【目次】

40代からのロングカーディガンコーデの正解は?


どう着こなしても正解! と言いたくなるほどベーシックで汎用性のあるロングカーディガン。やわらかいニット素材と存在感のある長めの丈がエレガンスを叶えてくれるから、シンプルコーデに羽織ればもう、それだけで華やか… なのですが、誌面のコーディネートを検証すると、どうやらさらに素敵に見える着こなしのコツがある様子。「落ち感のあるニットカーデは膝丈よりも長いものを」「厚手のざっくりニットカーデはお尻がすっぽり隠れる丈」という選びの基準を押さえつつ、着こなしのポイントをチェックしていきましょう。

パンツと合わせるなら淡色を重ねてナチュラルに、が今気分

カーディガン・フレンチスリーブのTシャツ・中に着たタンクトップ・パンツ・靴(ジェームス パース 青山店〈JAMESPERSE〉)、JENNY BIRDのイヤリング・ PALAのブレスレット(TOMORROWLAND) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious5月号』小学館、2020年
カーディガン・フレンチスリーブのTシャツ・中に着たタンクトップ・パンツ・靴(ジェームス パース 青山店〈JAMESPERSE〉)、JENNY BIRDのイヤリング・ PALAのブレスレット(TOMORROWLAND) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious5月号』小学館、2020年

やわらかな風合いのカシミアロングカーディガン、ガーゼのように優しいハイゲージの白Tシャツ、伸縮性のあるコットンの裾リブパンツ…。素材感の異なる淡色を重ねると、シンプルがこんなにも表情豊かに。

ワンピースと合わせるならロング丈を選んで迫力レイヤードがおすすめ

ワンピース(ADORE)、ベルト(wb)、カーディガン(MOGA)、ウノアエレシルバーコレクションのピアス・ワンエーアールバイウノアエレのブレスレット(ウノアエレ ジャパン)、バッグ(モワナ伊勢丹新宿ブティック)、靴(クリスチャンルブタン ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2020年
ワンピース(ADORE)、ベルト(wb)、カーディガン(MOGA)、ウノアエレシルバーコレクションのピアス・ワンエーアールバイウノアエレのブレスレット(ウノアエレ ジャパン)、バッグ(モワナ伊勢丹新宿ブティック)、靴(クリスチャンルブタン ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2020年

プリントワンピースにインパクトベルトを合わせて、スタイルアップを実現したコーディネート。ロングワンピースとロングカーディガンの迫力あるレイヤード。幅広の黒ベルトで引き締めて、大人のオフィスシーンにふさわしい、リラックスしたかっこよさを演出します。ワンピースから足元へ目線を誘う、黒のインパクトヒールサンダルで、すっきり感を加速!

なりたい印象を叶える、色別おすすめロングカーディガンコーデ


大人が選びたいシンプルなデザインのロングカーディガンは「色」が印象を大きく左右します。コーデの占有面積も大きいから、“合わせやすさ”よりも“なりたい自分”で色を決めるのが正解! インナー目線で合わせやすい色を選ぶよりも、ロングカーディガンを軸にコーディネートを考える発想が、旬な着こなしに着地するカギ。

「白」のロングカーデでクリーンな上品リラックススタイル

カーディガン・ブラウス・パンツ(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
カーディガン・ブラウス・パンツ(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

白のロングカーディガンは、パッと明るい印象や潔さを与えてくれます。ロングブラウス+刺しゅうを配したパンツのエスニックなワンツーコーデも、クリーンに仕上がって。

「ベージュ」のロングカーディガンで女性らしくやさしい雰囲気に

パンツ(サポートサーフェス)、カーディガン(ウールン商会〈ペセリコ〉)、ブラウス(三喜商事〈ピアッツァ センピオーネ〉)、ピアス・ネックレス・バングル・リング(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(バリー 銀座店)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2018年
パンツ(サポートサーフェス)、カーディガン(ウールン商会〈ペセリコ〉)、ブラウス(三喜商事〈ピアッツァ センピオーネ〉)、ピアス・ネックレス・バングル・リング(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(バリー 銀座店)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

ベージュなら、やわらかいニット素材も相まって女性らしい雰囲気が手に入ります。淡いワントーンでまとめれば、ベージュのさらに優しげな印象に。ほっこりしてしまわないように、パンツにはツヤのある素材を選んでメリハリを。

