本気で悩む人ほど試したい! 「ザ・リッツ・カールトン スパ 東京」のフットケア

ザ・リッツ・カールトン スパ 東京のレセプション
ザ・リッツ・カールトン スパ 東京のレセプション

サンダルを履く機会が増える季節になると気になる、魚の目や巻き爪……。素足になると目立ちやすいため、毎年ケアに悩んでいるという人も少なくないのでは。

そんな足や爪のお悩みをケアできるメニューが、「ザ・リッツ・カールトン スパ 東京」にあります。今回訪れたのは、同スパ内にある「ペディ:マニ:キュア スタジオ バイ バスティアン・ゴンザレス」。

メニューを体験したライターによるレポート記事をお届けします。

フランスでは常識!足のお悩みはポディアトリストにおまかせ

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「ペディ:マニ:キュア スタジオ バイ バスティアン・ゴンザレス」スタジオマネージャー、ブノワ・ペリエ氏

魚の目や巻き爪など、フランスでは足に異常を感じたとき、頼る職業があるといいます。それは、足医学の専門家「ポディアトリスト」です。

「ペディ:マニ:キュア スタジオ バイ バスティアン・ゴンザレス」は、世界的なポディアトリスト(足医学専門家)であるバスティア・ゴンザレス氏が手がけるサロン。世界中のラグジュアリーリゾートやスパ内で展開され、高い評価を得ています。

ザ・リッツ・カールトン スパ 東京内にある同サロンでは、ゴンザレス氏の右腕であるポディアトリストのブノワ・ペリエ氏の施術を受けることができます。フランス・パリにある足医学のクリニックに勤めていた経験を持つペリエ氏は、この道20年以上のスペシャリストです。

施術前に立ち寄りたい。ヒートエクスペリエンスで身体を温めてリラックス

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バスに浸かりながら六本木の景色を楽しめる

「ペディ:マニ:キュア スタジオ バイ バスティアン・ゴンザレス」を予約すると、施術の前に約1時間ヒートエクスペリエンスを利用することができます。ヒートエクスペリエンス内には、ドライサウナやスチームサウナの他、ホットバスやコールドバスが。スキンケアのアメニティやドライヤーなども揃っているので、気軽に立ち寄ることができます。

筆者は、ドライサウナで15分しっかり汗を掻いた後、シャワーでクールダウンしました。エアコンで身体が冷えてしまっていたので、血行がよくなったことでリラックスして施術を受けることができました。

医療的アプローチ×美容の力で健康的な足へ! 75分のペディキュアメニュー

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「バスティアン・ペデュキュア」を受けられるルーム

今回体験したのは、「バスティアン・ペディキュア」というネイルトリートメントを含む、総合的なペディキュアを受けられる75分のメニュー。甘皮を処理して爪を優しく磨き、その後余分な角質や皮膚を除去するスキントリートメントへ。仕上げにフットマッサージを受けられます。

中には眠ってしまう人も!? 痛みをまったく感じない「魚の目」の処置

まずは、ネイルトリートメントから施術がスタート。甘皮を処理し、表面を整えてから真珠の成分が配合されたクリームでツルツルに磨いていきます。

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専用の機器で魚の目を除去している様子

続いて、スキントリートメントへ。筆者は足の裏や小指に魚の目があるのですが、施術中まったく痛みを感じないことに驚きました。日本では、魚の目は皮膚科の手術で除去するのが一般的ですが、こちらのサロンでは専門の機器で優しく削るように取り除いてくれます。

施術後は、魚の目部分の皮膚がなめらかになっただけではなく、爪の周りにこんなに余分な角質があったのかと感じるほど、見た目も触った感触もスッキリしました。

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施術に使用する専用機器やアイテム。洗浄・殺菌を徹底している

魚の目除去をはじめとするトラブルの処置とネイルトリートメント、一般的なネイルサロンでは難しい総合的なケアができるのが「ペディ:マニ:キュア スタジオ バイ バスティアン・ゴンザレス」の魅力。

ペリエ氏によると、ペディキュアは本来、ラテン語で「足の不調を治す」という意味があるそう。その語源に根差した医学と美容を融合したアプローチで、健康的で美しい足へと導いてくれます。

素足に自信!ありのままで美しいコンディションに

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上:施術前 下:施術後

施術の仕上げには、つま先から膝までマッサージをしてくれます。程よい強さでリンパを流してくれるので、筋肉の張りや足のむくみが一気に飛んでいくようでした。真珠の成分が配合されたボディオイルを使用するので、肌もツヤツヤに。

そして施術後の爪は、ネイルを塗るのがもったいなく感じるほど、美しい輝きを放っていました! また、不要な角質や魚の目がなくなりスッキリ清潔感のある足元に。久しぶりに、素足に自信を持てました。

ケア後の状態を長持ちさせるには?足には油分ではなく「水分」を

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施術に使用した「バスティアン・ゴンザレス」のアイテムは一部スパで購入が可能

最後に、サロンでケアした状態を長持ちさせるコツをペリエ氏に聞いてみました。

「なめらかに整えた肌の状態を長持ちさせるには、硬くさせない・溜らせないケアが大切です。まず魚の目は、水分たっぷりのクリームを毎日くるくるとなじませてください。足の皮膚は水分が多いため、皮膚が硬くなるのを防ぐには水分を補ってあげることが大切です。

また、爪と皮膚の間に余分な角質が溜まりやすい人は、シャワーの際に歯ブラシでサッと洗ってあげてください。爪の血行促進にも繋がります」(ペリエ氏)

教えてもらった通り実践してみると、1週間経過しても施術後に近い肌の状態を維持できていました。また、フットネイルの持ちも心なしかいつも以上に長持ちするようになった気がします。


ペディキュアのスペシャリストであるブノワ・ペリエ氏の施術を受けられるのは、日本では「ザ・リッツ・カールトン スパ 東京」だけ。

また7月から、2名のセラピストによる足・脚、手・腕を同時に施術するトリートメント「バスティアン・デュオ」もスタートしています。今年こそ、素足に自信が欲しいと思っている人はぜひ、フランス式のフットケアを体験してみてはいかがでしょうか。

※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。

問い合わせ先

  • ザ リッツ カールトン スパ 東京  
  • 営業時間/10:00〜18:15(トリートメント最終受付時間)
    料金/バスティアン・ペディキュア 75分 ¥24,882、バスティアン・デュオ 75分 ¥43,384(ともに税・サービス料込)
  • TEL:03-6434-8813
  • 住所/東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン
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この記事の執筆者
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