家で過ごす時間が増えた今「ケーキ・タイム」は至福のとき。おいしいのは当たり前、今、ケーキは、アートのようにジュエリーのように美しく、驚くほど華麗に進化しています。

『Precious』5月号では、そんな最新のケーキたちを「『美しきケーキ』に魅せられて」として大特集。

技巧を凝らした繊細なデザインや、究極まで削ぎ落としたシンプルなフォルム、心ときめく愛らしいフラワーモチーフ。そして、海外で経験を積み、これまでのケーキという概念を大胆に覆す、新世代のパティシエたちの手による自由な発想の麗しき逸品…。ラグジュアリーな時間と最高の口福をもたらす、新たなケーキの世界へようこそ!

今回は、注目パティシエが手掛ける話題のケーキたちを4つご紹介します。

New Generation Patissier | 注目パティシエの話題のケーキ

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1.ラズベリー バニラ ホワイトチョコレート』15㎝ ¥6,264・2.『チョコレート エキゾチック キャラメル』 15㎝ ¥5,960[ともに12㎝、18㎝の3サイズ展開](フォーシーズンズホテル東京大手町)、3.『タルトミルティーユショコラ』 直径約6㎝ ¥730(パティスリー イーズ)、4.『モンブラン』 高さ約8㎝ ¥972(モリ・ヨシダ・パリ)

■1:フォーシーズンズホテル東京大手町のチョコレートエキゾチックキャラメル
■2:ラズベリーバニラ ホワイトチョコレート

「ペストリーの魔術師」によるオブジェのような絶品ケーキ

昨年9月、ホテル開業直後から混雑必至の「ザ ラウンジ」。ゲストのお目当てはエグゼクティブペストリーシェフ青木裕介氏による華麗なるスイーツ!

なかでもテイクアウトケーキは、息をのむほど美しいアーティスティックなデザインと、南国のフルーツをアクセントにした異国ムード漂う味わいでリピーター続出。世界各国で経験を積み「ペストリーの魔術師」と呼ばれる青木シェフのケーキは東京の新定番。予約する価値あり!

■3:パティスリー イーズのタルトミルティーユショコラ

宝石のように艶めく大粒のブルーベリーが圧巻!

タルト生地からこぼれんばかりのブルーベリーは、大きく艶やか。その時期にいちばんおいしいブルーベリーを使用し、香ばしい生地と濃厚なカスタードが脇を固める、王道のタルト。

シェフパティシエの大山恵介氏はフランスのレストランでデザートの研鑽を積み、帰国後「レストラン シンシア」のシェフパティシエを経て開業。厳選した素材の味をストレートに楽しめるシンプルなケーキほか、素朴で力強い焼き菓子も人気です。

■4:モリ・ヨシダ・パリのモンブラン

パリジェンヌをも魅了する、シンプルな味と凛とした佇まい

ドレープ状のマロンクリームに雪が降り積もったかのような凛とした佇まいに釘づけ! 渋谷スクランブルスクエア開業と共に日本に初上陸したモンブランを手掛けるのは、パリ7区に店を構える吉田守秀シェフ。

パータフィロ(パイのような薄生地)を使ったパリパリのタルトに、濃厚なマロンクリーム、ふわっふわの生クリームにマロングラッセという極めてシンプルな構成。それゆえ、そのクオリティの高さと絶妙なバランスに驚くはず。


※営業日や営業時間に変更の可能性があるため、お出かけの際は最新情報をご確認ください。

※掲載した商品は、すべて税込み価格です。

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PHOTO :
川上輝明(bean)
EDIT&WRITING :
田中美保、佐藤友貴絵(Precious)
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