「ネイビー」のロングカーディガンで爽やか&マリンな印象をゲット

ワンピース(Nobuko Nishida)、カーディガン(マックスマーラ ジャパン〈エス マックスマーラ〉)、ペンダント(プレインピープル丸の内〈イムカ ティムカ〉)、帽子(ヘレンカミンスキー表参道ヒルズ店〈ヘレンカミンスキー〉)、バッグ(八木通商〈ジェロームドレフュス〉)、靴(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2017年
ワンピース(Nobuko Nishida)、カーディガン(マックスマーラ ジャパン〈エス マックスマーラ〉)、ペンダント(プレインピープル丸の内〈イムカ ティムカ〉)、帽子(ヘレンカミンスキー表参道ヒルズ店〈ヘレンカミンスキー〉)、バッグ(八木通商〈ジェロームドレフュス〉)、靴(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

ネイビーのロングカーディガンは、爽やかな着こなしをしたいときにおすすめ。知的で清潔感のあるネイビー×白の配色でエレガントなマリンスタイルを楽しんで。

「ライトグレー」のロングカーデで洗練されたラグジュアリーを演出

カーディガン(クルチアーニ銀座店)、ストラネスのワンピース・ボルボネーゼのバッグ(三喜商事)、サングラス(イー・ヴィ・アイ PR〈レジャー ソサエティー〉)、Kong qi for Theoryluxeのネックレス・Maison Boinetのブレスレット(Theory luxe)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2017年
カーディガン(クルチアーニ銀座店)、ストラネスのワンピース・ボルボネーゼのバッグ(三喜商事)、サングラス(イー・ヴィ・アイ PR〈レジャー ソサエティー〉)、Kong qi for Theoryluxeのネックレス・Maison Boinetのブレスレット(Theory luxe)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2017年

ライトグレーのカーディガンは涼しげでクールなイメージ。ともするとのっぺりと見えがちな色だから、艶のあるリッチな素材や透け素材など、立体感が出せるものをチョイス。シンプルなコットンワンピースにラグジュアリーなムードをもたらして。

「黒」は少し迫力が欲しい日に。凛とした美しさを叶えて、引き締め効果も!

カシミアのカーディガン(VINCE 表参道店)、ノースリーブワンピース(コロネット〈エアロン〉)、ピアス(ストラスブルゴ〈サイモン アルカンタラ〉)、ベルト(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2017年
カシミアのカーディガン(VINCE 表参道店)、ノースリーブワンピース(コロネット〈エアロン〉)、ピアス(ストラスブルゴ〈サイモン アルカンタラ〉)、ベルト(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2017年

動くたびに揺れ、リュクスなムードが漂う黒のロング丈カーディガンには、美人の気配が漂って。迫力を後押しするロングワンピースを合わせたら、ウエストマークをして端正さを加味するのが、大人のバランス。

春夏のおすすめロングカーディガンコーデ


日焼け防止や冷房対策としても実用的なロングカーディガンは、春夏に大活躍してくれるアイテムです。着たいのは、見た目にも涼しげな薄手のロングカーデ。長い裾をひるがえし、颯爽と歩きたい。落ち感のあるロングカーデは膝丈以上のものを選ぶと今らしいバランスになります。

ロングカーディガンをはおったミルキーグラデーションな装い

カーディガン・ブラウス・パンツ・バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ピアス(カドー伊勢丹新宿店)、バングル(チェルキ〈ギャレッタ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
カーディガン・ブラウス・パンツ・バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ピアス(カドー伊勢丹新宿店)、バングル(チェルキ〈ギャレッタ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

淡いグレートーンで全体を合わせたコーデ。きらめきがスパイスの精緻な刺しゅうトップスとナチュラルな風合いのパンツに、ロングカーディガンをサッとはおって。繊細な艶と輝きが調和したミルキーグラデーションが着こなしをラグジュアリー・モードに導きます。

透ける白のロングカーディガン×布帛トップスのチャコールグレーで新鮮モノトーンスタイル

カーディガン・トップス(Theory luxe)、パンツ(ストラスブルゴ〈アリクアム〉)、ペンダント(プレインピープル丸の内〈イムカ ティムカ〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2018年
カーディガン・トップス(Theory luxe)、パンツ(ストラスブルゴ〈アリクアム〉)、ペンダント(プレインピープル丸の内〈イムカ ティムカ〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

チャコールグレーを加え奥行きを与えたグラデ感覚の新鮮モノトーン配色。ロングカーディガンの透ける白×布帛トップスのチャコールグレー、さらにシルバーメタリックのバッグを重ねて。白パンツをベースにした優しいモノトーン配色。

