2014年まで40年近くにわたり、銀座の冬の風物詩として愛されてきたミキモトのツリー。本店の建て替えに伴い、惜しまれながら終了したあのツリーが、2017年冬に蘇ります!

会場は2017年6月にグランドオープンした、ミキモト銀座4丁目本店。海をイメージする趣向が、階ごとに違う表現で贅沢にあしらわれた、まるで竜宮城さながらの建物です。

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自然の神秘による、再現不可能なジャンボツリーは必見

目を留めずにはいられない、7メートル四方のウインドーに広がるジャンボツリー
目を留めずにはいられない、7メートル四方のウインドーに広がるジャンボツリー

グランドオープンから初めて迎える今年の冬は、本店とともにツリーもパワーアップ。2017年11月23日(木・祝)から12月25日(月)の期間中、店頭の高さ7メートル×幅7メートルのショーウインドーいっぱいに広がる、ウレア結晶によるツリー「MIKIMOTO GINZA TREE 2017(ミキモト ギンザ ツリー 2017)」が展示されます。

ウレア結晶とは、尿素を結晶化させたもので、規則正しく並んだ細長い結晶が集まり、モコモコしているようにも見える不思議な現象。この科学が生み出す自然の造形を、7メートルのウインドーに映える大きさにつくりあげるのは、至難の業であることは、想像に難くありません。ツリーのデザインは、コンテンポラリーデザインスタジオ、we+(株式会社ウィープラス)によるもの。

この二度と再現できない結晶のツリーが、さらに光の演出により輝くとあっては、目を奪われること間違いなし。自分の目で、その神秘的な美しさを確かめずにはいられませんね。

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WRITING :
安念美和子