リモートワーク化が進み、おしゃれがボーダレスになりつつあるこの春は、何をどう着るのか迷いが生じるとき。
最新『Precious』5月号では、企画「『決め打ちコーディネート』主義」にて、新しい時代にフォーカスした、３つのシーンで映えるおしゃれの決定打を、コーディネート単位で3人のスタイリストがご提案しています。
今回は、スタイリスト・大西真理子さんによる、「とろみセットアップ」を軸にしたホームスタイルをお届けします。
くつろぐだけでなく、リモートワークや近くへの外出…今、ホームスタイルは、幅広いライフシーンに対応できるのが理想です。
「上質素材を前提に、気負わないモード感のあるトップスと軽快なパンツでリラックスと洗練の両立を目指して｣と大西さん。
優雅なくつろぎ感が大人の美意識を物語る「とろみセットアップ」
ひんやりとした艶や流れるようなドレープ。大西さんがリッチな素材感に注目して提案するのが、とろみセットアップ。
「もともとオンオフ問わず愛用される素材のセットアップは、リラックス感も格の高さもモード感も備え、まさに無敵の存在です」
ただし、面積が大きくなるぶん色選びにもコツが。
「パワフルなきれい色は、家で長時間着ていると意外と気疲れするもの。黒やネイビーなど、着慣れたシックトーンカラーがおすすめです」
辛口シックな色選びとリッチなドレープでとろみ素材に高級感を
肌を滑る感触に癒やされるとろみセットアップは、辛口なラグジュアリー感を意識して。
ネイビーのとろみ生地をたっぷり使ったドレープデザインが好例。気分を明るくアップする白の小物やジュエリーも忘れずに。
【洗練Point１】トップス
とろみ素材がカジュアルになりすぎない決め手は、柔らかな立体感。襟回りのギャザーやタックが生み出す優雅なドレープに注目して。
【洗練Point２】ジュエリー
自分の目を楽しませる手元のジュエリーにこだわって。ゴールドやシルバーの自由なミックス使いを、心躍るホームスタイルの新習慣に。
※掲載した商品は、すべて税込です。
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- PHOTO ：
- 佐藤 彩
- STYLIST ：
- 大西真理子
- EDIT&WRITING ：
- 岡本治子
