長く続いた行動制限の中で、ドライブが安心して楽しめるプレジャーだと再認識した人も多いだろう。そのドライブが、もしこんなスーパースポーツカーによるものだったら、その悦楽は魂の芯まで震えるほど。行き先はどこだっていい。気持ちよく流せる道さえあれば、そこがもう目的地となるのだから。
オープンカーの醍醐味を倍増させる720馬力
空に抜ける開放感、ダイレクトで感じる風、生音を聴けるエグゾーストサウンド......。
オープンカーの醍醐味はいくつもあるが、720馬力を誇るマクラーレン720Sのスパイダーともなると、それらの悦楽は何倍にも増幅するらしい。
特に、遮るものなく耳に飛び込んでくるエグゾースト音にゾクゾクしながら、自分の操作ひとつで風を切る感覚がたまらない。
ストレスを解消し「やる気」を起こさせる、好循環
オープンタイプのスポーツカーは屋根に覆われておらず、おのれがむき出しとなる分、より多くのアドレナリンが分泌され、結果、「やる気」が倍増する。
高次元のプレッシャーと戦い続けるハイクラスのビジネスマンやクリエイター、あるいはアスリートたちに、「明日の活力」という有益な副産物をもたらす絶好のストレス解消法として重宝されているのも納得だ。
クルマには適切なメンテを、乗り手には紫外線ケアを
ところで「夏にスーパーカーを走らせるのはNG」という説もあるが、それは愛でて慈しむクラシックモデルのお話であり、走ってなんぼの最新テクノロジーで構築されたスーパースポーツカーは、そんなやわではないのでご安心いただきたい。
ただし、乗り手はやられる。灼熱の太陽の元で渋滞にハマったら、快楽ドライブが修行に変わってしまう前にルーフを閉じよう。カーボンファイバーの電動ルーフはわずか11秒で閉まる。時速50km以下なら走行中も開閉が可能だ。F1由来の究極のロードカーといえば「ストイックで無骨」なイメージだが、こうした使い勝手の良いラグジュアリーな仕様を備えている点も、高級スーパースポーツカー、マクラーレンならでは。
一方、オープン時はもちろんルーフを閉じても遮ることができないのが、紫外線だ。
機能美あふれるスーパーカーだからこそ、乗り手も美しくありたいもの。夏ドライブの際は（夏じゃなくても）ぜひ紫外線ケアを。顔や体の素肌だけでなく、髪や頭皮への対策も必須だ（髪、大事でしょ？）。
最後にドライブの前後に活用いただきたいケアアイテムを紹介しよう。飲むタイプの日焼け止めや手軽に使えるスプレータイプなど、高機能で男性にも使いやすいものをチョイスした。
あなたが5年後も、美しく愛車を乗りこなすことを強く願って。
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- TEXT ：
- 林 公美子 ライター
