ジレをかっこよく取り入れると、春のおしゃれがシャープに着映えできます。
今っぽく着こなしていたセレブを見習って、絵になるコーディネートをつくり上げましょう。

■1:キャロライン・ダウアは…シャツワンピがきちんと見えできてキリッとした印象に格上げ

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ライン入りソックスをレースアップシューズにコーディネート。たちまちスポーティーさをアピール。

パリで見かけられたのは、SNAPの常連的存在、インフルエンサーのキャロライン・ダウア。
ロング丈の白シャツをワンピースとして取り入れ、その上にピンストライプのロングジレを羽織っていました。
シャツワンピとジレがぴったり同じ丈なことが、Iラインをつくり出しバランスのいい仕上がりに。
ジレは細い縦のラインが際立つピンストライプ柄なのと、細かく金ボタンが並んでいるので、さらに縦長シルエットを強調できます。
襟がないジレは、インがシャツカラーでもVゾーンがすっきり。
白とネイビーの爽やかな色合わせにも、メリハリがついてキリッとした雰囲気を演出しています。
シャツワンピ1枚だとカジュアルすぎてしまう場合は、ロングジレを投入してきちんと感を出してみてください。

■2:オリビア・パレルモは…襟付き×ロングタイプなら細パンツのハンサム度が光って

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ちらっと足首を見せると、抜け感になってすっきりした印象に。

オリビア・パレルモは、ファッションイベントに出席時、艶のあるレザーレギンスを愛用してキャッチされていました。
このレギンスはたびたびSNAPされている最愛アイテムです。
この日はグレーの襟付きジレを合わせて、スマートなモードスタイルに。
ジャケットのように襟がデザインされていて、ウエストあたりまでVゾーンが深く、顔周りをすっきり見せてくれます。
BIGジャケットをコーディネートするよりも軽快さが光り、スタイリッシュです。
しかも腰周りがゆったりしていて、気になる部分のうれしいカバー効果にも。
今どきの切れのよさをアピールしながら、体型カバーの役目を果たすので、大人の女性にとって頼れる存在といえそうです。

■3:ヴィクトリア・マグラスは…フロントを閉めてコートドレス風に装うと今っぽい着映えに

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ミニポシェットの斜めがけの効果でアクティブさが高まります。

人気ユーチューバー、ヴィクトリア・マグラスは、ジレをコートドレスっぽく着こなしていました。
フロントをベルトで閉めて、インにタートルニットをコーディネート。
これまで羽織る感覚で着るのが常識だったジレが、絵になるコートドレスのような主役アイテムとしてスタイリッシュに仕上げられていました。
ネイビーとオレンジの色合わせでも華やかさを表現でき、品のいいエレガンスが完成。
足元は脚のラインにタイトにフィットするロングブーツで美姿に仕上げています。
つま先が開いたデザインにモードさが光り、こなれた印象がアップ。
ベルトによってウエストシェイプできるジレは、彼女のような着こなしアレンジだとかっこよく決まります。


ロングジレをスマートに着こなした3人のコーデにスポットを当てました。
それぞれが違ったアレンジによって今っぽく、さらにスタイルアップさせています。
キリリとしたキャリアっぽさも演出できるので、ぜひ取り入れてみてください。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
佐野有紀