス×ワイドクロップドパンツ」のコーディネートをお届けします。

クリーンでモダンな雰囲気が香り立つ「スクエアトウパンプス×ワイドクロップド」

靴_1,パンツ_1
靴【ヒール4.5㎝】(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、パンツ(ストラスブルゴ<ストラスブルゴ>)

今季豊富に揃うスクエアトウパンプス。

シンプルにスティックパンツと合わせるのも十分素敵ですが、より新鮮に調和するのが、裾を短めにカットしたクロップドワイドです。合わせることでキリッとしたシェイプが共に際立ち、都会的でスタイリッシュな佇まいを印象付けます。

ダブル裾のボリュームがあるワイドクロップドパンツに細身の靴では、どこか物足りない印象に。バックルも華やかなスクエアトウパンプスなら、バランスよく受け止められて、存在感もマッチします。

■1:色も調和する絶品ペアリングが洗練された美意識を伝えて

靴_2,パンツ_2,ニット_1,ピアス_1,ネックレス_1,指輪_1,バッグ_1,大人コーデ_1,春コーデ_1
靴【ヒール4.5㎝】(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、パンツ(ストラスブルゴ<ストラスブルゴ>)、ニット(三喜商事<オールド イングランド>)、ピアス・ネックレス・リング(TASAKI)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)

気負いのないポロニットのスタイルを、キリッとした輪郭が響き合うパンツ&シューズとの組み合わせで、リュクスなイメージに。透明感のあるライトグレーのパンプスと、光沢をたたえたサーモンピンクパンツの繊細なハーモニーも、大人ならではの審美眼を語って。

■2:フォーマルな場に…小気味よいフォルムの靴&パンツがジャケットスタイルを若々しく

靴_3,パンツ_3,ジャケット_1,ブラウス_1,バッグ_2,大人コーデ_2,春コーデ_2
靴【ヒール0㎝】・バッグ(JIMMY CHOO)、パンツ(コロネット<アバティ>)、ジャケット(ドレステリア 新宿店<ドレステリア>)、ブラウス(エストネーション<ユマ フォー エストネーション>)、バングル(ホアキン・べラオ)

きちんと感の求められる場に最適な、モノトーンツイードのジャケットとボウブラウス。ボトムと靴は、正統的に黒でまとめつつも、快活さのあるクロップドワイドとフラットソールのスクエアトウを配し、今のムードにふさわしい軽やかさを醸し出して。

パール&スタッズが光るスクエアトウの靴と、しなやかなとろみ素材の8分丈ワイドパンツ。程よく華やかな黒で揃えたペアは、改まったシーンの即戦力に。

■3:ドライブの時は…シンプルなのにモダンで都会的、白Tカジュアルをクリーンなペアで更新

靴_4,パンツ_4,Tシャツ_1,ニット_2,ピアス_2,ネックレス_2,時計_1,バッグ_3,大人コーデ_3,春コーデ_3
靴(セルジオ ロッシ)【ヒール1.5㎝】、パンツ(TOMORROWLAND<TOMORROWLAND collection>)、Tシャツ(ebure GINZA SIX店<ebure>)、ニット(スローウエアジャパン<ザノーネ>)、ピアス・ネックレス(ダミアーニ 銀座タワー)、時計(オメガ)、バッグ(トッズ・ジャパン)

デニムライクに活躍するブルーのストレッチクロップドには、リッチ感を加えるブラウンスエードのスクエアトウをペアリング。クリーンなシルエットと同時に、適度な心地よさも共に備え好相性です。

スクエアトウとクロップドワイドを主軸にすれば、白Tシャツの装いもひときわスタイリッシュに。靴のフロントに艶めくメタルプレートが、リッチな華やぎを添えて。

※掲載した商品は、すべて税抜です。

問い合わせ先

PHOTO :
熊澤 透(人物)、池田 敦(パイルドライバー/静物)
STYLIST :
望月律子(KIND)
HAIR MAKE :
野田智子
MODEL :
RINA
EDIT&WRITING :
長瀬裕起子、池永裕子(Precious)