ロングカーディガンでラベンダー色のパンツをすっきり&エレガントに

パンツ(サポートサーフェス)、カーディガン(コロネット〈アバティ〉)、ブラウス(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ スポート〉)、ピアス・ネックレス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(三喜商事〈ボルボネーゼ〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2018年
パンツ(サポートサーフェス)、カーディガン(コロネット〈アバティ〉)、ブラウス(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ スポート〉)、ピアス・ネックレス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(三喜商事〈ボルボネーゼ〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

ロングカーディガンでⅠラインを演出し、ラベンダーカラーのパンツをすっきりと。インナーもバッグも白で統一した澄んだ着こなしは、シックカラーが主流のオフィスで抜きん出た洗練を感じさせる。白のロングカーディガンならではのクリーンなスタイルが完成。

カシミアのロングカーディガン×ピンクベージュのワンピースで大人の色香を

ワンピース・カーディガン(三喜商事〈アニオナ〉)、ペンダント・時計・バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious4月号』小学館、2018年
ワンピース・カーディガン(三喜商事〈アニオナ〉)、ペンダント・時計・バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious4月号』小学館、2018年

着る人の内なる輝きまで引き出すようなルミナスなピンクベージュで体を美しく包み込んで。柔和な女らしさを印象づけるフレアワンピースと軽やかにはおったカシミアのロングカーディガンの流れるようなシルエットが、大人の女性のたおやかな色香を表現。

ネイビー×テラコッタのこっくり配色に白パンツを合わせて、上品トリコロールの完成

パンツ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、カーディガン(マックスマーラ ジャパン〈エス マックスマーラ〉)、プルオーバー(ストラスブルゴ〈ロベルタ フルラネット〉)、バッグ(エリオポール銀座〈フランシス バレンティーヌ〉)、靴(アマン〈イル サンダロ オブ カプリ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2017年
パンツ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、カーディガン(マックスマーラ ジャパン〈エス マックスマーラ〉)、プルオーバー(ストラスブルゴ〈ロベルタ フルラネット〉)、バッグ(エリオポール銀座〈フランシス バレンティーヌ〉)、靴(アマン〈イル サンダロ オブ カプリ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

爽やかなネイビーをテラコッタのこっくりカラーに合わせた、秋の気配を感じる晩夏におすすめのコーディネート。白を加えれば、上品トリコロールの完成。ひと足早く季節を先取りした着こなしも、しなやかな白ボトムやかごバッグを合わせることで、夏の余韻を感じさせたい。

ネイビーのロングカーディガン×ストレッチ性の高いドロストパンツでリラックス

Tシャツ(オールウェイズ〈M・fil〉)、パンツ(三喜商事〈アニオナ〉)、カーディガン(マックスマーラ ジャパン〈エス マックスマーラ〉)、時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、トロリーケース(グローブ・トロッター 銀座)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2017年
Tシャツ(オールウェイズ〈M・fil〉)、パンツ(三喜商事〈アニオナ〉)、カーディガン(マックスマーラ ジャパン〈エス マックスマーラ〉)、時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、トロリーケース(グローブ・トロッター 銀座)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

ロング&リーンなシルエットでリラクシーに着こなせるのもロングカーディガンの魅力。夏の涼しげで力の抜けたコーディネートは移動の多い旅にもぴったりです。羽織るだけでサマになるロングカーディガンは、旅コーデの強い味方。

夏に映える! 鮮やかブルーのワンピースと透ける白のカーディガン

コットンベースのカーディガン(シンクロ クロッシングズ 玉川タカシマヤSC〈シンクロ クロッシングズ〉)、コットンベースのストレッチワンピース(REYC)、サングラス(モスコット トウキョウ)、ピアス・ネックレス・リング(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(JIMMYCHOO)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2017年
コットンベースのカーディガン(シンクロ クロッシングズ 玉川タカシマヤSC〈シンクロ クロッシングズ〉)、コットンベースのストレッチワンピース(REYC)、サングラス(モスコット トウキョウ)、ピアス・ネックレス・リング(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(JIMMYCHOO)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2017年

あっさりしがちな初夏のワンピースに優雅さを加えてくれる「ロング丈カーディガン」。ワンピースと丈感をそろえて着るのが、洗練のポイントです。分量感のあるアイテムだけに素材の質感も重要。透け感があり、歩くたびに揺れる軽やか素材を選ぶと、しなやかな女らしさが引き立ちます。素肌が透けるほど薄手の白カーディガンを、ふわりとはおって。Vネックが女らしさを添える、テントラインのワンピースに、清涼感をプラス。

