家で過ごす時間が増えた今「ケーキ・タイム」は至福のとき。おいしいのは当たり前、今、ケーキは、アートのようにジュエリーのように美しく、驚くほど華麗に進化しています。

『Precious』5月号では、そんな最新のケーキたちを「『美しきケーキ』に魅せられて」として大特集。

技巧を凝らした繊細なデザインや、究極まで削ぎ落としたシンプルなフォルム、心ときめく愛らしいフラワーモチーフ。そして、海外で経験を積み、これまでのケーキという概念を大胆に覆す、新世代のパティシエたちの手による自由な発想の麗しき逸品…。ラグジュアリーな時間と最高の口福をもたらす、新たなケーキの世界へようこそ!

今回ご紹介するのは、ストイックなフォルムの2種類のケーキです。

Beautiful Shape | ストイックなフォルムの逸品

■ブランシェ・ショコラのカレ・オ・ショコラ

スイーツ_1,チョコレート_1
手前から『至極のカレ・オ・ショコラ』『抹茶のカレ・オ・ショコラ』 約6.5×6.5×6.5㎝ ギフトBOX入り各¥5,378(ブランシェ・ショコラ)

ミニマルでグラフィカル。至福の正方形の正体とは?

直線のみのストイックなキューブ形を覆う、ほろほろのクラムも一色のみと潔し。どこをカットしても美しい断面が現れる「カレ・オ・ショコラ」は、フランス語で「四角いチョコレート」の意。

テリーヌよりも濃厚で生チョコよりも軽くなめらかな新感覚のスイーツを手掛けたのは、紹介制フレンチレストラン「SUGALABO」元シェフ、薬師神陸氏。福岡県産八女茶の抹茶や、北海道十勝の低温殺菌牛乳などの厳選素材を贅沢に使用。ひと口で出合える驚きと幸せをぜひ。


■アンフィニのパルファン

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『パルファン』 直径約6㎝ ¥648(アンフィニ)

バラの流線がアクセント。香り豊かなスペシャリテ

艶めく白い球体に鮮やかなピンクのバラの花びらがはらり。「香水」という名のとおり、食べる前からその華やかな香りに驚きます。

パリの三つ星レストランを経て「ブノワ」「アングラン」でシェフパティシエを務めた金井史章シェフが昨年独立。

ベルガモット、バニラ、マール(ブランデー)など「香り」を意識した美しいケーキは、五感を刺激し記憶に残ること間違いなし。国産ベルガモットを主役に、ジャスミンやバラ、イチゴなど多彩な香りが層になった、このスペシャリテは必食です。


※営業日や営業時間に変更の可能性があるため、お出かけの際は最新情報をご確認ください。

※掲載した商品は、すべて税込み価格です。

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PHOTO :
川上輝明(bean)
EDIT&WRITING :
田中美保、佐藤友貴絵(Precious)
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