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『Precious』5月号

2021年4月号で、17周年を迎えた『Precious』。

創刊以来、さまざまな形でエールを送り続けてくださる方からの、お祝いコメントと未来へ向けたメッセージから、今改めて「エレガンスとラグジュアリー」の本質について考えます。

今回は、5月号に掲載した文筆家 光野 桃さんからのメッセージをご紹介します。

『Precious』創刊17周年記念メッセージ | 文筆家 光野 桃さん

 
光野 桃さん
文筆家
(みつの もも)女性誌編集者を経て、文筆家、エッセイストに。デビュー作『おしゃれの視線』はベストセラー。近著に『白いシャツは、白髪になるまで待って』、『これからの私をつくる29の美しいこと』など。『Precious』でも創刊時から多くの名文を寄稿し、読者にメッセージを送り続けている。

「17周年、おめでとうございます。

ラグジュアリー=手をかけたもの、かけること。
Preciousが長年にわたり築き上げたこの世界観を、これからさらに歩を進め、新しい時代の普遍的な価値観として見せてほしいと思います。

手をかける、ということは、別の視点から見れば、手間がかかる、世話がやける、ということ。
産業革命以来、人類が採用してきた効率主義ではもう立ち行きません。

だれでもが、手間暇惜しまぬゆっくりとした個々の時間や、そう生きた記憶をもてる――そんな未来を牽引してください」(光野 桃さん)


Precious5月号「創刊17周年記念企画 未来へつなぐ、エレガンスとラグジュアリー」

【5月号の内容紹介】新・3大シーンは『決め打ちコーディネート』主義/今、ラグジュアリーに求められるものとは?/エルメスが表参道にやってきた!/最新「続ける」「やめる」「始める」美白/美しきケーキの世界に魅せられて/今、この本が読みたい!

2021年4月7日発売 ¥990(税込)

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EDIT&WRITING :
渡邊和泉、池永裕子(Precious)