白のロングカーディガンをワンピース丈に合わせ、再旬のエレガンスを

コットンベースのカーディガン(三崎商事〈エルミダ〉)、ノースリーブワンピース(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、サングラス(リエート〈バートン ペレイラ〉)、ピアス(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉)、ネックレス(チェルキ〈ギャレッタ〉)、時計(DKSHジャパン〈ベダ&カンパニー〉)、バッグ(ピエール アルディ 東京〈ピエール アルディ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2017年
コットンベースのカーディガン(三崎商事〈エルミダ〉)、ノースリーブワンピース(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、サングラス(リエート〈バートン ペレイラ〉)、ピアス(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉)、ネックレス(チェルキ〈ギャレッタ〉)、時計(DKSHジャパン〈ベダ&カンパニー〉)、バッグ(ピエール アルディ 東京〈ピエール アルディ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2017年

透け感のあるロングカーディガンが、大人かわいいコットンレースのワンピースに優雅さを添えて。袖を捲し上げて、小物をワントーンでまとめるのがこなれ感の秘訣。

ロング丈の黒ニットカーディガンにインパクトのある白小物で、メリハリのある配色バランスに

カーディガン(サン・フレール〈レ・コパン〉)、ブラウス・パンツ(アパルトモン 青山店〈アテア オセアニア〉)、ネックレス・バングル(デペッシュモード恵比寿本店〈ドナテラ・ペリーニ〉)、バッグ(バリー 銀座店〈バリー〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2017年
カーディガン(サン・フレール〈レ・コパン〉)、ブラウス・パンツ(アパルトモン 青山店〈アテア オセアニア〉)、ネックレス・バングル(デペッシュモード恵比寿本店〈ドナテラ・ペリーニ〉)、バッグ(バリー 銀座店〈バリー〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

こっくりと深みのあるキャメルの上下に、ロング丈の黒ニットカーディガンをオン。ジャケットのようなきちんと感を与えてくれます。インパクトのある白小物で、メリハリのある配色バランスを楽しみたい。

秋冬のおすすめロングカーディガンコーデ


秋冬のニットアイテムと言えば、ボリューミィなざっくり感が魅力! ロングカーディガンは、アウター感覚で着られるしっかりと厚みのあるものを選ぶのがおすすめです。すっぽりお尻が隠れる丈で、バランスよく着こなして。

ゼブラ柄のゆったりとしたロングカーディガンの中は、ベルトマークで引き締める

カーディガン・ニット・パンツ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/黒沼 諭(aosora) BY:『Precious1月号』小学館、2020年
カーディガン・ニット・パンツ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/黒沼 諭(aosora) BY:『Precious1月号』小学館、2020年

大人のモノトーンカジュアルに、モードな迫力を授けるゼブラ柄ロングカーデ。ゆったりとしたロングアウターの中は、ベルトマークで引き締めるのが洗練の極み。すそは短めにして抜け感をつくるのがシルエット成功の秘訣。

ロングカーディガンにシャツ&レザーパンツを合わせたモード感の漂うカジュアルコーデ

カーディガン・シャツ・パンツ(ブルネロ クチネリ ジャパン)、リング(ホワイトオフィス〈ジジ〉)、帽子『シーズナル2019』(ボルサリーノ ジャパン)) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious10月号』小学館、2019年
カーディガン・シャツ・パンツ(ブルネロ クチネリ ジャパン)、リング(ホワイトオフィス〈ジジ〉)、帽子『シーズナル2019』(ボルサリーノ ジャパン)) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious10月号』小学館、2019年

ロングのたっぷりとしたカーディガンに、襟がコンパクトなシャツ&レザーパンツを合わせたモード感の漂うカジュアルコーディネートです。着こなしを辛口に引き締める黒の帽子が、リッチカジュアルに導きます。黒の異素材ミックスが、立体的で品のある女性に導いて。

スカート×ロングブーツの定番スタイルに、グレージュのロングカーディガンでこなれ感を与えて

カーディガン(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、ニット(三喜商事〈ストラネス〉)、スカート(三喜商事〈ストラネス〉)、ペンダント・バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2019年
カーディガン(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、ニット(三喜商事〈ストラネス〉)、スカート(三喜商事〈ストラネス〉)、ペンダント・バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2019年

ふんわりまとうグレージュがレザータイトに優しさを。ダークブラウンでシャープにまとめたインナーに、グレージュのロングカーディガンが自然体のこなれ感を与えてくれます。ゆるっとしたオーバーサイズも今どきのシルエット。

ファーのボリュームロングカーディガン×ミディ丈のニットワンピでフェミニンなカジュアルを

カーディガン・ワンピース(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、帽子・靴/私物 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
カーディガン・ワンピース(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、帽子・靴/私物 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

