「賤ケ岳」ってなんと読む?「せんがたけ」ではなく…歴史上の名所ですよ!

明日、6月24日は、戦国時代の名将・加藤清正の忌日『清正忌』です。

豊臣秀吉の家臣で、合戦での活躍もさることながら、築城のセンスが抜きん出ていた名将として知られています。

「清正公」と書けば、一般的には「きよまさこう」と読みますが、清正の居城・熊本城付近では、現代でも親しみと敬意を同時に込めて「清正公(せいしょうこう)さん」と呼ばれているそう。

本日は、加藤清正にちなんだ難読クイズを出題いたします。

【問題1】「賤ケ岳」ってなんと読む?

合戦「賤ケ岳の戦い」の地としても有名な「賤ケ岳」の読み方をお答えください。

なにがたけ?
なにがたけ?

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!

正解は… 賤ケ岳(しずがたけ) です。

「賤」を「しず」と読めましたか?
「賤」を「しず」と読めましたか?

「賤」という字、「賤(いや)しい」「賤民(せんみん)」などの熟語に使用される字ですが、

「賤(しず)」という読み方もあるのです。「賤(しず)」とは、「貧しい」「粗末な」という意味を持つ、古来の日本語になります。

さて、『賤ケ岳の戦い』といえば、織田信長の没後、豊臣(羽柴)秀吉と柴田勝家の明暗を分けた、名高い合戦です。この合戦で秀吉方を勝利に導いた『賤ケ岳の七本槍(しずがたけのしちほんやり)』と賞賛される七人の名将の一人が、加藤清正です。

さて、2問目に参りましょう。

【問題2】「築山」ってなんと読む?

「築山」という日本語の読み方をお答えください。

ヒント:「日本庭園における人工的な小山」を指します。

<使用例>

「こちらのお庭、築山の配置センスが、実に見事ですね…!」

読み仮名4文字ですが「ちくざん」と読んだら「常識知らず」と呼ばれるかも…!!!
読み仮名4文字ですが「ちくざん」と読んだら「常識知らず」と呼ばれるかも…!!!

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!

正解は… 築山(つきやま) です。

ホテルや料亭のお庭で、自然にこの言葉が出せる大人でありたい!

加藤清正は築城の名手、ということで「」という字の入った難読クイズにしてみました。

本日は、6月24日、『清正忌』 にちなんで、

・賤ケ岳(しずがたけ)

・築山(つきやま)

などの難読クイズをお送りしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『漢字ペディア』公益財団法人日本漢字能力検定
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小出 真朱