いつものコートが重い、と感じた日は、ロングカーディガンでフェミニンなカジュアルを。フワフワとした羊のファーで襟元をたっぷりと覆ったボリュームあるカーディガンは、体にフィットするミディ丈のニットワンピース&ブーツと合わせ、全体をワントーンの縦長シルエットにまとめて。

赤いロングカーデ×白シャツのキレがいい配色スタイルを黒のバッグで格調高く

カーディガン・ブラウス・ピアス・ネックレス・バッグ(シャネル) 撮影/CHITO BY:『Precious1月号』小学館、2020年
カーディガン・ブラウス・ピアス・ネックレス・バッグ(シャネル) 撮影/CHITO BY:『Precious1月号』小学館、2020年

白いシャツに、ネイビーのラインが効いた赤のロングカーディガンを重ねた永遠のトリコロール配色スタイル。それを、凛としてアクティブな仕事スタイルに仕上げるのが、黒のボストンバッグ。多忙な毎日をいきいきとエレガントに生きる、大人の心意気が香り立って。

ホワイトカシミヤのロングカーディガンとプルオーバーで贅沢ワントーンコーデ

カーディガン・プルオーバー・付け襟・パンツ・バッグ(三崎商事〈エルミダ〉)、その他/私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
カーディガン・プルオーバー・付け襟・パンツ・バッグ(三崎商事〈エルミダ〉)、その他/私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

アイシーな色を重ねた、ワントーンコーデ。ホワイトカシミヤの贅沢さをリブ編みのロングカーディガンとプルオーバーで満喫! ニットonニットで今っぽいレイヤードスタイルが完成します。スワロフスキー・クリスタル・パールを散りばめた襟がきらりとアクセントになって、遠目にもはっと目を引くホワイトグラデーションの着こなしに。

淡いグレーのロングニットカーデ×ブラウンのシャツワンピースで優しい色合いに

スニーカー・カーディガン・ワンピース(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ピアス・バングル・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/長友善行 BY:『Precious3月号』小学館、2019年
スニーカー・カーディガン・ワンピース(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ピアス・バングル・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/長友善行 BY:『Precious3月号』小学館、2019年

ブラウンのシャツワンピースと淡いグレーのロングニットガウンの優しい組み合わせが、きれいめスニーカーの抜け感があることで、ほっこりしすぎず、より今どきなたたずまいに。

ガウンタイプのきれいめロングカーデのINに端正なブラウスで、きちんと感を

カーディガン(イーストランド〈コー〉)、ブラウス(ストラスブルゴ〈アントネッリ〉)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、ストール(三喜商事〈イレブンティ〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2019年
カーディガン(イーストランド〈コー〉)、ブラウス(ストラスブルゴ〈アントネッリ〉)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、ストール(三喜商事〈イレブンティ〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2019年

リラクシーなガウンタイプのきれいめロングカーデ。INに端正なブラウスとパンツを合わせることできちんと感のあるエレガントなスタイルに仕上がります。トレンド感のあるグレンチェック柄のストールは、さりげないアクセントとして活躍。

淡いベージュのロングカーディガンをハンサムなパンツスタイルに肩掛け

カーディガン(イーストランド〈コー〉)、ノースリーブカットソー(スローン)、パンツ(Theory)、キャミソール(ブティックシーン 青山店〈モレッタ〉)、ピアス・ネックレス・バングル・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious2月号』小学館、2019年
カーディガン(イーストランド〈コー〉)、ノースリーブカットソー(スローン)、パンツ(Theory)、キャミソール(ブティックシーン 青山店〈モレッタ〉)、ピアス・ネックレス・バングル・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious2月号』小学館、2019年

淡いベージュとゆったりしたサイズ感がリッチなムードのロングカーディガン。カットソー×ウールパンツのハンサムなワンツーコーデにバサッと肩掛けすれば、女らしさと大人の余裕が漂う、洗練シンプルなスタイルに仕上がります。

40代からのロングカーディガンコーデのおさらい


エレガントで華やかなロングカーデ。色や素材、季節ごとの着こなしでその印象はさまざまですが、バランスよく取り入れられる丈感と、インナーとの配色が、着こなしをワンランクアップさせるポイントのようです。また、面積が大きいからこそ、コーディネートのプラスαとしてなんとなくはおるのではなく、コーデの主軸にして後からインナーを合わせていくというアプローチも、洗練された大人のロングカーデスタイルに有効です。あなた好みのスタイリングをお手本に、ぜひトライしてみてくださいね。

この記事の執筆者
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